平家の敗北、そして巡りあう頼朝と義経…大河ドラマ「平清盛」第47回予告動画と前回のあらすじ‐NHK

2012年12月02日10時30分ドラマ

12月2日、NHKの大河ドラマ「平清盛」は第47回「宿命の敗北」を放送、ついに挙兵した源頼朝(岡田将生)との戦は清盛(松山ケンイチ)にかつて抱いた武士としての思いを蘇らせるが、権力に固執する長い時を経た清盛は精神も肉体も疲弊しているのだった。頼朝を総大将にする反平家の勢力は次々に膨れ上がり、ついには数万の大軍となって西へ向かう。そして駿河富士川を挟んでの決戦にて、平家軍は源氏軍のあまりの多さに恐れをなして闘う前に総崩れとなってしまった。一門の不甲斐なさに怒り激怒する清盛だが、伊藤忠清(藤本隆宏)からは清盛自身が武士の魂を忘れてしまったからだと批判される。一方、圧倒的勝利を喜び勢いづく頼朝のもとに義経(神木隆之介)がたどり着き、ついに兄弟再会を果たす。

■第46回「頼朝挙兵」
以仁王(柿澤勇人)を中心として密かに反乱軍が集められ計画を進めていたが、その動きは伊豆の頼朝にも伝えられる。源氏再興のために立ち上がる決意をしながらも、頼朝は未だに自分が大将となることに戸惑いを隠せずにいた。しかし義父の北条時政(遠藤憲一)の激励を受け、ついに戦支度を始める。一方の清盛は福原遷都の計画に夢中であり、その側には常に仏御前(木村多江)を置いて寵愛し、かつて召抱えていた祇王(尾上紫)と祇女(花影アリス)はすっかり忘れ去られた存在になっていた。遷都計画に夢中で以仁王の反乱軍には気が回らない清盛だったが、病に伏した息子の知盛(小柳友)が近頃馬の駆け回る音が良く聞こえるという言葉をきっかけに以仁王の叛乱に気付く。清盛に知られた以仁王と源頼政(宇梶剛士)はすぐさま逃げたものの、追い詰められた頼政は自害、以仁王は討ち死にする。
この騒動の後、清盛は福原遷都を強行し、内裏が完成していないうちから天皇一家を呼び寄せる。当然のように京の都には不満が充満し、京の様子を伝え聞く頼朝も徐々に決意を固めていく。ある時西行(藤木直人)が久々に福原の清盛を訪れるが、仏御前のために祇王と祇女に舞を披露させるという清盛の心無い仕打ちを西行は批難する。そこへ更に高椋上皇が摂政へ政治を託したいとする意と都を京に戻すようにという知らせが届き、清盛は怒りの余り恐怖で逃げ出した仏御前に手をかけようとする。その姿にかつて殺害された母の姿が重なり清盛は絶望する。今の自分が暗闇にあると感じていた清盛だったが、そこへ頼朝挙兵の知らせが相次ぐ。それは皮肉にも清盛にとって一筋の光となる出来事だった。

大河ドラマ「平清盛」第47回は2日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第46回「頼朝挙兵」のオンデマンド配信購入期限は12月9日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。それ以前の過去放送は特選ライブラリとして配信中。

大河ドラマ「平清盛」
NHKオンデマンド|大河ドラマ 平清盛

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