<半沢直樹>チーム、銀行の次は「ルーズヴェルト・ゲーム」で社会人野球!唐沢寿明主演、香川照之も出演、予告動画で先取り

2014年04月19日21時00分ドラマ

“倍返し”の次は“逆転”?ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」が、いよいよ来週27日よりTBS「日曜劇場」でスタート!原作は、「半沢直樹」「花沢舞が黙ってない」の池井戸潤!唐沢寿明が主演を務め、江口洋介、檀れいをはじめ、山﨑努や「半沢直樹」に出演した香川照之、石丸幹二、手塚とおるが顔を並べる!番組公式サイトには予告動画や撮影の裏側を1分で紹介する動画も公開されている。

“ルーズヴェルト・ゲーム”とは、「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味する言葉。野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトが「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」といったことから、そのスコアの試合をこう呼ぶようになった。原作者の池井戸が、中学生の頃、この話を父から聞いていつか小説に書きたいと温めていて、2012年2月21日に講談社から刊行され、2014年3月14日に講談社文庫版が発売された。

池井戸作品をドラマ化した「半沢直樹」は、瞬間最高視聴率は関東で46.7%、関西では50.4%という驚異的な数字をたたき出した。今クール、杏主演の「花沢舞が黙ってない」も池井戸作品で、低視聴率に喘ぐ連続ドラマの中で唯一17.2%の高視聴率を上げている。「半沢」が“やられたらやり返す!”なら、「ルーズヴェルト・ゲーム」は“7点取られたら、8点取ればいい”と、どこか達観したようなキャッチコピー。「ルーズヴェルト・ゲーム」は、プロデューサーをはじめ、脚本、演出、音楽など “半沢チーム”の面々が担当しているだけに、いったいどんなどんでん返しの逆転劇を見せてくれるのか?きっと期待に応えてくれるだろう。

物語は中堅会社の社会人野球にスポットを当て、野球部のマネージャー、ピッチャー、製造ラインの責任者など、複数の視点から問題が描かれる群像劇となっている。
ドラマでは、主人公で青島製作所・社長の細川充役を唐沢寿明が担当する。細川は、元経営コンサルタント。中途採用で入社し、その手腕を創業者の青島毅に高く買われて社長に大抜擢された。そんな細川が面白くないのが、経理畑を歩いてきた生え抜きの笹井小太郎専務。誰もが次期社長を目していただけに、途中入社の細川に社長の座を持って行かれただけに内心面白くない。演じるのは、1989年放送の大河ドラマ『春日局』で共演し、『白い巨塔』以来10年ぶりの共演となる江口洋介。プライベートでも親交のある二人だけに、敵対関係をどう見せるのかが腕の見せどころ。
他にも、今は会長職についている前社長の青島を山崎努、細川を応援する社長秘書には前クールのフジ「福家警部補のあいさつ」で演技の幅をさらに広げた檀れいが扮する。また、青島製作所の総務部長兼野球部長を石丸幹二、取引会社の大手企業・ジャパニクス社長・諸田を「MOZU」にも出演している香川照之といった「半沢直樹」に出演した実力派俳優が脇を支える。特に野球の素人ながら部長を押し付けられた人の好い三上役を担当する石丸は、主演の唐沢と初めての共演となるだけに、どんな絡みがあるのか楽しみだ。

番組では、放送1週間前の明日20日(日)、唐沢寿明、檀れい、立川談春、江口洋介が登壇する試写会を行う。企業ドラマで今どきのアイドルが出ない本作。メインターゲット層となるのはおそらく今度も成人男性だろうが、この試写会はあえて女性限定。果たして、女性陣からはどんな感想が聴けるのか?番組公式サイトでの報告が楽しみだ。公式サイトにはほかにも、原作の紹介や出演陣からのコメント、野球部練習記録などドラマ視聴に役立つ情報が満載なので、第1話が始まる27日までサイトをチェックされては?

池井戸潤原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」は、毎週日曜日夜9時からの「日曜劇場」で放送。初回は27日、時間拡大で放送される。予告動画は番組公式サイトでどうぞ。

TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」番組公式サイト