神鬼干が見せた男気!スロの妃問題に暗雲…「鉄の王キム・スロ」第29話あらすじと見どころ-BSフジ

2011年05月10日15時28分ドラマ
(C) MBC 2010 All Rights Reserved

シングィガン(神鬼干)によって、養父母、そして、前回は実母までが殺されたスロ!第29話では、シングィガンの生殺与奪の権をスロが握ることになる。また、いよいよ王となるスロの前に、新たな問題も起きる。

何とか平和を取り戻しはじめたクヤ国(狗邪国)だったが、新たなる問題が勃発した。クヤ国の周辺国(弥烏邪馬国や半路国など弁韓12カ国の中の国々)の首長が怒鳴り込んできた。弁韓の首長たちは、クヤ国が富を独占していることについて抗議しにきたのだ。スロは小国に鍛冶職人を派遣して鉄の技術を伝授し、小国を統合した連盟国・伽耶(カヤ)を建国し、伽耶国を通じて貿易することを提案し、自らが伽耶国の王となることを宣言する。すでに、スロが天命を受けた人物であることや彼の人柄は広く伝わっているようで、残るひとつの問題さえ解決できれば、誰もこれに異を唱えるものはいなかった。そのひとつとは、スロの仇であるシングィガン。

シングィガンは性懲りもなく、残り少ない兵と一緒に巻き返しのチャンスを狙っていた。しかし、そう思っているのは本人と、腹心の部下ギテとほんの少しの兵だけだった。それ以外は、シングィガンを裏切り、命を狙うものさえ出てくる始末。これまで散々悪の限りを尽くしてきたシングィガンだが、ここまでくると少々哀れでもある。作り手もそう思ったのか、今回初めて彼の男気が見られる素敵なシーンがあるのでお見逃しなく。

スロ(C) MBC 2010 All Rights Reservedしかし、その彼もついには捕まり、その命の灯はスロの一言で今にも消えそうな心細いものだった。スロにとっては仇でもあるが、事情はともあれ一時は父と呼んだ人物。スロはどういう決断を下すのか?
シングィガンに絡んだ見せ場はもうひとつある。民の前でスロを非難する言葉を発するも、すでに民心を掴んでいるスロには何の効き目も無い。そんなシングィガンの最後の誇りを守ったのが、ギテだった。

シングィガンの問題が解決したことで、スロが王座に就くことを反対するものは一人もいなくなった。しかし、またもや問題勃発!考えて見れは、劇中“モテ役”はスロだけだった。29話でもそれは変わらなかった。なんと首長たちやクヤ国九干の我刀干までが自分の娘を連れてきて、スロとの結婚を望むのだった。上の写真を改めて見てみよう。ファンオクの目が鋭く、スロの口元がなにやら弁解しているように見える。果たして、スロは並み居る花嫁立候補たちを前にし、どのような態度をとったのだろうか?

ドラマは、残すところ後3回。花嫁問題で1話を使ってしまったわけだが、スロが王になる姿はいつ見られるのだろう。

クヤ国の色恋沙汰はスロの独り占めだが、サロ国ではなにやら胡散臭い恋バナば進んでいた。クヤ国の商人、ヨムサチが次次雄王にアロとの結婚を認めてほしいと直々に頼むという暴挙に出たのだ。これには王はいたく立腹するが、アロが助ける。二人手を取るシーンも見られるが、果たしてアロは本当にヨムサチを愛し始めたのだろうか?
ソク・タレもまたアニとのラブラインを着々と確かなものにし始めた。

kandoratop【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
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