交渉人ウンゴ、風灯が明かした王室の横暴!「階伯〔ケベク〕」第13話あらすじと予告動画-BSフジ

2012年06月26日23時20分ドラマ
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捕虜たちが反乱を起こし、扇動したのがケベクだという知らせを受け、ウィジャが官庁に駆けつけると、ケベクはウィジャを人質に取った…「階伯〔ケべク〕」第13話は、いよいよケベク、ソンチュン、ウィジャ、そしてウンゴが手を組む!番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。これまでの回を見逃した方は、【「階伯〔ケべク〕」2倍楽しむ】にこれまでのあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。今回は、第13話のあらすじを紹介。

■第13話 人質
ウィジャが捕虜の人質に取られ、サテク妃は交渉人としてウンゴを送る。ウィジャは人質の振りをして捕虜を助ける計画だった。捕虜に配る定着金は銀2両、米2俵のはずだったが、これをある官吏が横領したのだ。ウンゴはこの一件を利用して、貴族の腐敗を暴こうと考える。しかしケベクはこの危険な任務を担ったウンゴが心配で、ウンゴもまた一件の首謀者となったケベクが哀れと嘆く。
宮殿に戻ったウンゴは、「捕虜たちの怒りは、腐敗した官吏を放置した武王や皇后に向けられている」と伝え、」捕虜に慈悲を施せば王を敬うはず」と進言する。武王は、定着金を横領したコンチョルを捕まえろと、指示する。
ところが、今回の横領が巡り巡ってサテク一族が関連していたことが判明する。そのことに気付いた武王は、「関連者を一人残らず処罰し、捕虜たちにもウィジャを開放し、投降しなければ捕虜を殺す」とあくまでも強硬手段を取ろうとする。しかし武王は、今回の騒動を利用してウィジャをためそうとしていた。すでに、ウィジャが自らの意志で捕虜たちと行動を共にしていることを知っている王は、ウィジャが生き残れば、ヨン・ムンジンと力を合わせてウィジャを王位に就けるつもりなのだ。

ケベク、ソンチュン、ウィジャ、そしてウンゴが相談し、ケベクは自分を主導者として処罰するよう求め、ウンゴはそれを止める。そこで、ウンゴは商団の仲間とともに民衆に王室の横暴を知らせる方法を練り、ヨン・ムンジンもフンスを呼んで打開策を立てるよう促す。
ウンゴの命を受けた商団のイムチャは、風灯(プンドゥン)や凧に本件の顛末を認め、民たちはこれを読んで「捕虜を解放しろ!」と騒ぎだす。これでケベクたちの要望が通りやすくなるはず。結局武王は、「主導者を処罰すれば、他の者の罪は問わぬ」と発表。ウンゴはこれに従うふりをしてケベクとソンチュンを逃がす手はずを取るのだった。

■見どころ
今回は、交渉人という危険な任務を任されたウンゴをケベクが心配し、首謀者となってしまったケベクをウンゴが憐れむ場面に注目。殺伐とした中で、ほんの短いシーンながら胸キュンのシーンをお見逃しなく。
もう一つ、こちらも短いシーンながら、王室の横暴を知らせる手段に使った“風灯”のシーンが美しい。これは、願い事をかけて風灯を空に飛ばすという、実際に今の韓国でも「燃灯祝祭」として続いている韓国仏教の最大イベント。これはドラマ「トンイ」の第4話「幻の王女チャミョンゴ」にも登場する。この行事については詳しくは新羅時代の豆知識の【燃灯祝祭】 で詳しく説明している。

さあ、いよいよケベク、ソンチュン、ウィジャ、そしてウンゴが手を組むことになる「階伯〔ケべク〕」は、毎週火曜日夜10時からBSフジにて放送。番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。

■作品紹介
・放送:2011年、MBC
・話数:全36話
・脚本:チョン・ヒョンス
・演出:キム・グンホン
・キャスト
 ケベク:イ・ソジン、イ・ヒョヌ(子役)
 ウンゴ:ソン・ジヒョ、パク・ウンビン(子役)
 ウィジャ王:チョ・ジェヒョン、ノ・ヨンハク(子役)
 サテク妃:オ・ヨンス
 ムジン:チャ・インピョ

kandoratop【作品詳細】【「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむ】