「トンイ」第39話あらすじと見どころ:悲しい再会と忌まわしき記憶…

2012年01月07日17時29分ドラマ

どうやら粛宗の見た夢は、トンイ懐妊の予知夢だったようだ…正式な側室・淑媛(スグォン)になったトンイに男の子が誕生し、粛宗は政務に励み、宮中は幸せなムードに包まれるが…第39話では、トンイが始めた慈善活動がきっかけで、またもや事件に巻き込まれる。「トンイ」39話、番組サイトには、予告動画と前2回分のダイジェストが視聴できる。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。



トンイ(c) 2010 MBC粛宗は息子を永寿(ヨンス)と名づけ、誰よりも王子を可愛がっていた。今や粛宗からの寵愛を当てにできないオクチョン(禧嬪)は、我が子の王位継承でしか起死回生の道は残っていない。ところが、宮中では王の世継ぎはトンイの息子に入れ替わるのではないかとささやかれはじめる。そのウワサは当然オクチョンの耳にも入る。さて、今回もまたオクチョン母が余計なことをしでかす。いったい何をしでかすのかはドラマをお楽しみに。

トンイの子ヨンスの百日の祝いが近づいていたが、トンイは王妃(中殿)に祝宴の代わりに新たに粥所を設け、貧しい民に粥を配りたいと申し出る。王妃はいかにもトンイらしいといい、粛宗はこれにいたく感激し新たに粥所を設ける。粥所は大盛況。もちろん、あのトンイが忙しい中じっとしているわけがない。宮女に変装して誰よりもよく働いた。
そんな時、活人署の役人が、ある“声明文”を袂に殺される事件が起こった。その事件の犯人らしき者が剣契(コムゲ)の印の入ったハチマキを落としたのを目撃したトンイは、昔にあった両班殺しの事件のように剣契を利用した謀略だと感づく。

その頃、勅使から戻ったチャン・ムヨルが、この事件を担当することになった。彼は昔、トンイに謎のサインを残した「両班殺害事件」で殺された大司憲の息子。公平な人物として粛宗の信頼も厚い人物だった。

今回の事件も昔、父と剣契を陥れた者の仕業かもしれないと思ったトンイは、再び死んだ大司憲が残した手信号について調べようとする。さて、側室・淑媛の身では自由に宮殿の外に出ることもできない。トンイは今度はどんな手を使って市中に繰り出すのか?
殺された役人の袂に入っていた声明文には何が書かれていたのか?
剣契を名乗る輩は本当の剣契の残党なのか?彼らが真に標的としている人物とは?
第39話では、この謎がすべて明かされる。
そして、トンイは懐かしい人物と悲しい再会を果たす。果たしてその人物とは?

今回の見どころはトンイが久しぶりに宮女となったり、市中に繰り出して活躍するところ。やはりトンイはこうでなくちゃ!と手を叩くファンも多いのでは?
そして、今回から新たに登場する“チャン・ムヨル”という人物にも注目しよう。今後彼がトンイの味方となるのか、敵となるのか?演じたのはチェ・ジョンファンという史劇でおなじみの俳優。「ケベク(階伯)」「チャクペ-相棒-」「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」「女人天下」などの歴史ドラマから、「IRIS-アイリス-」「オールイン運命の愛」といった現代ドラマまで多くの作品に出演するベテラン俳優。

NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト

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