「馬医」第33話あらすじと見どころ:クァンヒョン、女心を知る命がけの治療!治療の褒美のご褒美は?

2015年05月15日11時00分ドラマ
(C)2012-13 MBC

代理治療での成果は認められたものの、患部が完治していいなこと、高貴な体に刃物を入れることなどで側室の治療をすることができなかったクァンヒョンだったが、清国はそんなクァンヒョンを清国帝王の元へ連行!果たして帝王はクァンヒョンに何をさせようというのか?「馬医」第33話の詳しいあらすじと見どころを紹介、予告動画はYoutubeにて視聴できる。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



【「馬医」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)や見どころ、時代背景、実在人物とキャスト紹介、豆知識などドラマをもっと楽しむための情報を紹介している。

■第33話「治療の褒美」
クァンヒョンを連行させたのはなんと清国帝王だった。清国帝王は側室の命を救えるかとクァンヒョンに問う。イ・ミョンファンの治療で一旦好転した側室の病状が再び悪化したのだ。クァンヒョンは悪化の原因は腎臓病だと診断。側室に外科手術に耐えられるように煎薬を食べさせて体力を回復させようとするが、側室は、外科手術によりひどい傷が残るくらいならいっそ死にたいと言って治療を拒否する。5日間で治せなければ、命を差し出すと約束するクァンヒョンは、全員を外に追い出し、側室と二人っきりで面談し、病の原因は、側室が長年服用したある“薬剤”が原因と告げる。その薬とは帝王の寵愛を受けるために長年服用していた、媚薬としても使われる“犀角”だった。

体の病以上に心を慮るクァンヒョンの診断に側室は心を動かされ、病により帝王の愛が覚めることへの不安な本心を打ち明ける。クァンヒョンは、側室の病に心を砕く帝王のためにも生きる努力をすべきと側室を説得し、可能な限り傷を小さくしようと、患部の切開ではなく、穿孔で穴を開けて薬剤を入れる方法を実施する。手術は成功し、クァンヒョンは褒美として逃亡者の境遇を抜け出して正々堂々と朝鮮の戻れることになる。

一方、ドゥシクはクァンヒョンを見つけることができないまま朝鮮へ帰国。鳴り物入りで帰国したイ・ミョンファンは、側室の治療の成功を王、顕宗に報告する。ソンハは、部下から薬契(ヤッケ)の取り締まりが、義禁府に移ったと報告を受けてうろたえる。薬契はチニョンによる秘密組織。これまでソンハが目こぼししてきたから安全に暗躍できてきた。チニョンが危険だ。王も、薬価の根崩しをする薬契を密かに探らせていた。

そんな中チニョンは、私財を投じて診療所を設立。医女インジュと医官のシン判官も恵民署(ヘミンソ)を辞めてそこで働くことに。これに怒ったイ・ミョンファンはチニョンを呼びつけ、苦言を呈するが、チニョンは「これは亡くなった父の遺志でもある」と毅然として言い放つ。

かつてウンソに生きる望みを持たせて治療に当たったクァンヒョンが、今回は側室の女心を理解してクァンヒョンらしい見立てをする。清国に渡ってますます人の痛み、患者の苦しみを慮るクァンヒョン。これこそがまさにイ・ビョンフン監督が本作で伝えたい医師としてのあるべき姿だ。男装したチニョンのほどけたリボンが何を迎えに行くのか?何ともロマンチックな演出をお見逃しなく。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
YouTubeポニーキャニオン「馬医」予告動画
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)