韓国で物議をかもした衝撃の最終回とは…「サイン」第19-20話あらすじと見どころ、予告動画-KNTV

2012年04月05日13時01分ドラマ
(c)SBS

リクエスト多数につき、KNTVにて3月12日から一挙再放送をした、パク・シフ主演「サイン」が、いよいよ明日6日、最終回を迎える!韓国では、25.5%を叩きだした衝撃のラストが物議をかもしたほど話題になった…日本の視聴者はこの最終回をどう受け止めるのか、見逃した方のために、19話と一緒に最終回のあらすじと見どころを紹介しよう。予告動画と相関図は番組サイトで視聴できる。

■妹を襲った通り魔事件
5年前に起きたダギョンの妹を襲った事件と酷似した通り魔事件は、ホジンが書いていたゲームのシナリオと一連の通り魔事件のターゲットが一致することが判明。さらに彼に共犯者がいることも分かった。
第19話では、ジフンとダギョンがホジンのパソコンから出てきたファイルを調べる中、彼のゲームのシナリオの最終ミッションは、両親の殺害だと知る。犯行を察してホジンの自宅に向かった2人は、両親を殺そうとするホジンを発見する。そこにイハンが現れ、犯行を阻止するため銃を発砲。ホジンは最後に、ダギョンに向かって妹の事件を自白する。
ダギョンの妹の事件も含んだ一連の通り魔事件は、愛のない、冷たい親の元で育ったイ・ホジンの心の叫びが起こした悲しい事件だった。

■衝撃の結末へ
通り魔事件が解決し、ダギョンの父の誕生会に招待されたジフンは、嫌いな刺身も食し、苦手なお酒も飲まされ、すっかりダギョン親子のペース。そんな中、ダギョンに食器を探しを頼まれ、偶然、ソ事件の証拠品である監視カメラのテープの半焼した残骸を見つける。
ムンスがそれを持っていたと聞き、ジフンはダギョンとともに訪ねるが、ムンスは他に証拠品はないの一点張り。しかし罪悪感に苦しむムンスは、テープのコピーをジフンに渡そうと決意する。ところがテープは、ジフンではなく、チャン弁護士の手に渡ってしまう。これで、最後の物的証拠もジフンの手には渡らなくなった。

いよいよ大統領選挙が明後日に迫った夜。ある決意をしたジフンは、その重大な決意の実行の前に、ダギョンを短い夜のデートに誘う。珍しく多くを語り、ダギョンの手まで握るジフン。多くの事件を共に解決してきた二人だけに通じる、優しい時間が流れる。いつもと様子の違うジフンを訝しがりながらもうれしいダギョン。

ダギョンとの甘いひと時を過ごし帰宅したジフンは、カン・ソヨンに「ムンスのテープ」をダシにジフンの家に来るように電話で誘い出す。やってきたソヨンに、アイドルスターのソ・ユニョン殺害を自白するようにと迫るが…。

第20話は、ジフンの命がけの作戦をダギョンが後始末する。ダギョンがジフンの自宅を訪ねると、そこには暗闇の中ジフンが倒れている。ダギョンは駐車場でソヨンの車を見かけたことを思い出し、彼女が犯人だとウジン検事に話す。
そして、科捜研には1体の遺体が届く。遺体を奪い、解剖に臨むダギョン。ミョンハンは、ジフンから近々ある事件に関する遺体が運ばれてくると告げられていたことを思い出す。皆に死者への礼儀を守るよう話し、解剖を見守るミョンハン。ダギョンは死因をソ事件と同じ鼻口閉鎖による窒息死で他殺と判断する。
一方、イハンはジフンの自宅を捜索。壁に飾られた額の裏に仕込まれた隠しカメラを発見する。そこには事件の真相を明かす衝撃の映像が映されていた。その映像とは…。

■最終回によせて←最終回視聴後にお読みください。
「サイン」の最終回を観て、パク・シニャン主演の「銭の戦争」の結末を思い出した。「なんで、そうなるの!」と今回も思わず叫んでしまった。「サイン」の結末は、第19話で、目が見えないムンスが、ジフンだと勘違いしてチャン弁護士に証拠のテープを渡したところで決まっていたように思う。また、ドラマ中盤12話で、ジフンが、父とも慕ったチョン元院長の名誉を守るために、虚偽の証言をしてしまったあたりでも、今にして思えば予測できたはず。元院長が残した遺書を読むときのジフンの嘆きと涙、ダギョンの検視を覆し屈辱の審判を下したために、新たな死者が出たことへの自責の念と憤り。ジフンの性格を知っていれば、「ソヨン逮捕につながる物証がないなら、その証拠を作ってやる」となる彼の最後の賭けは予想がついたはず。ところが、その後のドラマの流れや、ジフンとダギョンの“師弟以上恋人未満”のラブラインに騙され、のんきに最終回を迎えてしまった。改めて本作の脚本の素晴らしさと、パク・シニャンの怪演に脱帽させられた、素晴らしい1作だった。

KNTVでの「サイン」アンコール一挙放送の最終回は、4月6日(金)朝10:45~後00:00(正午)まで、衝撃の最終回を絶対にお見逃しのないように。

YouTube Ponycanyonチャンネル「サイン DVD-BOX Ⅰ&Ⅱ」
KNTV「サイン」 ※アンコール一挙放送中

kandoratop ⇒ 「サイン」を2倍楽しむ  

■作品紹介
・韓国放送:2011年
・放送局:SBS
・話数:全20話
・キャスト:パク・シニャン、キム・アジュン、チョン・グァンリョル、オム・ジウォン、チョン・ギョウン
・監督:チャン・ハンジュン、キム・ヨンミン、キム・ヒョンシク
・脚本:キム・ウニ
・チャン・ハンジュン

■DVD情報
・発売日:12月21日(水)
・DVD-BOXⅠ:第1話~第10話収録
・DVD-BPXⅡ:第11話~第20話(最終話)収録
・価格:各19,950円(税込)

YouTube Ponycanyonチャンネル「サイン DVD-BOX Ⅰ&Ⅱ」

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