SUPER JUNIORら注目K-POPアイドルの「The 4th K-POP SUPER LIVE」を徹底レポート!前編

2011年05月17日03時26分音楽

今最も注目を集める5組のK-POPアーティストSUPER JUNIOR、SHINee、シン・ヘソン、大国男児、X-5による「The 4th K-POP SUPER LIVE」が、5月15日幕張イベントホールにて開催され、昼夜の2回公演で合計1万4000人を動員した。主催・企画:若い制作者連帯/DATV。main提供:若い制作者連帯/DATV
本イベントは、以前から注目度の高いイベントだったが、東北地方太平洋沖地震により開催の日程が変更となった。入口には募金箱が設置され、当日販売されたリストバンドの収益金全額が被災者に寄付されるチャリティーイベントとして開催された。

取材した夜公演は7時からステージが始まる予定だったが、開場の6時の時点で多くのファンが列をなして会場になだれ込んだ。全席番号付きの指定席であるにもかかわらず待ち切れないファンがこれだけ居たということに、今回のイベントへの期待の大きさが伝わってきた。

会場の暗転と共にステージ中央とステージの両脇に備え付けられた3つのスクリーンにSHINeeのMVが映し出される。楽曲は「Lucifer」。「きゃー」という歓声と共に一斉にみんなが立ちあがり手に持ったライトを紹介映像の音楽に合わせてふる。緑と青に会場が染まる。まだステージは暗くメンバーの姿は見えていないというのに、客席からは曲に合わせて掛け声が上がる…。音楽は止まり、ステージがパッと明るく照らし出され、そこにはSHINeeの5人が立っている。さきほどの歓声とは比べ物にならない大歓声が会場から上がる。間髪いれずにビリビリとしたシンセベースが鳴り響く。「Juliette」だ!本ステージ1曲目と言うこともあり曲中ステージからの歓声は絶えず続いていた。続いて2曲目「Stand by me」を日本語で歌いあげる。早くも一体となった会場は大合唱となった。2曲目が終わるとMCタイムに入り声を合わせて「コンニチハ!輝くSHINeeです!」と上手な日本語を披露。

ONEW:コンニチハ!リーダーのONEWです!
JONGHUN:コンニチハ!SHINeeのJONGHUNです
TEAMIN:コンニチハ!私はTEAMINです!
MINHO:コンニチハ!SHINeeのMINHOです!
KEY:コンニチハ!SHINeeのKEYと申します!
JONGHUN:ミナサン今日も一緒に楽しんでますかー!?ミナサンほんとに会いたかったデス!ミナサンも僕たちに会いたかったデスか?
KEY:地震、1日も早い復興を支援していこうと思いマス
MINHO:今日も最後までヨロシクお願いしまーす!
TEAMIN:それではツヅイテの曲をやりマス

SHINee提供:若い制作者連帯/DATV  SHINee3曲目は「Ring Ding Dong」
ボンゴライクなパーカッションがフューチャーされたダンス色の強い曲だが、全身黒で決めたダンサーも加わりキレのあるダンスでクールに決めてくれた。客席からはHEY!の掛け声とともにライトが揺れていて、クラブ顔負けに会場中のファンが体を強く揺らしてノッていた。
4曲目は「Hello」
始まるや否や観客から歓声!イントロでは客席から掛け声があがっていて、ファンもかなり楽しんでいる様子。ベースの重低音が心地よく体に響くなか、明るく開けるサビが何とも爽快であった。サビでは息の合った「HELLO!」の掛け声が響いていた。

ここでまたMCタイム。
ONEW:みなさん、どう?
JONGHUN:僕たちすごく元気!あじゃっす!
ONEW:ボク達日本デビュー決まってイル、おーもいますが…(すかさずKEYが「おーもいますが!」と繰り返して笑いをとる)
KEY:Replayが6月22日に発売されます!ぜひ聞いてください!
JONGHUN:次、最後の曲デス。Lucifer聞いてください!

