「馬医」第25話あらすじと見どころ:父の仇は愛しい人の養父…恩師を襲う附骨疽って?

2015年03月20日11時30分ドラマ
(C)2012-13 MBC

恩師コ・ジュマンが難病に倒れた!「馬医」25話では、コ首医の治療をめぐるクァンヒョン(チョ・スンウ)とミョンファンの対立や、ミョンファンの悪行を知った若者たちの葛藤を描く!この回の詳しいあらすじと見どころを紹介、予告動画はYoutubeにて視聴できる。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



【「馬医」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)や見どころ、時代背景、実在人物とキャスト紹介、豆知識などドラマをもっと楽しむための情報を紹介している。

■第25話「恩師を襲う病魔」
インジュはミョンファンの悪事を明かすべく、預けておいたクァンヒョンの出自を証明するものを取りも出す。そこにクァンヒョンが意識不明のコ・ジュマン首医を恵民署へ連れてくる。コ・ジュマン首医の病は、骨が腐る難病、附骨疽(ふこつそ)に侵されていると判明し、ミョンファンに与えられた毒のせいで、病状が急激に悪化しすでに危篤状態だった。それはミョンファンにとっても想定外だった。

やがて意識を取り戻したコ・ジュマンが自ら余命数か月と診断するが、クァンヒョンは「決して諦めない」と告げ、孤軍奮闘治療法を探す。王、顕宗も、手を尽くしてコ・ジュマンを救うよう臣下に命じる。だが、コ・ジュマンの治療を任されたのは、なんとイ・ミョンファン。インジュからコ首医に毒を盛ったのもミョンファンだと聞いたクァンヒョンは、「今度は何をする気ですか‥‥これ以上、あなたに奪われるのはご免です」、と言い放つ。そしてミョンファンに驚くべき治療法を申し出る。

クァンヒョンが申し出た治療法は、コ首医の頭を開く外科手術。しかしこれは当時、考えられない手術で、イ・ミョンファンはその手術を「附骨疽を切開できるのは手足の場合であって頭ではない。頭の切開は人殺し行為」と言って認めようとしない。実は、コ首医自身もこの治療法しかないと考えていたが、とても難しく成功が期待できないために、執刀医を“殺人者”にさせないため、誰にも打ち明けなかったのだ。

一方、チニョンは、ウンソに「どんなことがあってもクァンヒョンを守る」と伝え、ウンソは、ミョンファンがコ・ジュマンに密かに毒を盛ったとことや、綱常罪の濡れ衣をクァンヒョンにかぶせたことなどすべてが、ミョンファンの仕業だったことを打ち明ける。

そんな中、依然としてコ首医を助ける治療法は見つからず、王は、ついに自分の命を懸けて恩師の頭の切開手術をするというクァンヒョンに任せることに。手術の準備が進む中、様子を見に来たミョンファンは、自分が見捨てた亡き友、カン・ドジュンの鍼箱をクァンヒョンが持っていることに驚愕する。

いよいよ手術が始まるが、すでに病巣は転移しており…。

今回、クァンヒョンにぞっこんのスッキ王女が、やっとクァンヒョンが好きな女人がチニョンではないかと気づく。そしてチニョンもまた、クァンヒョンに数々の卑劣な罠を仕掛けたのが父と慕うミョンファンだと聞かされる。女性陣2人の驚愕の様子をお見逃しなく。そして主人公のクァンヒョンが、ミョンファンに向って宣戦布告するシーンもお見逃しなく。クァンヒョンにとって危険すぎると止めるコ首医に、泣いて手術をさせてほしいと頼むクァンヒョン。命がけで恩師を救おうとするクァンヒョンの涙が胸に迫る。

■豆知識:附骨疽って?
コ・ジュマン首医が罹った病“附骨疽”は、西洋医学用語でいうところの化膿性骨髄炎のこと。骨の一部に菌が侵食したことで骨膜部位が腫れてきて、患部に血液が十分供給されなくなってくる。そのために骨が腐り始めて膿がたまるようになり、皮膚を破って膿が出てくるようになる。劇中、クァンヒョンの手についた液体はこの膿と思われる。骨の外傷(開放性骨折、複雑骨折、粉砕骨折、外科手術、骨髄穿刺、銃による外傷等)などによって、細菌が骨髄に入って増殖して炎症を起こす場合や、血流に乗って細菌が骨髄に達して増殖(血行性感染)して骨髄炎となる場合がある。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
YouTubeポニーキャニオン「馬医」予告動画
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)