交流重賞「第10回レディスプレリュード」枠順決定、当日生中継!

2013年09月30日13時33分スポーツ

交流重賞「第10回レディスプレリュード(JpnII)」(1800m、10月3日、大井)の枠順が発表された。牝馬No.1決定戦「JBCレディスクラシック(JpnI)」(1500m、金沢)の前哨戦。
出走馬13頭の内訳は、南関東4頭、JRA5頭、他地区4頭。実績馬が3か月ぶりの実戦になるのが鍵。
JRAのメーデイアは、このところ4戦で3勝。初オープン・初重賞挑戦の「TCK女王盃(JpnIII)」(1800m、大井)で3角先頭から1.0秒差で快勝。「マリーンカップ(JpnIII)」(1600m、船橋)も3角先頭から0.6秒差で快勝。芝の「ヴィクトリアマイル(GI)」(芝1600m、東京)は17着だが、1.0秒差だから大負けはしていない。前走の「スパーキングレディーカップ(JpnIII)」(1600m、川崎)は2番手から抜け出して0.2秒差で快勝。つまり、牝馬交流重賞に限れば3連勝中ということになる。ここは、3か月ぶりのレースになるが、中心視は当然。
JRAのレッドクラウディアは、「クイーン賞」(1800m、船橋)で逃げて0.8秒差の1着、TCK女王盃も逃げて1.4秒差の3着、マリーンカップは好位追走から0.6秒差の2着、スパーキングレディーカップも好位追走から0.5秒差の3着。メーデイアには3連敗だが、少しずつ着差は詰めており、2着争いの筆頭になる。前走は「阿蘇ステークス」(1700m、小倉)を使われて0.4秒差の5着で、ローテーション的には実力を出せる状態にあり、メーデイア次第では勝つ可能性もある。
船橋のアスカリーブルは、3歳時に「関東オークス(JpnII)」(2100m、川崎)0.3秒差1着を含み重賞4連勝。今年は5月から使い始め、ここ3戦は、「京成盃グランドマイラーズ」(1600m、船橋)1.0秒差3着、「兵庫サマークィーン」(1700m、園田)0.3秒差2着、「ビューチフル・ドリーマーカップ」(1900m、水沢)0.1秒差2着と好走している。いずれのレースも、勝ち馬がその後交流重賞を制したり、レコード勝ちしたりで、この馬も実力は出している。復活なったとなれば、ここでも好勝負できる。
JRAのアクティビューティは、クイーン賞でレッドクラウディアに1.5秒差の8着、TCK女王盃でメーデイアに1.0秒差の2着。7か月ぶりとなった前走の「エルムステークス(GIII)」(1700m、函館)は後方のまま1.7秒差の11着だが、ここを叩いて状態は上向いている。上位2頭との直接対決で1秒以上離されているわけだが、先行タイプの2頭が早めに動けば、差しタイプのこの馬にも3着に入るチャンスはある。
JRAのアムールポエジーは、重賞初挑戦となった関東オークスを3角先頭から1.0秒差で圧勝した。前走の「レパードステークス(GIII)」(1800m、新潟)は出遅れて後方のまま2.1秒差の9着に終わったが、逃げ先行タイプだけにこれはいたし方のないところ。上位2頭を背後に見てのレースだけに厳しいところもあるが、逆に上位2頭が直線勝負に持ち込めば前残りもある。
船橋のクラーベセクレタは、南関東を代表する牝馬として、3歳クラシックの2冠を制し、牝馬交流重賞でも1勝2着4回と好成績を残している。しかしながら、ここ3戦は、「しらさぎ賞」(1400m、浦和)1.2秒差9着、「川崎マイラーズ」(1600m、川崎)0.7秒差3着、スパーキングレディーカップ3.2秒差13着と、本来の力が見られない。スタッフ、鞍上を入れ替え、心機一転が見られれば復活もありうる。

「レディスプレリュード」枠順
レース当日の生中継