若き王・熙宗VS権力者チェ・チュンホン「武人時代」第150話~154話あらすじと見どころ、予告動画

2013年08月21日20時00分 
(2013年08月21日20時09分 更新)
ドラマ
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明日22日(木)の「武人時代」第150話からは、絶対権力者となったチェ・チュンホンを排除しようと暗躍する第21代王・熙宗と、そうはさせじと若き王を廃位しようとするチェ・チュンホンの最後の画策を描いていく!いよいよ最終回まで残り10話をきったドラマ「武人時代」の第150話~154話のあらすじと見どころを紹介、DVD公式サイトには予告動画が公開されている。高麗時代のドラマを初めて視聴される方は、【「武人時代」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」に、「ドラマで辿る韓国の歴史‐高麗時代①、②」を更新したのでチェックをお忘れなく。
赤文字は、ドラマの見どころやドラマ視聴に役立つ情報。

■第150話 救国の剣
国を救うため乱臣を処断すると、叔父であるチェ・チュンホンの首に剣をあてるパク・チンジェだが、なかなか斬ることができない。幸い手傷を負っただけで済んだチェ・チュンホンは、パク・チンジェの背後に王室がいるのではと睨み、熙宗(ヒジョン)の廃位を画策する。チンジェの失敗を聞きつけた熙宗は怯え、いつの日かチェ・チュンホンを排除する日のために、まずは権力者にひれ伏す覚悟をする。一方、逃亡先ではパク・チンジェが、情に流され乱臣の成敗が出来なかったことを、あの木像を手にして後悔。潔く自害しようとするだが、そこに現れたキム・キチョリから王が廃位されそうだと聞かされると、自らチェ・チュンホンの元に向かい、大義を忘れて乱臣に成り下がったと諌め、挙兵は王室とは無関係であると証言する。
目を掛けた甥であるチンジェから、「初心を忘れるな」と言われ、愚痴ったホンニョナからもフォローされずに膳をひっくり返したチュンホン。はたしてホンニョナは何と言ったのか?

■第151話 豪邸
脚の腱を斬られ流刑となるパク・チンジェは、キム・チリョに対して、蛮族の脅威から国を守るため、チェ・チュンホンの権勢に立ち向かわないよう忠告する。一方、きらびやかな平服姿で王宮に出入りし、国王並みの権勢を誇るチェ・チュンホン。新居で宴会を開くチュンホンに対して、ノ・イヌは強い非難の声を浴びせる。そんな中、熙宗はチェ・ウを重用し始める。激怒し我が子に剣を突きつけ、「王か父か」と迫るチェ・チュンホンだが、これが王の離間策だと見抜き、ウを都から離れさせる。そんな中、チュンホンはホンニョナから驚くべき計画を聞かされる。
全権力を掌握したはずのチェ・チュンホンが神経を尖らせているのに対して、乱臣成敗に失敗して流刑に処せられるパク・チンジェが悟りを開いたように泰然としている姿が、当時の不安定な政情をうまく描いている。

■第152話 毒入りの酒
ホンニョナから暗殺計画を聞かされたチェ・チュンホンは、王宮を掌握した上で熙宗に面会。しかしホンニョナの密告を想定していた熙宗は、平然と立太子と太子妃を牛峯ウボン一族から選出したいとチェ・チュンホンに相談。熙宗は国政をチェ・チュンホンに一任するが、同時に王室が南宋の毒薬を買い求めているという噂を流させる。一方、過去に虐待された恨みを晴らすため、楊水尺(ヤンスチョク)たちに意味のない工事をさせているチャウンソン。チャウンソンはチェ・ウに対して、煕宗の離間策は間違いないとし、警戒すべきは父チュンホンではなく弟のチェ・ヒャンだと忠告する。
弟のチェ・ヒャンとの確執はドラマ「武神」の前半(第10話~14話)でも描かれている。本作でも、今後兄弟での後継争いが本格化していく。

