交流重賞「第13回兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2012年04月30日21時00分スポーツ

交流重賞「第13回兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」(1870m、5月3日、園田)の枠順が発表された。3歳初の重賞となる。
出走馬12頭の内訳は、兵庫5頭、JRA5頭、他地区2頭。JRAのクラシック戦線組の取捨が鍵を握る。
JRAのスノードンは、「アサヒ杯フューチュリティステークス(GI)」(芝1600m、中山)1.2秒差12着から3歳クラシック戦線に乗り、「京成杯(GIII)」(芝2000m、中山)0.6秒差5着、「きさらぎ賞(GII)」(芝1800m、中山)1.4秒差7着、「皐月賞(GI)」(芝2000m、中山)1.0秒差10着とまずまずの成績を残してきた。ダートは初挑戦になるが、父のアドマイヤムーンも、母の父のレモンドロップキッドも、ミスタープロスペクター系で、ダートは得意のはず。このメンバーなら、いきなりでも勝ち負けできる。
JRAのプーラヴィーダは、京成杯では後方のまま1.2秒差の13着に終わっているが、5着のスノードンからは0.6秒差とそれほど大きくは離されていない。ここ2走は、「ヒヤシンスステークス」(1600m、東京)0.5秒差7着、「伏竜ステークス」(1800m、中山)1.6秒差10着と今ひとつだが、ここなら上位と考えられる成績。スノードンが初ダートに苦しむようなら、逆転する可能性もある。
JRAのオースミイチバンは、笠松の交流戦「如月賞」(1400m、笠松)0.7秒差5着からダート路線に変更。その3走目となる未勝利(1800m、阪神)を後方からまくって2.0秒差で圧勝すると、続く前走の500万下も好位から0.7秒抜け出して快勝した。ここは、初の重賞挑戦となるが、先行力も出たし、今の勢いなら好勝負できそう。
JRAのタイセイシュバリエは、10戦してすべて0.9秒差以内でゴールするという堅実派。「シンザン記念(GIII)」(芝1600m、京都)でも0.7秒差6着と善戦し、初ダートとなった500万下は先行してクビ差快勝している。クロフネ産駒だし、シンザン記念の内容を見る限り、2番手争いには十分に加われる。
兵庫のエクサイティングは、キャリアがまだ6戦とオースミイチバンと並んで浅く、5戦2勝2着1回3着2回と成績もまずまず。2走前の「クリスタル賞」(1700m、園田)では同じ兵庫のトライに0.1秒差で敗れているが、クラシック第1弾の「菊水賞」(1700m、園田)でも0.9秒差の3着と好走している。地元最先着以上を期待。

「兵庫チャンピオンシップ」枠順
レース当日の生中継

PR