宿命のライバル、清盛と義朝ついに対決へ!大河ドラマ「平清盛」第26回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年07月01日10時02分ドラマ

7月1日、NHK大河ドラマ「平清盛」は第26回「平治の乱」を放送、源義朝(玉木宏)は信西(阿部サダヲ)の首を狙って決起した知らせを清盛(松山ケンイチ)は熊野詣の途中で知らされる。平氏と源氏という相容れない一族の棟梁同士でありながら互いを認め合ってきた二人に、思いもよらぬ対決の日が近づいてくる。

■第25回「見果てぬ夢」あらすじ
信西による改革は着々と進んでいった。清盛は信西の妻・頼子(浅香唯)から信西は遣唐使を復活させたいという大きな夢を抱いていることを知らされる。その頃義朝の妻・由良は病の床にあり臥せったままだった。
朝廷内は二条天皇(冨浦智嗣)と後白河上皇(松田翔太)の二派に別れて対立を深めていたが、それをよそに信西は自らの推し進める改革を成し遂げていく。ある時、上皇の寵愛を受ける藤原信頼(塚地武雅)は近衛大将の位授けるよう上皇に申し出るが、信西はこれを却下。この事に腹を立てた信頼は信西に対する恨みを深めていく。
ある日、清盛は朝廷内で義朝と出会う。由良が病の床にあることですっかりやつれた義朝に、清盛は宋から取り寄せた薬を届けると気を使うものの義朝は断る。先の保元の乱では共に肉親を斬る痛みを分かちながらもその後の待遇に大きく開きが出来てしまった平氏と源氏にあって、己の不甲斐なさを嘆く義朝に清盛は掛ける言葉を見つけられなかった。
2月に朝廷で行われた儀式の席上で、頼朝(中川大志)は清盛に献杯する役目となった。緊張から酒をこぼしてしまった頼朝に対し、清盛は「やはり最も強き武士は平氏じゃ。そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う」と言い放つ。怒りで憎しみに燃える頼朝の目を見た清盛は、温かな笑みを浮かべていた。頼朝が屋敷に戻ると、由良は危篤状態にあった。宋の薬を求めに清盛に行こうとする義朝に対し、源氏の棟梁が平氏に頭を下げるなといって由良は押し留めて息を引き取った。
一方、信頼は天皇派・上皇派を超えて反信西の勢力をまとめつつあった。清盛は信西の改革によりかつて貧しかったものたちの暮らしも徐々に向上していく様子を見て、信西と共に歩むことを改めて決意していた。しかし、由良を失い失意にある義朝に、信頼が信西の首を取るように話を持ちかける。信西の政策により源氏が煮え湯を飲まされているという現実がありながらもあまりの事に義朝は信頼の命を断る。
館に戻った義朝は、頼朝から清盛との馴れ初めを聞かせて欲しいといわれる。そこで義朝はかつて競べ馬をして自分が勝ち、その時清盛に対し「最も強い武士は源氏だ」と言って挑発したという思い出話を聞かせた。そこで頼朝は初めて儀式の場で清盛が自分を叱責した事の真意を汲み取り、義朝もまた清盛が自分に思いを掛けていることに気付かされる。

朝廷では、信西が寝る間も惜しんで財務を改め、ついに遣唐使復活の目処が立つところまで来たと喜んで清盛に告げた。大願成就のために熊野詣に行って欲しいという信西の願いを清盛は快く受け入れ、一族を率いて熊野へと旅立つ。一方、信頼の館には反信西の勢力が続々と集結していた。そしてその場には義朝の姿があった。
夜、信西が算木を並べて予算を計上していたところ、突然地響きと共に大きな揺れが襲ってきた。信西は恐怖におののき、周囲もまた天災を前に大きく騒ぎ始める…

<第26回みどころ>
物語はいよいよ政変・平治の乱へ突入する。それまで朝廷の下で競い合う形だった平氏と源氏が決定的に対立するきっかけとなる戦が平治の乱。後の世を大きく変える出来事に、清盛と義朝は翻弄される。二人の間に生まれた秘めた友情は平氏と源氏という壁によって引き裂かれていく。義朝の窮地を前に清盛はどう動くか、揺れ動く心理描写が見どころとなる。

大河ドラマ「平清盛」第26回「平治の乱」は1日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。現在、「平治の乱スペシャル」として15分の特別動画およびプレマップ5分の映像も配信中。第25回「見果てぬ夢」のオンデマンド配信購入期限は7月8日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

大河ドラマ「平清盛」
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