■第153話 王の罠
熙宗は頻繁に宴会を催しては、毒の噂を警戒して酒を口にしないチェ・チュンホンを愚弄する。熙宗のチェ・チュンホン暗殺計画は嘘だと言うことが明らかになるが、そんな中、チェ・チュンホンは、宴席で熙宗が倒れたという知らせを受けて、急ぎ王宮に向かう。しかし熙宗がいるのは帯刀が許されない大殿。丸腰のチェ・チュンホンは刺客に囲まれ、熙宗の面前で大逆罪を認めるが、駆け付けた都房の兵に助けられ、無事に逃亡する。そして体制を立て直したチェ・チュンホンは、熙宗と対峙し、廃位を突きつける!
ついに廃位され流刑地に向かう道中、権力争いばかりで、民のための善政を何一つしなかったにも関わらず、自分の廃位を嘆いていくれる民たちの姿に、自らの過ちを痛感する。
「厄除けのために土地の四方に子供を生き埋めにする」という、とんでもない厄除けの噂が151話で登場したが、今回それが露呈する。

■第154話 確執
熙宗が廃位され、廃太子となっていた明宗の長男が第22代王・康宗(カンジョン)として即位する。すでに高齢の康宗は国政をチェ・チュンホンに一任し、チェ・チュンホンは教定都監(キョンジョンドガム)を設置する。ホンニョナは、王室の権威を失墜させ国を危機に陥れているとしてチェ・チュンホンを非難し、俗世を離れる。一方、チェ・ウとチェ・ヒャンの間で、後継者の座をめぐる確執が表面化し始める。ヒャンの策略に引っかかったチュンホンは、ウに疑いの目を向け始める。そんな中、チェ・チュンホンの屋敷が放火され、犯人はチェ・ウとチョン・スクチョムだという噂が流れる。激怒し、ウの元に駆けつけたチュンホンが目にしたのは…。
早くから史劇で活躍してきた若手俳優、チョン・テウ(熙宗)からパク・ビョンソン(康宗)へバトンタッチ。そして形ばかりの王といえども、チェ・チュンホンは4度目の功臣の栄誉を手に入れる。

いよいよ、残り4話。このドラマの後史は、現在テレビ東京で放送中のドラマ「武神」に描かれている。

現在テレビ東京にて月~金の毎朝8:25から放送している「武神」の前史となる、チェ氏執権時代の序盤。果たして今後チュンホンは、どのようにしてチェ氏政権を築き上げるのか?こちらにドラマの年表があるので参考にどうぞ。⇒ドラマの年表(高麗時代)

「武人時代」は、月~金の毎日16時から、BS日テレで大好評放送中。予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。

「武人時代」DVD公式サイト
BS日テレ「武人時代」番組サイト
 ※2013年1月11日(金)より月~金の毎日16時から、BS日テレで放送中。

kandoratop  【「武人時代」を2倍楽しむ】

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■作品紹介
・放送:KBS、2003年2月8日~2004年8月15日
・話数:全158話
・演出:シン・チャンソク、キム・ソングン
・脚本:ユ・ドンユン
・キャスト:
 李義方(イ・イバン):ソ・インソク
  牽龍軍・隊正→牽龍軍・行首(散員)→大将軍、殿中監、執奏 武臣政権第1の執権者
 鄭仲夫(チョン・ジュンブ):キム・フンギ
   牽龍軍・隊正→上将軍→参知政事 武臣政権第2の執権者
 慶大升(キョン・デスン):パク・ヨンウ
   武臣政権第3の執権者
 李義旼(イ・ウィミン):イ・ドックァ
  牽龍軍・別将→中郎将 武臣政権第4の執権者
 崔忠献(チェ・チュンホン):キム・ガプス
  武臣政権第5の執権者

■DVDレンタル情報
~第1章 武臣政権の幕開け~
~第2賞 イ・ウイバン執権時代~
~第3章 チョン・ジュンブ執権時代~
~第4章 キョン・デスン執権時代~
~第5章 イ・ウィミン執権時代~
~最終章 チェ・チュンホン執権時代~ 
※全79巻・158話(各巻2話収録)

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