サンを救った一発の銃弾!「イ・サン」第26話あらすじと見どころ、予告動画と役立つ情報-NHK

2011年10月15日11時59分ドラマ

テスから相談を受けたホン・グギョンは、昨年の記録画の席順と照らし合わせ、今年の席順が暗殺しやすい場所に変っていることに気づき、儺礼戯(ナレイ)の席でサン暗殺の計画があるのはほぼ間違いない、と確信したが、肝心の暗殺計画の中身がわからない!第26話では、ついに儺礼戯の宴が始まり、暗殺計画が実行される。果たしてサンの命は…?第26話の予告動画は、NHK番組サイトで視聴できる。

イサン(c)2007-8 MBCいよいよ大みそか恒例の王室行事、儺礼戯(ナレイ)が始まる。貞純(チョンスン)王妃は、サン暗殺計画のずさんさをファワンたちに指摘されて中止を命じたが、キム・ギジュが独断で計画を実行。行事の進行とともに暗殺の準備が着々と進み、いよいよ爆薬が仕掛けられた最後の花火の時間が近づく。一方、花火の爆薬に気づいたホン・グギョンはあわてて宮殿に向う。だが、中へ入るための許可証を持っていなかった。

ホン・グギョンが、暗殺の手口がわかったのは実行される当日だった。兵器を作る役人・軍器寺が肥を運ぶのを見てひらめいたのだ。当時は爆薬の材料を作るために肥が使われていた。酔ったサラリーマンが余興でオナラに火をつけるというのは聞いたことがあるが、まさか、肥から火薬の素ができるとは驚き。化学の得意なスタッフに聞くと、肥に含まれる硝酸(HNO3)とカリウム(K)の含まれた灰を混ぜると、硝酸カリウム(KNO3)というのができ、これは黒色火薬に用いられるそうだ。チリの砂漠地帯やアメリカ西部の乾燥地で天然に産出されるらしい。この後延々と説明があったが、聞いてもうまくここで紹介できそうもないので以下割愛。まさか、韓国史劇をみていて化学の勉強までさせられるとは…。イ・ビョンフン監督には振り回されどおしだ。

ドラマに戻って…暗殺は、行事最後の壇上にいる王族の一人一人の前に置かれる花火だ、と気づいたグギョンは、ダッシュで宮殿に向かうが、既に宴は始まっていた。テスとグギョンは何とか事態をサンに知らせようとするが、近づくことができない。万策尽きたその時、テスがひらめいた!何とテスはサンに向けて銃を発砲した。いや、サンの隣の花瓶に向けてだ。銃でサンを席から遠ざけようとしたのだ。テスの狙い通り、この発砲でサンは爆発の直前に席を立った。しかし、暗殺を仕掛けた者のミスで、和緩の花火にも爆薬を仕掛けてしまった。これにより和緩は重傷を負うことになる。宴での武術披露や華やかな舞、そして花火の美しさは見ごたえたっぷり。そして、その後の迫力の大爆発をお見逃しなく。

宴の後、テスは今回の一件をサンに話し、暗殺を阻止できたのはグギョンのおかげだと打ち明け、銃を撃ったのが自分だと名乗り出る。サンは、テスの機転を大いに褒め称え、ホン・グギョンを宮中に呼び寄せた。テスの説明で、例の暴動騒ぎの真相を知ったサンは、グギョンへの誤解をとき「お前を追い出した自分を何故助けてくれたのか?」と質問する。この後に続く互いを認め合う男二人の胸にしみる会話、この後も劇中何度も登場するこのシチュエーション。最後のそのときまで数々の名台詞が聞けるので存分に堪能されたい。

ところが、後日、テスは大罪人を捕らえる義禁府に連行されてしまう。いったい何故?そして、この事実を知ったサンは?

■お勧め情報
ここから本格的にホン・グギョンがメインストーリーの中で、キーマンとしてドラマをリードし、後半の準主役的なキャストとして数々の名場面を披露する。そんな彼の生涯を描いたドラマに「王道(ワンド)」がある。少々地味な作品だが、「イ・サン」をもっと深く知る上で、なかなか役に立つ作品だ。この作品については、こちらで詳しく紹介している。⇒GyaO!、あの「イ・サン」のサイドストーリー、洪國榮の悲運の生涯を描いた「王道」大好評無料配信中! 全34話で、2011年10月12日(水)~2012年2月7日(火)まで毎水曜2話ずつ、GyaO!で無料配信されている。物語の始まりも「イ・サン」とドンピシャ!無料のこの機会に視聴されてはいかがだろうか?
また、GyaO!【ドキてれ】で、NHKで好評配信中の「イ・サン」などのドラマの予告動画がまとめて視聴できる。

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】

NHK総合「イ・サン」番組サイト

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