「馬医」第6話あらすじと見どころ:運命の再会のあとは命がけの試練が待っていた!医療施設紹介

2014年10月31日18時00分ドラマ
(C)2012-13 MBC

前回の第5話で、運命の再会を果たした二人だったが、まだクァンヒョン(チョ・スンウ)は、出会った2人連れの女人のひとりがヨンダル=チニョン(イ・ヨウォン)だとは気付いていない!そんなクァンヒョンが、明日放送の第6話で、命がけの試練に直面する!YouTubeに予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



※あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、豆知識赤字の見どころを先に呼んで、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。また、全話のあらすじや時代背景などは、韓流コーナーの【「馬医」を2倍楽しむ】で紹介。

■第6回「命がけの試練」
倭人村の酒場から良家の女性2人と一緒に逃げ出したクァンヒョンとチャボン。4人は、なんとかならず者たちから逃げ延び、クァンヒョンは「良家のお嬢さまがあんな場所に行ってはいけない」と、説教。スッキが王女だというのを信じず、散々無礼な態度をとる。そこに薬局の主人がやってきてケガをした犬の治療を頼む。治療をするクァンヒョンの様子を遠巻きに見つめるチニョンとスッキ王女は護衛の武官たちに見つかり連れ戻される。

翌朝、薬を取りに来たクァンヒョンとチャボンは、兵に逮捕されてしまう。ところが、クァンヒョンたちが連行されたのはスッキ王女の元。王女の愛猫を治療する羽目になり、クァンヒョンは王宮の誰も気付かなかった“猫の虫歯”を見抜く。

その頃チニョンは、庶民の医療を担当する恵民署(ヘーミンソ)を訪ねる。医女長のチャン・インジュに憧れ、恵民署(ヘーミンソ)入りを願うチニョンだったが、肝心なインジュがこれを許さなかった。インジュは、賎民たちが血のにじむような努力をして得た“恵民署の医女”という地位を両班という特権でやすやすと手に入れようとするチニョンが許せなかったのだ。

一方、猫の手当てで一件落着となるはずのクァンヒョンだったが、帰り際に牧場の馬医チュ・ギベと出くわす。キベは、清国に献上する馬を肺風にした罪で連行されてしまったのだった。“肺風”とは毒性物質が肺に感染した症状で、馬は牧場に来る前からこの病を患っていた。クァンヒョンは、キベと馬を助けるために、「清からの特使が到着するまでの3日間で馬を治すので処分は待って欲しい」自ら申し出る。

いよいよ名優イ・スンジェの登場だ。今回は彼が演じる恵民署署長のコ・ジュマンから、インジュの名鍼師ぶりが紹介される。さて、前回はならず者からチニョンたちを助けたクァンヒョンだったが、今回は、キベを助けるために命がけの試練に向かうことになる。当時馬は清国への献納品としても大切なものだった。

■豆知識:医療施設と司僕寺(サボクシ)
当時の医療施設は、「内医院」、「恵民署」、「典医監」の3つがあり、「内医院」は、宮中内の医療施設で、「恵民署」は庶民の医療や薬を提供する部署、「典医監」は、医師の教育、薬剤の管理など、主に監督管理を担当する者のための施設。
一方、司僕寺は宮廷の馬や牧場の管理を担当する部署で、内医院が管轄。
恵民署は、「宮廷女官チャングムの誓い」「ホ・ジュン」「太陽を抱く月」などでも描かれた場所。庶民のための施設なので、十分な医療施設や薬もなく、医療を学ぶ上でもとても厳しい環境。詳しくは、こちら⇒「朝鮮王朝豆知識」の【◆医療施設】を参考に。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)