思いがけぬ褒美は…適材適所!「トンイ」第11話あらすじ、見どころと予告動画-NHK

2011年06月18日21時36分ドラマ

トンイが検視官のような働きで、オクチョンの無実を証明した帰り道、オ・テソクの手下に襲われるが、粛宗が助ける!もっとも実際に助けたのは、粛宗の手下のもので、粛宗は「またまた夜更けにうろうろして問題を起す」とトンイを叱っただけだったが…。ともあれ、トンイは3度目のピンチも粛宗に救われた。第11話の「トンイ」は、手柄を立てたトンイをめぐりドラマは展開する。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。



トンイ(c) 2010 MBC漢城府の高官、判官だと思い込んでいる粛宗王に助けられたトンイは、日中協力を得ようと訪ねたが、門前払いを食わされたことを恨みがましく言う。あわてた粛宗が、なんと言ってその場を取り繕ったかはドラマで確認しよう。
粛宗は、捕庁に向かい、トンイが明らかにしたオクチョンの証拠を直接目にし、一介の女卑が何故このような知識を持っているのかと驚く。ここで捕盗庁のソ・ヨンギが話す言葉に耳を傾けよう。彼のこうした真っ正直さが、粛宗はお気に入りのようで、オクチョンを貶めようとした犯人を今後も捜査するように命じる。

一方、監察府では、チョン尚宮とポン尚宮が薬房の取引記録を調査し、事件当日は半夏が取引されていなかったことを調べ、事件の再捜査を申し出ていた。しかし、ユ尚宮がこれを聞き入れず、今まさにオクチョンの刑が確定しようとしたとき、オクチョン無実の知らせが入る。すっかり顔をつぶされた形になった監察府が、オクチョンに謝罪をした後のオクチョンの台詞をお聞き逃しのないように。
就善堂に戻ったオクチョンは、誰よりも先にトンイに会いたいと、彼女を呼び寄せ手柄を誉める。ここでのトンイの言葉がすばらしいので紹介しよう。「私はただ、チャン尚宮を信じていただけ…」、そしてこの後続く、身分を越えたオクチョンのトンイへの最大の賛辞の言葉をお聞き逃しのないように。この後、オクチョンは、粛宗にトンイを宮女として使いたいと申し出る。

ところでたびたび引き合いに出して恐縮だが、ドラマ「張禧嬪(チャンヒビン)」に登場するオクチョンと、ドラマ「トンイ」のオクチョンのあまりにも違う描き方に、彼女が史実に残る悪名高き三大悪女の一人だということを忘れそうになるが、彼女の兄の登場で三大悪女振りを思い出した。オクチョンには、ヒジェという兄がいる。これが、とんでもない放蕩もので、今後オクチョンを何度もピンチに陥れることになる。今回も初登場にして早々と問題を起している。しかし、この御仁、遊び人だけあって人を見る目だけは確かなようだ。オクチョンは、早速トンイのことを兄に見定めてもらう。果たして、ヒジェが見立てたトンイの評価とは…?

翌日、街にお使いに来ていたトンイは、粛宗と偶然出会う。そして粛宗、トンイ、ヨンダル、ジュシクの4人でお酒を飲むことになる。このくだりがなんともほのぼのと楽しいのでお見逃しのないように。途中、粛宗がヨンダルをみてアドリブと思われる一言をつぶやくのもお聞き逃しのないように。トンイと出会って、平凡な男として過す夢が叶った粛宗は、トンイも別人として生きたくはないかと訊ねる。トンイが奴婢ではなく、別な人生を送りたいと願っていることを察した粛宗は、オクチョンの願いどおりある事を決意した。さて、意を決した粛宗はこの後、オクチョンではなく王妃の元を訪ねる。果たしてその真意は…?

さて、第11話では、チョンスがトンイに1歩近づくことになる。果たして、チョンスとトンイの再会はいつになるのか…。

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