交流重賞「第14回兵庫チャンピオンシップ」枠順決定、当日生中継

2013年04月30日22時48分スポーツ

交流重賞「第14回兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」(1870m、5月2日、園田)の枠順が発表された。3歳重賞戦線の一戦。
出走馬12頭の内訳は、兵庫4頭、JRA5頭、他地区3頭。JRAの芝重賞路線2頭の評価が難しいところ。
JRAのコパノリッキーは、デビュー2戦目から4戦3勝3着1回と好成績。しかも、JRAの3歳ダートオープンでは常道の「ヒヤシンスステークス」(1600m、東京)で0.2秒差3着、「伏竜ステークス」(1800m、中山)で0.0秒差1着と、現時点ではトップクラスの1頭と考えていい。脚質に幅があり展開にも左右されないため、初の地方参戦でも問題ない。中心視できる。
JRAのソロルは、そのヒヤシンスステークスで豪快に追い込んで0.0秒差の2着、伏流ステークスで0.4秒差の6着。コパノリッキーとは1勝1敗で、タイム差も差し引き0.2秒負けているだけ。こちらも、逃げて良し、差して良しで、展開を問わない。3戦連続で、差のない競馬ができるだろう。もちろん、逆転も十分に考えられる。
JRAのバッドボーイは、5戦連続して芝の重賞に挑戦し、2、3、4、5着が1回ずつと、あと一歩の走りをしている。デビューから9戦すべてが芝で初ダートになるが、マンハッタンカフェ産駒はダートでも良績を残しており、南関東でアートサハラが三冠の「羽田盃」(1800m、大井)を制している。逃げ馬で内枠から好スタートを切れば、そのまま逃げ切るシーンも考えられる。
JRAのノウレッジは、新馬(1200m、新潟)を豪快に追い込んで0.1秒差で勝ってからは、すべて芝の重賞に参戦しており、「新潟2歳ステークス(GIII)」(芝1600m、新潟)0.0秒差2着以外はすべて6着だが、負けても0.6秒差と大崩れはしていない。アメリカのダートGIを制しているストリートセンス産駒だけに、やはり、ダートは合う。ただ、3か月半ぶりは割り引き。
JRAのベストウォーリアは、デビューから4戦して2勝2着1回。ダートの短距離から徐々に距離を延ばし、前走はマイル戦で快勝している。現時点では1870mは少し長い気もするものの、小回りの園田だけに、馬をなだめながら乗れば、なんとかこなせそう。実績では有力馬に劣るものの、差のない競馬はできそう。

「兵庫チャンピオンシップ」枠順
レース当日の生中継

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