今夜、「ブラックボード」第二夜は’80年代、佐藤浩市が校内暴力に立ち向かう体罰教師に!PVと志田未来らSP動画-TBS

2012年04月06日08時33分ドラマ

第二夜となる今夜6日(金)の「ブラックボード~時代と戦った教師たち~」は1980年代が舞台、俳優・佐藤浩市が校内暴力に吹き荒れる母校で、体を張って不良生徒に立ち向かう熱い教師を熱演!番組サイトには予告動画や貫地谷しほりと志田未来が「私と学校」について語るスペシャル動画が公開されている。

櫻井翔が白濱正平を演じた第一夜をご覧になった方は、後藤明という少年を覚えておいでだろうか?名子役の今井悠貴が演じた、白濱に影響を受けて学校に通うようになったあの少年だ。佐藤が演じるのはこの少年のほぼ30年後。
懐かしい母校の大田区立都中学に戻ってきた後藤は、校内暴力の嵐が吹き荒れている、すっかり変わり果てた学校だった。爆音を轟かす暴走族のバイク、バットで叩き割られた窓ガラス、そしてあの教室の黒板には赤いスプレーで「死ネ」の落書きが。そんな中、学校一の問題児・古沢ゆかり(志田未来)はどの教師からも見捨てられていた。後藤は体を張って彼女の暴力を止めようとする。しかし、後藤は「暴力教師」と非難を浴びるが、身を持って「命」の大切さを説き「生きろ」と伝えるのだった。

佐藤が演じる後藤先生は、生徒に体罰を加える暴力教師と非難されるが、インタビューで佐藤は、“体罰”の是非について「受けた側のタイミングです。その人にとって、負の遺産として残るのか、受けたことで新しい道が開けてくるのかは、決して行う側の問題ではないから、“体罰”というものになるんです」と答え、体罰に答えは出ないんだと答えている。さらに、’80年代を振り返って、「幸せになりたい、幸せになれる」という幻想を抱いていた時代と答えている。
当時は、体罰はそれほど珍しいことではなかった。教室では平気で先生が生徒にげんこつでゴツンとやったし、街を歩けばマナー違反をした若者を知らないおじさんが怒り、注意が飛んだ。間違いなく人と人が関わり合いつながっていた。

劇中、学校一の問題児のゆかりを演じた志田未来は、本作に出演し、「先生と生徒が本気でぶつかりあい、何事にも恐れない強さがあり、少しうらやましくもありました」と答えている。優等生のイメージの強い彼女だが、かねてから不良役を演じて見たかったと、髪型から足首まで届く長い制服に、どすの利いた声と、当時の不良の細かなディテールまでを研究したという。また、劇中何度も後藤先生演じる佐藤とぶつかることになるが、本気でぶつかって来るようにと言われ、渾身の力で向かったという。

明日の第三夜は、後藤先生に大きな影響を受けた新米女性教師の横手涼子先生が、校長先生になる2011年が舞台の物語となる。音楽は、2月29日にリリースしたニューアルバム「ドキッ!」に収録されている「いつも いつも」と、過去にリリースした「BLESSING 祝福」がテーマソング。

佐藤浩市が主演する、「ブラックボード~時代と戦った教師たち~」の第二夜は、今夜6日(金)夜9時から11時13分まで放送。PV動画と、出演者が語る「私と学校」のスペシャル動画は番組サイトで視聴できる。

TBS「ブラックボード」番組サイト

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