朝鮮に新王誕生!新王になったのは…「大王世宗」第36~40話あらすじと見どころ!予告動画-BS11

2013年05月23日14時00分ドラマ
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自らの政権の正統性を示すためにも、なんとしても王位の長子継承を願った太宗が、今回紹介する40話でついに譲位宣言する!果たして、新王になったのは問題児の世子か、気弱な忠寧大君か?目が離せない展開となる「大王世宗」第36~40話のあらすじと見どころを紹介!DVD公式サイトでは予告動画が公開されている。

■第36 話 逆徒か賢者か
忠寧大君(後の世宗)は世子の行く手を阻み軍の撤収を要求。「道を開けろ!逆徒になるぞ!」と言われても動じない忠寧大君。その地位を奪うと言われた世子は、部下に逆徒を斬るよう命じるが、忠寧は「世子こそが朝鮮の逆徒」だと迎え撃つ。向かいあう兄弟。一触即発のこの事態を収めたのは、武器ではなく子供たちの笑顔…。兵士が武器を放棄したため、世子は敗北を認めて都へ戻るが、出迎える重臣たちの冷たい視線に、そのまま踵(きびす)を返してオリのところへ。太宗へ役人たちが抗議し世子の罪を問う上訴が多数届く。王は世子を守りたい為見向きもしなかったが、ついに閣議で領議政(宰相)ユ・ジョンヒョンが「いまこそ賢者を選ぶべきだ」と発言する。そして太宗は忠寧大君にある質問をする。
ドラマ冒頭。感動のシーンではあるが、ちょっと感動的すぎるきらいも…。子供たちとの別れのシーンも含め、野人の風貌から始まった鏡城の大君は、早くも聖君となって王宮へ帰っていくのでお見逃しなく。

■第37 話 父王の願い
忠寧大君は王から世子になる覚悟を問われ「真の賢者になれるよう努力します」と発言するが、そこに王后が「努力などするな!」と怒鳴り込む。大君は両親を前に始めて、「兄の政敵となる覚悟がある」と答える。重臣たちは世子交代かと緊張がはしる。ファン・ヒは世子交代にしつこく反対し、太宗に辟易され罷免となる。世子は自暴自棄となり、愚行を繰り返す。それでも王は「お前が賢者になってほしい。お前を諦めきれない」と涙ながらに告げるのだった。一方、定宗は孝寧大君を世子に推挙する。そんなとき、誠寧大君が病に倒れる。心優しき誠寧大君は、兄たちを枕元に呼び、「仲良くしてください。母を悲しませないで…」と言い遺す。
一説によると、前世子である兄・譲寧大君の問題行動は、父が世宗に譲位したいのではないかと察して、わざと起こしたものとも言い伝えられている。

■第38 話 世子の本音
世子が不義を働いたとバラしてほしいとシム・オンに頼んだオリだったが、これを悔やみ体調を崩してしまう。倒れたオリを宮廷へ連れてきた世子は、オリが懐妊していることを告げ、医官を呼ぶように太宗に頼む。説得する父太宗に対し、「自分の行動は王と変わらない」と一歩も引かない発言をする。世子らしからぬ発言を繰り返す行動に太宗も憤怒し、ついに世継ぎとすることを諦める。聴聞会が開かれ、かつて王家の正統性を否定した忠寧大君が問題視される。側近たちは、まずは王家の正統性を認めて世子となるように、と進言するが…。世子の地位が孝寧大君に移ろうとしていたとき世子は孝寧と会い、「お前は賢者にしては傷が少ない。お前に譲るために、父上を苦しめたわけではない」と告げる。
お前をかばいきれないという太宗に対して、王位の長子継承に固執した父を鋭く批判する言葉を吐くのでお聴き逃しなく。去り際の世子の態度の潔さを見ると、前回紹介した一説も意外と信憑性があるのかも?そう考えると孝寧大君への言葉、檄文を貼った犯人も見えてくるはず。

■第39 話 新世子の試練
ついに忠寧大君は世子となった。しかし、新しい世子の師となった左議政パク・ウンの厳しい監視の目に、なかなか居心地の悪い新世子。居心地の悪いのは新世子妃となったシム氏も同じ。元敬王后は、国母教育のため王后付きの女官イソンを世子妃付きとして監視の目を光らせる。そんな中民は日照りに苦しめられ、長男に王位を継がせないから天が怒ったと囁くようになる。パク・ウンは民を鎮めるための祈雨祭を提案する。新世子は書斎に籠もり、なんとか書物の中から雨を降らせる方法を見つけようとするが不眠不休で倒れてしまう。世子という地位の重みを達観し、天からも民からも逃げる自分に資格などないと涙を流す。太宗は資格がなければ今から身に付ければいいのだと戒め、厳しい王道を説く。
新世子妃付きとなったイソンが、新世子の前で明の言葉の実力を披露する場面がある。今後イソンがどう物語に絡んでくるのか注目を。

■第40 話 新王誕生
太宗が譲位を宣言。新世子は“席藁待罪(ソッコテジェ)”で譲位の撤回を求め。臣下たちも連座で訴えるが、そこへ恵みの雨が降り出し、改めて太宗が譲位を宣言し、ついに世宗王が誕生する。世宗王は小高い丘で、「私はまだ賢者ではない。そなたたちの賢さを捧げてくれ」と、側近たちに話す。
しかし太宗は世宗が30歳になるまで軍事権は自分が持つとの条件で譲位を認めた。さらに長年太宗に使えたチョ・マルセンを世宗の知申事(秘書室長)に指名し譲位後も後ろで権力を執行しようとする。ユン・フェらは世宗を操り人形にするかと憤慨するが太宗の思い通りに事が進んでいく。太宗は世宗の即位式が終わるとすぐに大規模な対馬討伐を計画し、世宗に特別税対策を指示する。もちろん世宗は反対。しかし、内禁衛将から兵曹参判になったカン・サンインは、民心を鎮めるためには効果的というが…。チョ・マルセンは、いつまでも王子時代の側近たちをそばに置く世宗のやり方を、“側近政治”と太宗に報告。太宗は世宗の身辺整理を考え、一方、世宗は集賢殿の設立を決心する。
ついに韓国国民が、愛してやまない聖君・世宗大王の誕生!1418年、世宗22歳のこと。しかし、上王(太宗)が逝去するまでの4年間は、ドラマにもあるように、上王が軍事権をはじめ政治の実権を握っていた。実際に世宗が自分で政治をする“親政”を行うのは、1422年に太宗が亡くなってから。

BS11では、2013年4月5日(金)~8月2日、月~金の13時~14時30分に放送。

■作品紹介
・原題:대왕세종(テワンセジョ)
・韓国放送:KBS、2008年
・話数:全 86話
・監督/演出:キム・ソングン
・脚本:ユン・ソンジュ
・出演者:キム・サンギョン、キム・ヨンチョル、パク・サンミン、イ・ユンジ、チェ・ミョンギル
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kandoratop    【「大王世宗」を2倍楽しむ】

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