このところ連続テレビドラマと言えば、刑事モノや医療モノが多いが、刑事ドラマの本家ともいえるテレビ朝日が今夜11日から放送するのは、死者と会話できる能力を持った刑事が主人公の異色の刑事ドラマ「BORDER」！金城一紀が小栗旬への“あて書き”で生み出された本作、初回は15分拡大版で放送！特設サイトでは2分のロングバージョンの予告動画などが視聴できる。

「BORDER」は小栗旬を主人公にと考えて金城一紀が原案生み出した作品。金城と言えば、半自伝小説「GO」で直木賞を受賞し、書き下ろしで「SP 警視庁警備部警護課第四係」の脚本を手がけた売れっ子作家。ドラマでも金城が脚本を担当した。
これを原案に、新鋭作家の古川春秋がオリジナルストーリーで小説化しており、小手川ゆあが『ヤングエース』で漫画連載している。
頭に弾丸を受けて生死の境を彷徨ったが、死者と会話できる能力を身に着けて生き返った警視庁捜査一課の刑事・石川安吾を主人公にした警察サスペンスミステリー。小栗旬を主人公の石川刑事にあて書きして誕生した作品だけに、「花より男子」の花沢類や、「リッチマン、プアウーマン」のキレ者IT社長とは一味違った、新たな俳優・小栗旬のはまり役になりそうだ。

タイトルの“BORDER（ボーダー）”は境界線という意味で、生と死、正義と法、情と非情などの境界線を揺れ動きながら事件に立ち向かっていくという意味が込められている。超自然的な要素を取り入れた一話完結型の刑事ドラマという側面を持ちながら、観る者の心を揺さぶるヒューマンサスペンスとして展開していく。
青木崇高、波瑠、古田新太、滝藤賢一、野間口徹、浜野謙太といった個性派俳優たちが脇を固める。
主題歌は、2014年秋には遂に米メジャーレコード会社Epic Recordsから全米デビューも決定したMAN WITH A MISSIONの「evils fall」。コチラで、試聴および購入ができる。⇒amazonへ移動「Tales of Purefly」

■第1話あらすじ
警視庁捜査一課の刑事・石川安吾（小栗旬）は、捜査に没頭するあまり、私生活すべてを犠牲にしてきた。そんなある日、石川は、元警察官が銃殺される事件を捜査中に付近に潜んでいた犯人から銃撃を受け、頭部に被弾してしまう。生死の境をさまよいながら、朦朧とする意識の中で、ぐるぐると巡る「人は死んだらどこに行くんだろう」という疑問。そして、初めてわき上がってきた感情。「死にたくない！」という強い思いが奇跡を起こしたのか、石川はいったん生命活動を停止しながらも、蘇生を遂げる。しかし、銃弾は脳内に残り、予断を許さない状況に変わりはなかった。
3か月後、頭に銃弾を残しながら石川は、刑事の仕事に復帰し、一家惨殺事件の捜査に関わることに。現場にやって来た石川は、泣き出しそうな顔で立っている男の子を目撃。ところが少年は石川だけに見える、殺された男の子だった！　戸惑う石川だったが、自らが死者と対話できるようになった事態を受け止める。やがて、死者の声に導かれる石川は、誰も知らない事件の真相を知ることになるのだった。

小栗旬×金城一紀という最高のタッグでおくる刑事ドラマの境界を超えたかつてないエンターテインメント「BORDER」は、本日10日より、テレビ朝日にて毎週木曜日夜9時から放送。初回の今夜は15分拡大版で放送！予告動画は番組公式サイトで、その他の特別動画はYouTube特設サイトで視聴できる。