5曲目の「Lucifer」はR&B、HIPHOPをSHINee流の解釈で昇華したクールナンバー。ダンスも見所が多く、メンバーのダンスにたびたびファンから歓声が上がっていた。観客の興奮が沸騰寸前のところで曲が終わり、「ありがとうございます!」「アジャス!」っと各々が感謝を述べ、ステージを後にした。

大国男児提供:若い制作者連帯/DATV  大国男児2組目の大国男児の「Love Power」のサビが1コーラス流れたかと思うと早くも大国男児の5人が登場。1曲目は「憧憬少年」でさわやかに幕を開けた大国男児。メンバー全員が赤いツナギでコーディネートしており、ファッションでも楽しませてくれた。1曲ですっかり会場は大国男児モードになり、ファンは自分が好きなメンバーの名前を呼んでいた。続く2曲目は「奪いたい今すぐに(日本語)」だ。1曲目とは打って変わって艶のあるR&Bライクなバラードを歌い上げた。先ほどまで賑やかだった客席も聞き入っていた。「奪いたい今すぐに(日本語)」がおわるとトークタイムとなった。

メンバー:1,2,3,コンバンハ!僕たちは、大国男児です!!
インジュン:大国男児のインジュンと申します!よろしくお願いします!
メンバー:大国男児の○○と申します!よろしくお願いします!(順に挨拶)
カラム:3月に日本で大きな地震があって、今日本の人たちはすごく怖いと思うんですが。それでも大国男児が少しでも力になれたらと今日はここに出てます。それから、大国男児はいつも応援してくれる日本の皆さんのことを応援していますので、一緒に頑張りましょう。
(これには会場から大きな拍手が起きる)

3曲目は「ふらふら」。オートチューンのかかった印象的な最初のメロディーで会場がセンチメンタルな雰囲気になる。リズムが入ると客席から掛け声もあがり曲が進むにつれて盛り上がっていく。後半よりダンサーが入りダンスも大迫力だ。大国男児をみている客席は一体となってステージを見つめ体を揺らしながら聞き入っているようだった。
続いて4曲目「Love Power(日本語)」。イントロが始まるとともに歓声が上がる。Aメロからキャッチーさ全快の極上のPOPSを聞かせてくれた。特にミカの歌声が気持ち良く響いていたのが印象的だった。

カラム:もう、最後の曲ですか
ジェイ:早いね
カラム:ワカル。。
(ステージを終えるのを惜しむ一幕に会場からは「きゃー」と喜びの悲鳴!)
カラム:6月15日に発売の2ndシングル、Love Bingo! ダンスがすごく面白いです。」といってメンバーがアカペラで歌いながら躍り出す。客席からはもう曲に会った掛け声が上がっている。ヒョンミン:「それじゃー!盛り上がりましょうー!!

気持ち良くポルタメントするシンセリードから「Love Bingo!(日本語)」が始まる。爽快で楽しげ。夏によく合う一曲に仕上がっている。一度聞いたら忘れられないイントロでは観客も一緒になって笑顔で掛け声をあげていた。

X5提供:若い制作者連帯/DATV  X-5続いてゲストとして登場したのは大国男児弟分のニューカマーX-5だ。X-5は独特な5人が集まったということから、“異種”という意味の“Xenos”の頭文字を取りグループ名としたメンバー全員が180cm台の長身、イケメンという5人組だ。
1曲目「Get off me(目の前に現れるな)」

黒いシャツに黒い革のパンツでクールなスタイルで歌われたこの曲。縦揺れのビート感とセクシーな歌声に会場全体が夢中でリズムを刻んでいた。スクリーンに映し出された心電図のようなアニメーションと会場の振動がリンクしていた。曲が終わったとたんメンバーはステージからいなくなってしまった。どうしたのかと思っていると、白のセットアップに身を包みサングラスという格好のメンバーが登場。
2曲目「fantasy」がはじまる。ダンスチューンだが、スクラッチノイズやロボットダンスを思わせるダンスで一味違うステージを見せつけた。
メンバー:皆さん、コンニチハ!僕たちはX-5です!
(客席からは待ってましたと歓声)
Ghun:はじめまして!僕はX-5のリーダーGhunです。最後まで一生懸命頑張ります!
HaeWon:はじめまして!ボーカル担当のHaeWonです。チャームポイントはセクシーな目つきです。
Zin:X-5で一番身長の高いZinです!X-5はこれから韓国でも日本でも頑張りますので期待してください!
Zin:このたびは被災されたみなさまにお悔やみ申し上げます。
HaeWon:今でも避難所にいる方がいると聞きました。。頑張ってください!

力強いメッセージを告げ、早くも最後の今日「The show is over(笑わせるな)」を披露。エッジの来たダンサブルナンバーだ。ダンサーも加わり、終始クールに決め多くの人を魅了した。

 後編へ>>

他の韓流レポートは下の[イベント関連]から読めます。
kandoratop   [イベント・取材レポート]に戻る

★本サイトに掲載している記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。


「The 4th K-POP Super Live」特設サイト
出演アーティストたちのMVは以下の公式サイトで視聴できる。
SHINee オフィシャルサイト
大国男児
X-5
シン・ヘソン
super junior