26日、イ・ソジン主演「イ・サン」感動の最終回に登場する世子は誰の子?ネットで字幕なし無料配信中-BSTBS

2014年06月26日15時49分ドラマ
Copyright(c) Since 2005,
MBC & iMBC All Rights Reserved.

繰り返し放送されてもまた見たくなる、イ・ビョンフン監督の大ヒット史劇「イ・サン」が、BS-TBSにて本日26日(木)午後5時から最終回を迎える!見逃した方やもう一度視聴したいと言う方には、GyaO!ストアにて全話配信されている。また、YouTube「MBCClassic」では字幕なしだが無料配信している。【「イ・サン」を2倍楽しむ】で全話のあらすじと見どころを紹介しているので、字幕の必要のない方や韓国語の学習をされている方は利用されてはいかがだろう?

さて、気になる最終回は、時は流れて1800年、正祖24年。世子の教育係のチョン・ヤギョンと世子とのほほえましい場面や、懐かしいチビ・サン(パク・チビン)や、名君、英祖王(イ・スンジェ)も回想シーンで登場する。その他にも美しいヒョイ王妃や、貫録たっぷりのサンの母恵慶宮(へビン)も登場。
テスのおじタルホ夫婦のその後や、テスの今、ホン・グギョンを懐かしむシーンも用意されている。
もちろん図画署のみんなのその後なども丁寧に、そして愛情深く描かれているのでお見逃しなく。

ところで、視聴者は、最終回でいきなりの世子が登場するので驚く方もいるだろう。だが、史実に寄り添えば、残念ながらその子はサンとソンヨンの子供ではない。実際のソンヨンは、世子を5歳で亡くし、その後もう一人の子をもうけているが、その子は女児。そして産後の肥立ちが悪く娘と共に亡くなってしまう。
では、ドラマ最終回に登場するのは誰の子か?ソンヨンが亡くなった後、迎えたスビン(綏嬪)との子・純祖だ。この王妃も、気立ての優しい側室の鏡と称された人物で、ヒョイ王妃との関係もよく、何事にも控えめで質素な人物として知られている。こちらの朝鮮王朝系図を見てみよう。純祖は、サン亡き後幼くして第23代王になる。(これについては、コチラで詳しく紹介)

サンは後の世にも名君として名を遺したが、死の間際の次代への引継ぎに失敗した。イ・サンが死の床に就いた1800年6月、世継ぎはわずか10歳ほどの純祖。わが子を心配した正祖は、死の間際にキム・ジョスン(金祖淳)という側近に後見人を頼んだ。ところがこのキムが食わせ物!わが娘を幼い王に嫁がせ、貞純王后の垂簾聴政が1804年に終わるや、臣下である自らの一族が権力の一切を握る「勢道政治」を始めてしまった。その結果、朝鮮は、「安東金氏」による勢道政治が続くことになる。(詳しくはコチラで紹介)

そして、その時代の闇を舞台にしたドラマが、6月現在、日テレで放送中の「チャクペ‐相棒‐」であり、7月23日よりBSジャパンで放送される「Dr.JIN」なのだ。キム・ジェジュン(JYJ)が演じた悲劇の人・ギョンタクは「安東金氏」一族なのだ。こうした時代背景を頭に入れながらドラマを観ると、ドラマは2倍楽しめる。
ナビコンの「2倍楽しむ」コーナーは、ドラマのあらすじや見どころ以外にも、時代背景やロケ地、人物紹介などの豆知識を紹介しているので参考にどうぞ。([ 2倍楽しむ ]コーナー一覧

BS-TBS「イ・サン」番組公式サイト
YouTube「MBCClassicチャンネル」イ・サン 第1話

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】