イ・サンが認めた済州島の美しき商人“金萬徳”を演じた2人の名女優紹介!「キム・マンドク」予告動画と配信情報

2014年01月12日10時00分ドラマ
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テレビ東京の朝の韓ドラ枠で、14日(火)から放送する「キム・マンドク~美しき伝説の商人~」は、10日最終回を放送した「イ・サン」と同じ時代の女性が主人公で、今も韓国の人々から愛されている18世紀後半から19世紀初頭にかけて韓国で活躍した実在の人物!予告動画は、DVD公式サイトで視聴できる。また、本作は、KBSオンデマンドでも配信中。

主人公のキム・マンドクを演じたのは、女優イ・ミヨン。そしてマンドクの人生の師匠であるキム尚宮を担当したのは、韓ドラの母親役に欠かせない名女優のコ・ドゥシム。今回は、この二人を紹介しよう。

マンドクマンドク(金萬徳)役:イ・ミヨン■キム・マンドク(金萬徳)役(1739-1812)
済州島に流刑となっていたキム・ウンリョルと、済州島の海女ウノンの間に生まれるが、本人は自分の出生を知らぬまま、孤児として都で育つ。好奇心旺盛で、世界を股にかける商人になることを夢見ていたが、陰謀に巻き込まれて都を追われ、たどり着いた済州島でも過酷な運命にさらされる。しかし、熱意と才能で済州島随一の大商人に成長し、私財をはたいて飢饉から島民を救うという功績により、時の王から称えられる。
実際のキム・マンドクは1739年、韓国・済州島に生まれた。波乱にみちた人生歩みながらも大商人となった人物だが、巨富を得ても生活は質素。済州島の大飢饉では全財産を投じて米を寄付し多くの人々を救済し、時の王・正祖(イ・サン)もその功績を称え、女性としての最高の官位「内医院 医女班首」を与えた。
現在、済州島では彼女の徳行を記念して“萬徳賞”を制定。耽羅文化祭の時に模範女性を選んで賞を与えている。
★イ・ミヨン(1971年9月23日生)
1987年、高校1年生の時、ミス・ロッテとしてCMモデルとして芸能活動開始。女優デビューはドラマ「愛の喜び」(1988年)し、青春スターとして活躍。1995年に俳優のキム・スンウと結婚、2000年に離婚。同年に映画『魚座』で青龍映画祭・主演女優賞を受賞。2001年には史劇「明成皇后」で激動の時代を生きた女傑を演じてKBS演技大賞・最優秀演技賞を受賞。本作は、8年ぶりの時代劇主演。フィギュアスケートの浅田真央に似ていると評判。

マンドクキム尚宮役:コ・ドゥシム■キム尚宮役
マンドクを育てた済州道(チェジュド)医女出身の女性。15歳という年齢で世祖の祖父である21代王の英祖の虫歯治療のために王宮に入り、陰謀にまきこまれ、命を失いかけた。
身寄りのない孤児たちに商売を教えて自立させる養成所を開き、マンドクもそこで学んだ。
劇中、マンドク達は、師匠のことを“ハルメ=할매”と呼ぶが、これは韓国南方地方で使われるおばあさんを表す“ハルモニ=할머니”の方言。ちなみに、おじいさんの意“ハラボジ=할아버지”は、“ハルベ=할배”。
★コ・ドゥシム(1951年5月22日)
1972年のMBCタレント5期生、ドラマ「葦」で女優デビュー。その4年後、キム・マンドクの生涯を描いたドラマ「ジョンファ」で主演。その後、数えきれないほどのドラマや映画に出演し、数々の賞を受賞。最近では、「キムチ~不朽の名作~」のケヒャン役や「大河ドラマ 九岩(クアム)ホジュン」でホジュンの母役を担当。今や、韓国ドラマの母(オモニ)として欠かせない存在。ドラマに出演する傍ら、1995年にはソウル家庭裁判所 家事調停委員 委嘱、2002年にはwelcome to コリア市民協議会 広報委員をはじめ、済州島出身で、キム・マンドク役を演じたことで、2004年には「キム・マンドク記念事業会 共同代表」などに就任。
今回、コ・ドゥシムが直接イ・ミヨンに「キム・マンドクを演じてほしい」と電話で伝え、イ・ミヨンは、感動して引き受けた。

「キム・マンドク~美しき伝説の商人~」は、テレビ東京にて2014年1月14日(火)より、月~金朝8時25分~9時21分まで放送。毎回のあらすじと見どころを紹介するのでお楽しみに。

kandoratop【詳しいドラマ紹介】【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】

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