巨大電機メーカー倒産の危機に立ち上がる男達のドラマ「メイドインジャパン」唐沢寿明主演!予告動画-NHK

2013年01月26日09時00分ドラマ

原作は井上由美子の同名小説!1月26日、NHK総合でテレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」がスタート、大企業の再生とそこに働く社員たちの人間模様を唐沢寿明、高橋克実、吉岡英隆、國村隼ら豪華キャストで紡ぎだす。戦後日本の経済発展を担ってきた大手電機メーカーの危機という設定はまさに現代日本の状況を思わせるものであり、企業関係者約100人への取材を脚本に反映させたリアリティを感じられる。

[あらすじ]
日本を代表する巨大電機メーカー「タクミ電機」は倒産まで3ヶ月という危機的状況に追い込まれていた。営業部長の矢作(唐沢寿明)は創業者であり会長である譲原三郎(岸部一徳)から極秘に再建戦略室を立ち上げることを命じられる。矢作は財務課長の柿沼(吉岡英隆)や工場長の西山(國村隼)といった7人の社員を内々に集め、リチウム電池市場で再建の道を模索することを決めた。しかしそこへ中国企業「ライシェ」がタクミ独自の技術を用いた製品を売り出したことで他社との契約を奪われるという出来事が起こる。矢作はこの件で中国に渡り、ライシェに対し技術対価5000億円を要求した。しかしそこへ担当者として現れたのは、かつて矢作がリストラした技術者の迫田(高橋克実)だった。タクミ電機をよく知る人物であり、かつての禍根もあって話し合いは早くも難航の様相を見せていた…。

その他出演者にはタクミ電機社員にマイコ、斎藤歩、中村靖日、平田満、2代目社長に及川光博、社員の妻に大塚寧々、酒井美紀、キムラ緑子といったキャストを迎え、いずれも個性的なキャラクターでドラマを盛り上げる。現在の日本電機メーカーを振り返ってみると、シャープやパナソニックは2年連続、ソニーは4年連続の赤字を記録しており、このドラマ内での出来事はまさに今の日本企業をリアルタイムに反映している。ドラマ内でビジネスマンたちが模索する起死回生の道は、一つのヒントとなり得るだろう。そして社員たちを支える家族の励ましや苦悩など、主婦層にも共感するところの多い内容にもなっている。

テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」は26日スタート、毎週土曜よる9時から10時13分まで放送、全3回。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し番組として配信を行う。


メイドインジャパン|テレビ60年記念ドラマ

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