実った初恋と散った初恋…「イ・サン」第62話あらすじ、見どころと予告動画&前2回ダイジェスト-NHK

2012年08月25日11時30分ドラマ
(c)2007-8 MBC
(あまりにも素敵なので前回に引き続きこの画像)

61話のラストでは女性視聴者が蕩けてしまいそうなサンの熱い想いのこもった一言「お前を迎えに来た」が聞けたが、ドラマ「イ・サン」はいよいよ最終章に突入!明日26日の第62話は、長かったサンとソンヨンの初恋が実る回、番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と予告動画が公開されている。

華川にやってきたサンがソンヨンに言った愛の告白は、テスの一言がきっかけとなったが、その決定打は思い出の帯。第2話で怪我をしたソンヨンの腕に巻いてあげたあの帯を、今も大切に持っていることに、そして、川辺に帯を忘れてきたことに気づいたソンヨンの慌てように、彼女の自分への愛を確信したのだ。まったくこのドラマは、第1話からあちらこちらに布石が置かれているので気が抜けない。この帯はまた登場するのでお忘れなく。

身分違いを理由に拒むソンヨンに、今度は言葉を尽くして説得に当たるサンが男らしい。「私は王としてここに来たのではない。一人の男として告白しているのだ…」と、それでも首を縦に振らないソンヨンを桜の木の下でいつまでも待つサン。この後の美しい光景はどうぞ、ドラマで確認されたい。

イ・ソジンの歴史ドラマデビューは、「チェオクの剣(茶母)」という作品。あちらでは梅畑でのワンシーンが話題になった。あちらの共演者のハ・ジウォンも、ソンヨンを演じたハン・ジミンも美しいが、なんと言ってもイ・ソジンが良い!花びらがこれほど似合う男性俳優も少ない。「チェオクの剣」を2倍楽しむの「キャストの紹介:イ・ソジン編」で詳しく述べているが、イ・ソジンにはかつての“史劇俳優”たちになかった男の色気をいち早くドラマに持ってきた俳優だ。

話しをドラマに戻して…ソンヨンを宮殿に連れ帰ったサンは強硬手段に出た。あの母を黙らせるにはこの手しかなかったのだ。さて、サンがどんな手に出たのかはドラマで確認しよう。ところで、これまでずっとサンに仕えてきた美人尚宮、気になる方も多いのでは?彼女の名前はパク尚宮、演じたのはチェ・イェジン。ドラマ「トンイ」にも出演している。(出演キャストについては、「2倍楽しむ」の「(4)集まれ、イ・ビョンフン組!」を参考に)

さて、サンの強硬手段を知ったヒョイだが、ここでも彼女はサンの行動を認め、ソンヨンの婚礼の準備まで整えてやる。もはやヒョイは、妻でも正妻でもなく、母の慈愛の域にまで達しているようだ。重ねて言いたい!本当に素晴らしい女性だ。

しかし、そんな素晴らしい女性を、ホン・グギョンは敵として見ているのだ。ヒョイから養子縁組の話をやめるように言われたにも関わらず、サンから許可をもらったことをいいことに、さっさとタムをウォンビンの養子にしてしまった。そしてゆくゆくはタムを世継にしようと考えたのだ。そしてこれがグギョンと貞純大妃との距離を近づけてしまった。

視聴者には不安を残しながらも、サンとソンヨンとの婚礼が近づいてきた。ソンヨンは図画署のみんなと最後の食事をする場面で、テスからの手紙と贈り物を見つける。テスの悲しい恋の結末は、この手紙にすべて込められている。どうぞ一言一句お聞き逃しのないように。

さあ、今回のラストで、サンとソンヨンの婚礼の儀は見ることができるのか?ドラマ最後まで気を抜かずにご鑑賞を!「イ・サン」第62話は8月26日(日)夜11時から放送、予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

NHK総合「イ・サン」番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】