訳官の夢~初めての行商…再放送「商道-サンド-」第1‐6話あらすじと見どころ、予告動画-BS朝日

2014年03月03日14時00分ドラマ
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BS朝日で本日3月3日より月~金曜日深夜27時から、「商道」を再放送開始する!「商道」は、現在にも通用する商人哲学をたっぷり盛り込んだ経済史劇で、イ・ビョンフン監督の初期作!「イ・サン」や「トンイ」にも登場する俳優たちがたくさん出演している…公式サイトには予告動画が公開されている。
【「商道-サンド-」を2倍楽しむ】では、全話のあらすじと見どころを紹介しているので、ドラマ視聴にあわせてチェックをお忘れなく。

今回は第1話から第6話までのあらすじと見どころを紹介…
■見どころ
韓国史劇では、ドラマ序盤で子役を使うことが多いが、本作でも第1話では大勢の子役たちが活躍する。もっともイム・サンオク少年は第1話で大人のイ・ジョリョンにバトンタッチするが、短い登場ながら印象に強くのこる子役だ。演じたのはメン・セチャン。「太祖王建」「大望」「快刀ホン・ギルドン」などの歴史ドラマや、「冬鳥」「江南ママの教育戦争」など現代劇で引っ張りだこの名子役だ。第1話でサンオク少年の流暢な中国語が聴けるのでお聴き逃しのないように。他にも、本作にはイ・ビョンフン監督作品の常連俳優がどっさり登場する。こちらで、イ監督作品の出演者比べをしている表があるので、参考にどうぞ。⇒集まれ、イ・ビョンフン組!
また、サンオクとタニョン(キム・ヒョンジュ)との出会いのシーンや、清国の大道芸など見どころ満載。

■第1話 訳官の夢
時は朝鮮王朝時代。朝鮮一の訳官を目指し、幼い頃から父の教えの下で中国語を学び育ったイム・サンオクは、義州の渡し場を訪れる清国商人も絶賛するほど中国語が達者。
ある日サンオクは、幼なじみのボクテに頼まれ、ニセ貨幣を使っての取引とも知らず通訳をする。 そこへ開城の商人集団である松商の大行首・タニョンが通りかかり、不正な取引を暴かれてしまう。 そうしてタニョンはサンオクに清国商人との大事な人参取引の通訳を依頼することになり、サンオクは流暢な中国語だけではなく優れた商才までも発揮し、見事に人参取引を成功させるのだった。そんなサンオクにタニョンは今後松商で通訳をしないかと申し出るのだが、訳官になる決意に揺らぎのないサンオクに断られる。
一方、商売を始めようと決心したサンオクの父ボンヘクは、まずは謝恩使一行の馬子となり燕京で一儲けしようと考え、資金調達のため義州一の金持ち、義州の商人集団である湾商を率いる都房ホン・ドゥクチュを訪ねる。そしてサンオクは松商が人参で大儲けしていたことを思い出し、人参を手に入れようとタニョンのもとを訪れるのだが…。

商道■第2話 燕京へ
人参を買いに松商を訪れたサンオクは、松商大行首・タニョンに人参は禁品であると聞かされる。そしてタニョンは虎皮を勧めると同時に、虎皮と引き換えに松商で働くことを提案するが、またしてもタニョンの提案を断ったサンオクは、自力で虎皮を探すことに。
やっとの思いで虎皮を手にしたサンオクは、父ボンヘクとともに急いで馬子募集の集合場所に向かうのだが、募集は既に締め切られていた。しかし集合場所に居合わせたタニョンの助けにより、二人は晴れて馬子に。
そして燕京にたどり着いたサンオクは、清国の地で存分に清国の文物に触れる。そこでサンオクは謝恩使の副使として燕京を訪れた吏曹判書ユン・ジョンホと出伒い、彼もまたサンオクの優れた学識にひたすら感心するのであった。
商売も無事終え帰路につく日、サンオクと父ボンヘクは自分たちが運ぶ商団の荷物の中に禁品である硫黄が含まれていることに気付く。

