「馬医」第15話あらすじと見どころ:馬医出身者でも医師になれる!医師への第一歩…三医司って?

2015年01月09日11時30分ドラマ
(C)2012-13 MBC

前回、ミョンファンの命を受けたカン武官に右腕をつぶされたクァンヒョン!明日放送の第15話では、骨折した右腕で超難関のツボを狙うことで2次試験合格に賭ける…果たしてクァンヒョンは成功するのか?1月10日放送の第15話のあらすじと、YouTubeに予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



※韓流コーナーの【「馬医」を2倍楽しむ】でこれまでの全話の詳しいあらすじと見どころを紹介しているので参考にどうぞ。あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、豆知識赤字の見どころを先にご覧になり、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。

■第15回「医師への第一歩」
右腕を骨折し大けがを負ったまま医生選抜試験の二次の鍼の実技に挑んだクァンヒョン。試験終了の鐘の音と同時にクァンヒョンの最後の鍼は、“上”のツボにみごと命中。激痛に耐えきれず気絶したクァンヒョンを、コ・ジュマンを中心に治療。顕宗は、クァンヒョンに興味を示し、コ首医は、彼が将来国一番の鍼治療の医員となると期待を口にする。

体が回復したクァンヒョンは、イ・ミョンファンと対面し、「卑しい身分に生まれたことに罪はない。馬医出身者でも医師になれるということを実証してみせる」と決意表明する。馬医出身をひた隠し家族まで捨てて権力のために生きてきたミョンファンは、クァンヒョンに対して嫉妬にも似た憎しみを募らせる。

恵民署では、子ザルを使ってクァンヒョンがチニョンに感謝の気持ちを伝え、チニョンはクァンヒョンを守れなかったことを詫びる。

入学式の前日、クァンヒョンは父ペク・ソックの墓前で自分が医生になったことを報告する。入学式で合格証書を受け取ったクァンヒョンは、改めて医生になれたことを実感。その頃、インジュはクァンヒョンが探し求めているカン医官の息子かどうかを調べる。

クァンヒョンへの恋心を止められないスッキ王女は、進行中の縁談を、花嫁修業を理由に一旦中止させ、クァンヒョンが御医になった暁に彼と結婚すると言いだす始末。医学教授のクォン・ソクチョルは、合格した医学生を16名から8名に絞ると公言し、医療の基本である“望・聞・問・切”(見て聞いて質問し、問診する)を実践させる。

ところが人間相手に問診などしたことがないクァンヒョンは、関係のない話ばかりで、何ともお粗末な診断書を提出し、10日間医女庁で基本から学ぶように命じられる。さぞかし気を落としているだろうと思いきや、医女相手に大はしゃぎするクァンヒョンをみてやきもち焼くチニョン。一方、科挙の大科に首席合格したソンハは、顯宗に謁見し、三医司の医学習読官を志望したことを報告する。

出世欲の強いクォン教授は、クァンヒョンに荷物を担がせてソンハたちが宴会をしている場所にご機嫌伺に行くが、ソンハは教授たるものが医生を召使のように使ったと叱責する。帰るクァンヒョンをソンハの友人ドゥシクが呼び止める。夫に先立たれた妹を診てほしいと頼む。当時は寡婦になった両班女性は夫の後を追って死ぬのが美徳とされていた。そんな妹が生き延びるために治療するのは外聞が悪いからと、内密にしたかったのだが…。

一方、クァンヒョンの様子を見に恵民署に出向いたキベは、医女長のインジュにクァンヒョンの出自を聞かれ、慌てる。

ミョンファンの息子のソンハがいい!ルックス、頭脳、そして今回は人柄の素晴らしさもたっぷり描かれる。そしてこんな素敵な男を前にしながら、チニョンの心はもっぱらクァンヒョンまっしぐら。今回は、かわいいお猿さんが恋のキューピットに!チニョンの可愛いやきもちのシーンもあるのでお楽しみに。イ監督もソンハ役のイ・サンウにいたく惚れ込んだイ・サンウについてはイ監督を変心させたイ・サンウの魅力で紹介している。“三医司”とは宮中内の医療施設“内医院”、庶民救済の使節“恵民署”、医師の教育や薬剤の管理など主に監督管理を担当する“典医監”の3つの医療施設をまとめた呼称。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】◆医療施設で解説。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)
YouTubeポニーキャニオン「馬医」予告動画