掌隷院襲撃!悲しい奴婢の口づけ…「推奴-チュノ-」第23回のあらすじと予告動画

2011年05月17日02時08分ドラマ

王孫・石堅(ソッキョン)を助ける最後の手段として世子・鳳林大君を頼んだが、仁祖王から「ソッキョンの名を出すだけでも謀反である」と釘を刺された世子は、テハの願いを聞き入れることなく立ち去った。世子が立ち去るや、ファン・チョルンが、手下らと一緒に襲ってきた。今回はオッポクたち奴婢団の“上”の人として指示を出していた謎の人物の正体も明かされる。

奴婢団が起した宣恵庁の騒動で騒然とする中、追ってきたチョルンの部下らを倒し身を隠したテギルとテハは、追っ手からの目を避けながら 逃亡を続ける。これは世子の罠なのか?それとも…。

テギルとテハ(C) 2010 KBS. All rights reserved テギルはかつて仲間と暮らしていた宿にテハと一緒に向かった。誤解が解けたとはいえ、おかれた環境があまりにも違いすぎる二人の会話に注目しよう。ここでテハはついにソッキョンを連れて清に行くことを決意する。テハはヨンゴルテを頼みにするつもりだが、会いにいくこともできない相手と、いかにして連絡を取るのだろう?

山に身を潜めて仲間と一緒に次なる指令を待つオッポクは、国を相手に戦うことに次第に疑問と大きな不安を抱き始めていた。「今まで両班を殺してきたが、今日初めて人を殺してしまった。カンアジという名前を教えてくれたのに…。(カンアジは子犬という意味)」 そういうオッポクに、謎の人物は「犠牲のない勝利がどこにありますか?キユンという男も死にました」と、キユンが奴婢団のお金を着服していたことを話し、味方も殺さなければならないときがある、それに耐えてこそ理想の世が作れるのだ、と語る。さあ、この言葉を聞いたオッポクが何を思ったか、お聞き逃しのないように。

これまでオッポクたちに指示を出していた謎の人物だが、今回ついにその正体が明かされる。彼は両班の服に身を包みある人物に会いに出かけた。果たして彼が向かった先に居たのは、左議政、チョルンの義父イ・ギョンシクだった。
この後イ・ギョンシクは、謎の男を使って自らが影で全てを操っていることを隠しながら、宣恵庁での暴動が奴婢の反乱の前兆であるとを仁祖王の前で主張する。しかし仁祖王は冷静に、奴婢が加担していたとしても、奴婢が主導したとは限らない、と答えるが、それでもイ左議政は、頻繁している両班への襲撃も、奴婢の仕業だといって譲らない。彼は、大規模な推奴を行い、戸籍を整理し、10万近くになるだろう奴婢たちを、清との戦いに備えて北の築城現場に送り込もうとしていたのだ。

奴婢団の元に戻った謎の人物は、ついに掌隷院襲撃を決行する。しかし、200人ほど集まるはずのメンバーはおらず、オッポクもまた戻ってこない。不安がるクッポンたちにの身にとんでもないことがおきる。ちなみに、米、布、銭の出納を所管する役所が宣恵庁で、奴婢の記録を保存していたところが掌隷院。

作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
        イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル

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