父、世宗への最期の願いとヨンシルの悲しき再会…「大王世宗」第61~65話あらすじと見どころ!予告動画-BS11

2013年06月28日09時05分ドラマ
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前回、重臣会議の場で兵曹判書チョ・マルセンが、官奴だったヨンシルの尚衣院別坐任命を認め、めでたくヨンシルは役人となったものの、まだまだヨンシルの役人への登用の余波は続く…「大王世宗」第61~65話は、世宗の子供たちの胸を打つセリフに耳を傾けよう! DVD公式サイトでは予告動画が公開されている。

■第61話 娘の願い
天文儀器都監では天文台の完成を今年9月に定め作業を進めている。そんな折、明からは勅使ヘ・スらがやってくる。朝鮮の行動を疑うヘ・スに浮かない顔のチャン・ヨンシル。そんなヨンシルの前に世子が現れ、自作の詩を刻印した金の定規を渡し、今までの事を詫びる。王宮内に入ることを求めていた勅使ヘ・スだったが、急遽帰国する。理由が分からない朝鮮側は研究情報が漏れたのではないかと動揺、チョ・マルセンは、ヨンシルが明と取引して機密を持ち帰ったという噂があることを指摘する。そんな折、地方役人から明の行動に関するある報告が入る。
一方、ジョンソ王女は重い疾患で危篤状態に陥る。ジョンソは世宗に祖母の身分回復を願望するが応じてもらえない。失意のジョンソは両親の手を取り「この手を離さないで」と言い残して生涯を終える。
マルセンが指摘したのは、明の礼部尚書ヨ・ジンとの取引のこと。ヨンシルの父親は、明に渡って大商人になっていた。果たしてここにどんな取引があったのか?そして、明はいったい何をしようとしているのか?今回は世宗の子供たちのセリフに注目。前半の世子の大好きなヨンシルへの謝罪の言葉と、ジョンソ王女の死の間際の優しい言葉。はたしてこの言葉は両親に届くのか?

■第62話 報復か正義か
チョ・マルセンがチェ・マルリら集賢殿の学士たちの抱き込みを始めたことに聞きを感じたキム・ムンは、かつて自分がマルセンのスパイだったことを告白し、マルセンの悪事をバラす。その場にジョンソ王女逝去の知らせが入り、昭憲王后の父シム・オンの復権とユン・ジョンヒョンらの責任を集賢殿の学者たちは追求する。しかしシム・オンが無実となれば立場が危うくなる重臣らは強く反発する。そこで領議政ユ・ジョンヒョンは、チョ・マルセンたちと会合を開き、明への使者にファン・ヒとユン・フェを選抜、北三道(プクサムド)にはチェ・ユンドクの派遣を推薦するなど世宗の側近たちが王宮から離れる様に仕向ける。昭憲は国母として見解を述べるが…。
娘であるジョンソ王女の死に泣き崩れた王妃が、仇と憎むユ・ジョンヒョンを呼びつけ、国母としての見解を述べたのは、ファン・ヒに悩む世宗の姿を見せられたから。果たして王妃はいったいどんな見解を述べるのか?お聴き逃しなく。

■第63 話 悲しき再会
1424 年(世宗6 年)。世宗は女真族の帰化を望んでいた。チョ・マルセンはその世宗の帰化政策を受け入れようとせず権力を奪う企みを始める。一方、明の皇帝が崩御し、ダヨンが殉葬されることになった。その時チェ・ヘサンとチャン・ヨンシルは再び明を訪れており、長年の想い人が殉葬されると聞いたチャン・ヨンシルは衝撃を受ける。詫びるファン・オムにヘサンが掴みかかる。そんな中、吏曹判書ホ・ジョと工曹参判イ・チョンが礼部尚書ヨ・ジンに抗議書を提出すると、ヨンシルと引き換えにダヨンの殉職を防ぐとの取引が持ち上がるが…。
一方ヨンシルは、なんとかしてダヨンの部屋に忍びこみ、再会を果たす。助ける策としてファン・オムを頼るしかないが、彼が朝鮮族ということがワン・ジンにばれてしまう。
ヨンシルはどんな方法でダヨンと再会を果たすのか?そして官服姿の愛しい人ヨンシルを見たダヨンの言葉をお聞き逃しなく。そして何もしてあげられないダヨンに、ヨンシルがありったけの愛をこめて夜空に花火を打ち上げるシーンをお見逃しなく。

■第64話 放火事件発生
1426 年(世宗8 年)。世宗らが王宮を空けている間に都で大火事が発生し、昭憲は不在の世宗にかわり指示を出して民の救助にあたる。帰って来た世宗は火事発生の原因を探るべく会議を開き、北三道の人間の仕業と疑われる。証拠集めが先だと主張する世宗に代わりチョ・マルセンや敬寧君は軍部を動かし逆徒を捕らえようとする。証拠がないとこれを止めようとする工曹判書イ・チョンに、この惨状こそが証拠と敬寧君が答える。
一方昭憲はハン尚宮から敬寧君が怪しいことを聞き、敬寧君の元に女官を送り込む。その頃火災現場で発見された木材に、北三道の人には入手困難な高価な原料が使われていることを発見し、犯人は朝鮮の軍部関係者と推測する。
そんな中、王宮に侵入者が現れ…。 
しばらくおとなしくしていた敬寧君と母の孝嬪がとうとう不穏な動きを始める。侵入者の正体を確認しようと顔を覗き込む尚膳オム・ジャチとオグンの表情に注目!

■第65話 泣き虫タミ
王宮に忍び込んだのはタミだった。タミは世宗が鏡城を去るときにくれた本を目の前につき返し「食べるものも辛い生活で文字を覚える時間はなかった」と泣く。それが理由で都に火を放ったかと聞く世宗に、火を放ったのは自分たちでないと反論し、北三道の辛い現状が描かれた絵を渡す。
その頃、放火の疑いが軍部に迫っていることを知ったチョ・マルセンは、放火の実行犯を押さえるように命じる。一方、放火の主犯がマルセンだと気付いた敬寧君はマルセンを追及するが、マルセンは全く動じない。それどころか、マルセンの裏金にも言及し正々堂々と世宗と戦いたいという敬寧君に、自分の裏金こそが玉座に就くための資金とうそぶく。
世宗は、鏡城で妹のようにともに暮らしたタミを一旦は投獄するが、彼女から渡された絵を見てショックを受ける。そんな折、北三道の人々はタミが王宮に向かったと知り、一同は王宮へ向かう。そんな民を前に、世宗は驚くべき行動に出る。世宗は北三道の民を救う為に税制改革を始めようとするが…。
ドラマ「根の深い木」のテーマでもあった“民のための文字=ハングル創り”がそろそろ登場する兆しが、タミと世宗との会話からくみ取れるので、お聴き逃しなく。また、タミを救おうとやって来た北三道の民を驚かせた世宗の行動とは?

BS11では、2013年4月5日(金)~8月2日、月~金の13時~14時30分に放送。

■作品紹介
・原題:대왕세종(テワンセジョ)
・韓国放送:KBS、2008年
・話数:全 86話
・監督/演出:キム・ソングン
・脚本:ユン・ソンジュ
・出演者:キム・サンギョン、キム・ヨンチョル、パク・サンミン、イ・ユンジ、チェ・ミョンギル
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kandoratop    【「大王世宗」を2倍楽しむ】

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