名優・蟹江敬三最後の出演作!30日フジテレビ岸本加世子主演「おばさん弁護士 町田珠子」あらすじと予告動画。

2015年01月29日21時00分ドラマ

昨年3月30日この世を去った名優・蟹江敬三最後の出演作「おばさん弁護士 町田珠子」が30日(金)赤と黒のゲキジョー枠にて放送!新人おばさん弁護士・町田珠子(岸本加世子)のもとに初の弁護依頼が来た!何人もの弁護士が匙を投げた難事件、はたして珠子は事件を解決できるのか?予告動画は番組公式サイトで公開。

2013年放送されたNHK朝ドラ「あまちゃん」で、主人公アキ(能年玲奈)の祖父で海の男・天野忠兵衛、フジテレビ人気シリーズ「鬼平犯科帳」では密偵の小房の粂八、そのほか数多くのテレビドラマ、映画で名脇役として活躍していた蟹江敬三がこの世を去ったのが2014年3月30日。「あまちゃん」で元気な忠兵衛さん役の印象が強かったので、突然の訃報に驚いた方も多かったと思う。

高校卒業後、蟹江敬三は劇団青拝を経て、蜷川幸雄らと現代人劇場へ移籍。その後、蜷川幸雄、石橋蓮司らと櫻社を旗揚げするなど、演劇活動中心に活躍していた。その後、テレビや映画にも活躍の場を広げ、1980年代前半までは悪役が多かった。1980年放送「熱中時代」第2シリーズで演じたおまわりさん役が好評、以降善人役が増えたそうだ。俳優のみならず、テレビ東京「日経スペシャル ガイヤの夜明け」ではナレーションを担当。2014年3月17日に収録した「ガイヤの夜明け」のナレーションが、生前最後の仕事になった。享年69。
日本人の平均寿命が世界一と言われるようになった昨今、69歳という若さでこの世を去ったのは惜しまれる。
30日放送「おばさん弁護士 町田珠子」、いつ撮影されたのかは確認とれなかったのだが、本作品が蟹江敬三最後の出演作(最後の放送作)となった。

■あらすじ
東京拘置所前にある喫茶店「夢の木」で働く町田珠子(岸本加世子)と店長・石橋(蟹江敬三)。この喫茶店に訪れるのは拘置所に面会に訪れた人たち。この喫茶店にはもう一つの顔があった。「町田珠子法律事務所」の看板。珠子は新人ながらもれっきとした弁護士だった。しかし仕事依頼は全く来ず…。そんな珠子の元に初の弁護依頼が来たのだが、何人もの弁護士が匙を投げた難事件だった。

フジテレビ1月30日(金)夜9時より 赤と黒のゲキジョー「おばさん弁護士 町田珠子」を放送。出演は岸本加世子、六角精児、美波、山口翔悟、美保純、そして本作が遺作となった蟹江敬三。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

フジテレビ赤と黒のゲキジョー「おばさん弁護士 町田珠子」番組公式サイト

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