商道■第3話 濡れ衣
商団の荷から禁品である硫黄を発見したサンオクは、急いで商団の責任者である松商大房パク・チュミョンに抗議する。しかしパク・チュミョンは硫黄の搬出は朝廷の承諾を得ていることで心配無用と言い放つ。 ひと安心したサンオクと父ボンヘクは意気揚々と禁門を通過しようとするのだが、そこで硫黄が発覚する。許可を得ていると堂々と答える二人に、パク・チュミョンは自分達に責任が及ばぬよう、指示を出した覚えはないとしらを切る。
濡れ衣を着せられ囚われの身となったサンオクと父ボンヘクは潔白を主張するが信じてもらえず、父ボンヘクのかつての親友、湾商都房ホン・ドゥクチュが力を尽くしてみるものの、うまくいかない。サンオクと父ボンヘクの必死の訴えも届かず、二人は謀反を起こそうとした大逆罪の罪を着せられたまま、とうとう死刑決行の日を迎えることに…

商道■第4話 真鍮器工房
九死に一生を得て打ち首を免れたサンオクは、開川宿駅の官奴碑となり家畜のような生活を虐げられていた。何度も逃走を図るが、その度に討伐隊に連れ戻されてしまう。
ある日、逃走に失敗し痛めつけられていたサンオクは、ナプチョン鍮器場の主人キム・テチュルの目に留まる。そして、鍮器場で真面目に働けば官奴碑の身分から逃れられるとのキム・テチュルの言葉を信じ鍮器場で働くことになったサンオクは、厳しい修行に耐えながら鍮器作りの技術を身につけていく。
一方、義州での商権も手に入れようと義州に店舗を構えた松商は、まずは湾商が独占取引しているナプチョン鍮器場との取引を狙っていた。
ある日、キム・テチュルとの交渉のため鍮器場を訪れたタニョンは、鍮器場で働くサンオクを偶然みかける。
そんな中、鍮器を納品するため義州を訪れたサンオクはボクテと再伒し、同じく官奴婢となった弟サンヨンの消息を知る。
そしてサンヨンと共に再び逃亡を決心するのだが…

商道■第5話 逃亡
またしても逃亡に失敗したサンオクは、重罪人として鉱山に連行されることになる。その途中、村で疫病が流行し、サンオクたちが休憩で訪れた宿駅にも疫病による死者が出た。死体の処理を手伝うことになったサンオクは、ともに鉱山へ護送中だった盗賊の頭ユクソンを救おうと現れた盗賊たちの乱闘に巻き込まれる。 “盗賊にならないか”とのユクソンの誘いを受け入れられずその場に取り残されたサンオクだが、同じくその場に居合わせた宿駅の官奴碑、チェヨンという女を連れて逃亡することに…。
逃亡に成功し義州に戻ったサンオクは、チェヨンをボクテのいるサダンペに託し、自身は山奥の寺に身を潜めることとなった。サンオクは寺で出伒った和尚の教えにより、松商大房パク・チュミョンへの恨みを鎮めることとなる。
そんな中、サンオクと父ボンヘクが関わったとされる一連の謀反事件に赦免令が下される。

商道■第6話 初めての行商
寺を後に村に戻ったサンオクは、父ボンヘクのかつての親友・湾商都房ホン・ドゥクチュを訪ね、商売を教えてくれと頼み込む。亡き父との好(よしみ)をあてにしないという約束の上、湾商鍮器廛の使喚として働くことになったサンオク。突如やってきたサンオクを前に、鍮器廛の主人サムボは、都房ホン・ドゥクチュとサンオクが特別な関係にあると思い込み特別扱いする。
ある日、サムボは各店舗を巟回中のホン・ドゥクチュに、鍮器廛の売上げが最下位だと叱られたついでに、サンオクのことなど知らないと聞かされる。サンオクがコネで入ったとばかり思っていたが誤解と知ったサムボは、腹いせにサンオクに高価な鍮器一式を担がせ、一つ残らず売ってくるよう命じる。鍮器廛の新入りが必ず体験する慣例ではあるが、売り尽くした者は1人もいないという。全部売らなければクビだと命じられたサンオク、果たして鍮器を売ることができるのだろうか…?


■「商道」作品情報
・話数: 全50話
・制作: MBC
・放送年: 2001-2002
・監督/演出: イ・ビョンフン
・脚本: チェ・ワンギュ
・出演者: イ・ジェリョン、イ・スンジェ、キム・ヒョンジュ、パク・インファン、チョン・ボソク、キム・ユミ、ホン・ウニ、ソン・ジェホ
※朝鮮王朝については、韓ドラここが知りたい!に、地図、年表などがあるので参考にされたい。

「商道‐サンド‐」公式サイト
BS朝日「商道‐サンド‐」番組サイト
 ※2014.3.3~    毎・月-金 27時より再放送。
 ※2013.1.25~   毎・月-金 12時より放送終了。

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