衝撃の最終回!今夜明かされる憎むべき本当の相手とは…「天使の誘惑」第20、21話あらすじと見どころ!

2011年06月17日15時17分ドラマ
(C)SBS Contents Hub

長く続いた女と男の復讐劇もついに今夜17日、2時間の放送で完結する!第20話では、妻ギョンヒを助けようとして、車にはねられたシン・ウソプが死の淵をさまよい、アランたちとヒョヌ(アン・ジェソン)との激しい攻防戦が繰り広げられる。最終回では、アランが憎むべき人間がシン・ウソプではなく別にいたことが明らかになる。バラバラになったシン家の家族の絆は?アランとジュスンの執念の復讐は?そして、アランとジェヒ(ギョンラン)との姉妹の関係、ヒョヌとジェヒの愛は…解決すべきことが山積のドラマ「天使の誘惑」は、17日夜7時からBSTBSで放送される。

■第20話:復讐の報復
シン・ウソプはどうにか命は取り留めたが、半身不随となってしまった。ギョンヒは「罰を受けるのは自分だ」と言ってむせび泣き、出て行こうとする。このあとの二人の会話のシーンは必見!ドラマ冒頭から悪役との設定で描かれていたシン・ウソプの、不器用なまでの愛の形が描かれている。ウソプは何もかも知っていたのだった。ジュスンは見捨てられた子ではなかった。彼はジュスンを妻の不倫の子と知りながらも愛していたのだった。ウソプの大きな愛のシーンに、視聴者はきっと涙するはず、ティッシュの準備をお忘れなく。

ところで、このときウソプは自分が半身不随になったことを知らない。ドラマ後半でそれを知ったときのウソプの取り乱しようをお見逃しなく。

姉アランと愛しいヒョヌの間でゆれるジェヒは、ヒョヌに置手紙をし、アランにも思い出の“赤い靴”を送り、姿を消してしまった。ジェヒがどんな手紙を残し、どんな思いで“赤い靴”を手放したのか…。

ジェヒの思いも届かず、アランとジュスンそしてヒョヌのそれぞれの復讐は収まる気配もない。ジュスンは、ヒョヌをアン・ジョソンの名をかたって、詐欺を働いていたとして訴え、さらにソウル家具の最後の約束手形を持っている。一方ヒョヌは、交通事故と別荘放火の犯人がアランであるという証拠のUSBメモリーを持っていた。

何とかこの復讐の輪を断ち切ろうと、ついに母ギョンヒがある秘密をジュスンに告げる。まったくこの女性は秘密が多すぎる。ジュスンが自分の子供だったこと以外にも、とんでもない秘密を抱えていた。決して償えない大きな罪を犯していたのだ。ギョンヒは、この告白をヒョヌにもする。これを聞いたヒョヌが受けたショックの大きさから、彼女の犯した罪の大きさがわかる。悲劇の始まりは、全て母ギョンヒのせいだったのだ。しかし、彼女の告白は遅すぎた。

そんな折、ヒョヌが使っていた名義の本人“アン・ジェソン”が登場する。彼の出方次第で、ヒョヌの詐欺罪が成立するかもしれない。果たしでジュスンの思惑通り、ヒョヌの詐欺罪は成立するのか!ところで、“アン・ジェソン”として登場する俳優に注目しよう。この人物は、ドラマ「妻の誘惑」のミン・ゴヌを演じたイ・ジェファンだ。さすが数々のヒット作を描いた脚本家キム・スノク。最終回目前にして視聴者を喜ばせてくれる。

天使の誘惑(C)SBS Contents Hub■第21話(最終回):交錯する運命
ウソプの病院に現れたジュスンは、アラン姉妹の両親を殺したのがヒョヌの母ギョンヒだとウソプに明かす。その話を聞いたアランは、ギョンヒを連れ出す。果たしてアランはギョンヒをどうしようというのか?そんなギョンヒを救ったのはジェヒ(ギョンラン)だった。ジェヒは、ヒョヌのためでもギョンヒのためでもなく、姉アランにこれ以上の罪を重ねてほしくなかったのだ。初めて二人が姉妹に戻った瞬間だ。二人はこの後、互いの気持ちを告白する。ここでアランは初めて、両親が事故にあった日のことをジェヒに話す。そこには、両親の死が自分にもあると、小さな胸を痛めて育ったアランの悲しい過去があった。この後二人はギョンランにに戻ったジェヒの部屋で一緒に食事したり、入浴したりする。そして、この後、アランはギョンランに最高のプレゼントを用意する。このプレゼントはドラマのラストではっきりするのでお見逃しなく。

さあ、ドラマはいよいよラストに向かって走り出す。ジェソンは母の秘密をジェヒに告白し、謝罪する。その秘密が二人の愛に終止符を打つとわかっていながらも、ヒョヌはジェヒに話すしかなかった。

ヒョヌが全てを終わらせようとしたとき、ここで妹ヒョンジが全てを台無しにしてしまった。果たして彼女は何をしたのか?

天使の誘惑(C)SBS Contents Hubドラマの中で、唯一視聴者をホッとさせてくれたヒョヌの弟ヒョンミンが、最終回で遂にヨンジェと結ばれる。バラバラになったシン家がひとつになろうとしたとき、またもや不幸が家族を襲った。…そして、全てが終わった。

ドラマのラストはヒョヌの語りで締めくくる。「あそこに憎んでいた2人がいる。1人は僕の妻だった女で、もう1人は母さんの息子だ…」この台詞に、恨みは決して復讐では晴らせないという脚本家キム・スノクの深いメッセージが込められているようだ。ドラマの全てを語る、胸にしみる言葉をお聞き逃しのないように。

それにしても、どんでん返しの多いテンポのあるドラマだった。やたらツッコミたくなるドラマだったが、そのツッコミをみごとに利用したあらすじ展開や、死後まで善人のように描きながら、全ての罪をギョンヒに持っていかせるみごとなトリック。「妻の誘惑」と同じく、脚本家キム・スノクにまたしてもしてやられた、見ごたえのあるドラマだった。


長い間、2倍楽しむコーナーにお付き合いいただいてありがとうございました。コーナー最後は、すっかりしてやられた名脚本家キム・スノクの代表作「妻の誘惑」と本作とを見比べてみたいと思います。ナビコンの韓ドラコーナー「韓ドラここが知りたい!」には、他にもたくさんの韓国ドラマの紹介をしています。合わせてご覧ください。

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