解き明かされた絵の謎!息子からの手紙…「イ・サン」第38話あらすじ、前回ダイジェストと予告動画-NHK

2012年02月04日18時21分ドラマ
(c)2007-8 MBC

37話では、自分が認知症を患っていることを知った英祖の苦しみが胸を打ったが、38話では、思悼世子への誤解が解けたあとの悔恨の念に涙する英祖の姿が一番の見どころとなっている…「イ・サン」第37話の予告と前2回のダイジェスト映像は、番組サイトで視聴できる。
また、特別番組「韓国歴史ドラマの巨匠 イ・ビョンフン監督の世界(前・後編)」がBSプレミアムで2月5日(日)、12日(日)午後5:15~再放送されるので、前回の放送を見逃した方は忘れず視聴しよう。

(c)2007-8 MBC(c)2007-8 MBC英祖は、「罪人の思悼世子の息子を名乗るお前は世孫にはなれない!お前の父は誰だ!」と激しくサンを攻め立てた。サンがいったいなんと答えたのかはドラマでしっかりと確認されたい。すでに何度も記しているが、サンは歴代の王の中でもことに孝心の篤い人物として有名だ。そんなサンが、史実では、父・思悼世子が謀反の罪で処刑され伯父に当たる故・孝章世子の籍に入れられている。当時13歳だったサンは食事もとらず終日泣き叫んだというのは、有名な話。

話をドラマに戻して…サンの答えに怒った英祖は、サンを政務会議の場から追い出してしまった。これをチャンスと、貞純が英祖の認知症が公になる前にサンを失脚させようと画策する。サンをかばうと見せかけてかの暴君“燕山君(ヨンサングン)”を引き合いに出し、「サンがいつか謀反を起こす人物になる」と英祖に刷り込んだ。話題の人物、燕山君については「韓国三大悪女」の「王の男」で紹介しているので参考にされたい。

英祖から朝の挨拶はおろか大殿への立ち入りも拒絶されたサンは、ふと亡き父の残した絵のことを思い出す。第2話で、父から英祖に渡してくれと頼まれたあの絵だ。サンは、絵に関してはソンヨンに頼むのが一番というナム・サンチョのアドバイスで、件の絵の調査を彼女に頼んだ。サンから頼まれたとあっちゃ何が何でも謎を解明しなくては!ソンヨンの努力の結果、ついに絵の謎が解ける。
そんなとき、ホン・グギョンもひとつの謎を解いていた。いくつかの事象から彼はかねてより英祖王が認知症ではないかと睨んでいたのだ。そこで決定的な証拠を掴むために、テスの叔父のパク・タルホに王の薬を調合する内医院へ潜入させる。コミカルなタルホのハラハラどきどきの捜査は短い時間だが見ごたえたっぷりだ。

その頃サンには、とんでもない宣旨が下っていた。「もう一度誰の息子かと質問するので、そこで再度、思悼世子の名を出せば廃位する!」というむちゃくちゃなもの。孝行者のサンが、その場しのぎにでも父を侮辱する言葉を発するわけがない!絶体絶命のサン。この危機を救ったのもまたソンヨンだった。絵の謎を解いたもののサンに会えないソンヨンが、恐れ多くも直接英祖王に会いにいったのだ。下手をすればその場で手打ちにさえなりかねない。
さあ、ソンヨンは無事に絵を英祖に見せることが出来るのか?そして絵に隠されていた謎とは…?

ストーリー、スタッフ、キャスト全てに優れている本作を、さらに素晴らしい作品に仕上げているのは劇中流れる音楽の数々。初回は物語についていくのがやっとだろうが、繰り返し視聴される方は、ぜひ、音楽にも注意を払ってみよう。目を閉じて音楽だけでその場面が思い出せれば、あなたも「イ・サン」の達人だ!

さて、ソンヨンの活躍で、英祖は息子である思悼世子への誤解を解き、息子の眠る荒れ果てた墓を訪ね涙ながらに懺悔する。そしてサンを呼び寄せある決意を口にした。さて、その決意とは…。

「イ・サン」第38話は、2月5日夜11時から。予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

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