何しろ、視聴率70％の男“イ・スンギ”の主演作とあるだけに、韓国での「僕の彼女は九尾狐」に寄せる期待はすごいものだった。ドラマのスタート1週間前には、盛大な記者会見が開かれた。記者会見の様子はナビコンの当時の記事で詳しく紹介しているので参照されたい。

ドラマは第1話から「玉キス」という隠し玉を披露するという徹底振りで、まずまずの滑り出し。実は、この「玉キス」だが、当初キスシーンは予定されておらず、現場で急遽キスシーンに変えられた。イ・スンギが「楽しく演じられた」というのに対して、シン・ミナは「感情が盛り上がらなかった」といった厳しい評価。彼は、「華麗なる遺産」の吊橋のキスでも、苦い経験があるだけに、この手厳しい評価は気になるが…実際には、恋愛感情の結果のキスではなく、クミホのシン・ミナが、テウンを生かすために玉を渡してやるシーンの、いわばついでの行動だったために、盛り上がらなかったのだ。しかし、すでに第1話を視聴された方は、その美しい映像に胸がときめいたはず！とても思いつきでやらせたとは思えない演技で話題となった。当時の動画ニュースで紹介している。

韓国での視聴率は、50％たたき出した「製パン王キム・タック」が先行放送していたために、初めこそ少々伸び悩んだが、「キム・タック」終了後は、順調に視聴率を伸ばした。9月の旧盆には、先にドラマを終了した「製パン王キム・タック」のスペシャル番組が同時間に放送され、17.9％の視聴率を記録したが、「クミホ」はそれを5ポイント近く超える22.5％の視聴率を記録し、無念を晴らした。

もっとも視聴率に関してイ・スンギは、当初から楽しんでおり、「プレッシャーもあるが、好きなドラマの方を楽しんで視聴すればいい」と、さすが視聴率70％の男として、余裕の発言をしている。

主演を演じたイ・スンギは、日本でファンミーティグも開いており、ナビコンでも取材しているので、参考にされたい。【「僕の彼女は九尾狐」を2倍楽しむ】コーナーでどうぞ。



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「僕の彼女は九尾狐」は、3月25日から月曜日～金曜日の毎日朝10時5分からTBS韓流★セレクトで放送中。見逃し配信もTBSオンデマンドで配信中。

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