ハッピースプリントが「全日本2歳優駿」を快勝! レース映像を配信中!

2013年12月18日23時00分スポーツ

交流重賞「第64回全日本2歳優駿(JpnI)」(1600m)は、12月18日、川崎競馬場で行われ、北海道のハッピースプリントが快勝した。
レースは、船橋のナイトバロンが競走除外となり、13頭で争われた。
JRAのスザクとニシケンモノノフがハナをうかがい、1周目の1コーナーでは早くも縦長の展開になる。
向こう正面に入ると、スザクが先頭に立ち、2馬身差でニシケンモノノフ、1馬身差でハッピースプリントと続く。2馬身差の4番手が船橋のサーモピレーで、さらに2馬身離れて浦和のエスティロックオン。
JRAのマキャヴィティとメイショウイチオシ、大井のブラックヘブンとJRAのダイチトゥルースも外から上がっていく。
3コーナーから4コーナーにかけては、スザクが先頭を保ち、ニシケンモノノフに代わってハッピースプリントが2番手に上がる。サーモピレーが4番手で、マキャヴィティとメイショウイチオシもその後ろまで迫ってくる。
直線に向くと、スザクにハッピースプリントが迫って一騎打ちの様相を呈し、マキャヴィティ、サーモピレー、メイショウイチオシ、ダイチトゥルースが3番手争い。
ハッピースプリントは、残り200mを切ったところでスザクをとらえ、そのまま抜け出して1分40秒4で快勝、「サンライズカップ」(1700m、門別)、「北海道2歳優駿(JpnIII)」(1800m、門別)に続いて重賞3連勝、交流重賞2連勝を達成した。
2着にスザクが1馬身1/2差で粘り、3着にサーモピレーが6馬身差で続いた。4着がマキャヴィティで、5着がダイチトゥルース。
ハッピースプリントの宮崎光行騎手は、「本当に期待していた馬で、僕の騎手人生で1番走る馬なので嬉しいです。
門別は1600mで広いので、川崎は小回りな分、スタートで五分に出て、うまく走れば勝てると思ってました。川崎で9レースで勝てて、南関東で勝つのが初めてで、両目が開けられてうれしいです。
こういう馬に出会うことはなかなかないので、勝てて嬉しいです。今後、どこかで走るかもしれないし、世界でも走るかもしれないので、よろしくお願いします」と、この馬で勝てたことと南関東で勝てたことの喜びを語り、夢は世界への挑戦まで広がっていた。
レースの模様は、地方競馬インターネット中継で見ることができる。

地方競馬インターネット中継「全日本2歳優駿」の映像
地方競馬情報サイト「全日本2歳優駿」成績表