グギョンにかけた最後の慈悲…新たな出会い!「イ・サン」第67話あらすじ、見どころと予告動画-NHK

2012年10月06日13時30分ドラマ
(c)2007-8 MBC

前回の第66話では、ヒョイ(孝懿)王妃の暗殺を企てて逮捕されたホン・グギョンとサンとの悲しい対面が涙を誘ったが、明日放送の第67話ではホン・グギョンの処分を記した宣旨が読み上げられる!果たしてその内容とは…番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と予告動画が公開されている。

ホン・グギョンの犯した罪は死罪が当然の大逆罪。サンの沈うつな表情から見てもグギョンの死罪はまず間違いない。遂にチャン・テウが判決文を読み上げようとしたそのとき、テウは驚がくし納得できないと猛反発。しかし、サンは頑としてこれを譲らなかった。とはいえ、サンが下した刑がどんなものであれ、グギョンの生涯は閉じたも等しい。サンはもう一度グギョンを呼び永遠の決別を言葉にする。ここでサンが言ったある言葉が、サンとグギョンの胸に悲しく突き刺さる。果たしてその言葉とは?翌週の68話につながる大切な言葉をお聞き逃しのないように。

この後、グギョンの刑が執行される場面では大判のハンカチが必携。グギョンの哀れな姿と、テス、ソッキ、ジャンボの3人の悲しみの姿に注目しよう。特にグギョンを許せないジャンボに注目してほしい。演じたソ・ボムシク渾身の演技に涙腺決壊間違いなし!

グギョンを失ったサンの怒りは貞純大妃に向かった。彼女に二度と政治に関わらないように厳命し、そうしないと英祖王の遺言を執行すると迫った。この遺言状の存在もお忘れなく。

グギョンがいなくなってからの精気のないサンの表情に、サンにとってグギョンがどれだけ大切な存在だったかが見て取れる。サンはグギョンに言った最後の一言に苦しんでいた。そんなサンに追い討ちをかけるのが恵嬪(恵慶宮)だ。ウォンビン亡き後迎えたもう一人の側室、ファビンの元へサンが足を運ばないことに腹を立てた母が、その夜ファビンの部屋に行く手はずを整えたのだ。さあ、サンはその夜どうするのか?ドラマで確認しよう。
また、グギョンとサンが親友なら、テスにとってグギョンは、兄も同然の人物。その兄とも慕うグギョンの哀れな姿を前にしたテスの切ない表情に注目。もちろん彼を死刑から救ったのは、テス。サンにタルホから聞いた事を話したのだ。グギョンが最後にテスに託したあるものがまたサンの胸を締め付けた。

イ・ビョンフン監督は絶対に視聴者を悲劇の中においてけぼりをしない。どんなに悲惨の場面でも、必ず救いの手を差し伸べている。今回その役目を仰せつかったのは成均館からエスケープする一人の若者だった。成均館というのは、ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」でおなじみの、当時の最高学府の頂点に君臨する教育施設。今で言う東京大学。サンは、ここに優秀な人物を集めて学問の振興を図った。全国から優秀な学生を集め、成均館で官吏へと育成しようとしたのだ。

サンがその男と出会ったのは、時が流れ、ホン・グギョンの不在に心を痛めながらも精力的に政務をこなしていたある日のこと。悪質高利貸しが借金のかたに人々を清の国に売り飛ばしている輩がいることを知ったサンが、隠密調査をしているとき。2人はいったいどんな出会いをするのか、思わず噴出しそうになるコミカルなシーンで、第67話前半で流した涙をしばらく乾かしておこう。
ちなみに、「トキメキ☆成均館スキャンダル」では、名優アン・ネサンが演じた役。「イ・サン」では、1979年生まれのソン・チャンウィが若々しく演じている。
はたしてこの人物とは?そして今後サンは、この男とどんな関係を築いていくのか?お楽しみに。

NHK総合「イ・サン」番組サイト

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