名脇役の小日向文世が2時間ドラマ主演!水曜ミステリー9「嫌われ監察官 音無一六2」あらすじと予告動画

2014年11月04日21時00分ドラマ

職務怠慢、服務規程違反がないかみなさんを監察調査させていただきます!と粗探しで嫌われる監察官・音無一六(小日向)が事件の真相に迫るシリーズ第2弾!警察署長自殺事件、15年前のストーカー殺人事件につながりが!?小日向文世主演「嫌われ監察 官音無一六2」は5日(水)夜9時より、予告動画は番組公式サイトで公開。

味のある脇役で映画、舞台、ドラマと大活躍の小日向文世。1954年生まれで今年60歳になる(若い!!)。今年7月クールの月9、木村拓哉主演「HERO」では社交ダンス好きでちょっとトボけた顔をして毒を吐く事務官・末次隆之役を熱演。2007年に公開された劇場版「HERO」では、相方(?)中村美鈴検事(大塚寧々)との素晴らし社交ダンスを疲労した。
かと思えば、TBS×WOWOW「MOZU」シリーズでは、警察内部調査を担当する警視庁刑務局特別監察官・津城俊輔役に。最後まで主人公・倉木の敵なのか味方なのかわからない謎多き人物を演じた。
また、北野武監督『アウトレイジ』(2010)、続篇の『アウトレイジ ビヨンド』(2012)では暴力団と癒着し賄賂を取りまくっている悪徳警官を演じ、一見優しそう風貌なのに恐怖を感じさせるオーラを醸し出していた。役者のキャパの広さは、日本随一といっても過言ではない。

その小日向文世が主役をはったのは、2008年のドラマ「あしたの、喜多義男 世界一不運な男の、奇跡の11日間」。小日向、53歳にして本ドラマが初の連ドラ主演だった。単発ドラマでの主演は、前回2013年12月に放送された第1弾「嫌われ監査官 音無一六 警察内部調査の鬼」に続いて第2弾、5日(水)放送「嫌われ監察官 音無一六2 警察内部調査の鬼」が放送される。

■あらすじ
警察署長・植松栄作(佐久間哲)が首吊り自殺をした。通夜に参列した警視庁人事一課 監察官・音無一六(小日向文世)が現れると、周りから音無を非難する声がささやかれた。というのも、音無が植松署長を自殺に追い込むほど、厳しい取り調べをしたからだ…という噂が広まっていたからだ。音無は、植松署長の昇進の裏に、重大な秘密があるという告発文により取り調べを行っていたのだが、警察組織全体を揺るがす大事件に発展するかもしれなかった。
そんな中、15年前に起きた女子高生ストーカー殺人犯の木嶋(阿部亮平)が出所後、何者かに刺殺される。警視庁捜査一課の五月女ちとせ(京野ことみ)らが捜査をするも3ヶ月経ってもまだ犯人逮捕できていなかった。そこへ、捜査員たちの職務怠慢を監察するため、音無一六が現れた。
そして、どうやら植松署長の自殺と、木嶋刺殺事件は何らかの関係があることがわかってきた…。

原案:酒井直行
脚本:いとう斗士八(TBS「ハンチョウ」シリーズ、「はみだし刑事情熱系」ほか)
監督:倉貫健二郎(TBS「ダンブリング」(2010)ほか)

テレビ東京11月5日(水)「水曜ミステリー9 弁護士 嫌われ監察官 音無一六2 警察内部調査の鬼 」は夜9時より放送。出演は小日向文世、京野ことみ、りりィ、窪塚俊介、升毅、石丸謙二郎、小野武彦、田中美佐子ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト