倫太郎(渡瀬恒彦)、エプロン姿でクッキング?「警視庁捜査一課9係」!前回あらすじと第2話予告動画

2015年04月29日14時57分ドラマ

2時間のスペシャルで放送した22日の初回視聴率は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、期待よりはやや低い数字だったが、注目の渡瀬恒彦と里見浩太朗の初顔合わせもあり、見ごたえたっぷりの2時間だった!今夜29日(水)の第2話では、古手川祐子をゲストに料理にからんだ事件を解決する!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、いくつもの事件と警察内部の問題、政治家まで巻き込んだ複雑な展開だった。その中で、内閣危機管理官の座を狙う神田川警視総監役の里見浩太朗と次期総理の呼び声高い与党政調会長・中西役の小林稔侍の腹の探り合いも描かれた。
また、中西(小林稔侍)が倫太郎の元上司で、自分とは考え方の違う倫太郎を新宿中央署から追い払ったということも明かされた。初回ラストでは、そんな倫太郎と中西のツーショット、そして倫太郎と警視総監の神田川(里見浩太朗)との初対面もあった。
どうやら、中西も完全にフェードアウトではなさそうで、今シリーズ最後には、この二人のどちらかが、倫太郎と9係の前に立ちはだかるラスボスになるのかもしれない。
名優たちの緊迫感漂う演技に、早くもシリーズの最終回が気になる見ごたえたっぷりの初回だった。

■前回のあらすじ
前回の事件は、30年前に紛失した1丁の拳銃がきっかけで起きた事件だった。
犯人は中西の秘書をしている福原。福原の実父は交番勤務の警官だったが、30年前に辞職させられ自殺していた。その後福原は養子にもらわれたものの、そこで酷い虐待に遭った。そんな彼は、父を辞職に追いやった人物に復讐することをだけを胸に、苦労して一流大学を卒業し中西の秘書になった。
だが、父の死には福原の知らない事実があった。父は、幼い息子(福原)の心臓の手術費用を作るために、新橋東署に保管されていた拳銃を横流ししてしまった。そしてその拳銃が地上げに使われ世間をにぎわした。警察ではあってはいけない不祥事を隠ぺいする代わりに、福原の実父を依願退職させたのだった。実父は自らの罪の意識に耐えかねて自殺を図ったというのが真相だった。そして、福原の父に退職を勧告したのが、当時警邏課課長だった中西。福原は中西に復讐しようとチャンスを狙っていた。

そんな福原が、30年前拳銃を使って地上げをした不動産業者の息子と知り合うことに。拳銃を見つけた息子が、中西の事務所に相談に来たのだった。相談を秘書の福原が受け、問題の拳銃を手に入れた。そして、復讐のために利用したのが理沙だった。ドラッグ撲滅を掲げる中西は、2年前に理沙を引き取りドラッグから更生させていた。そして彼女の監視係となったのが福原。理沙は中西の政治理念に心酔しており、福原の命令で中西のために対立する横山のスパイとして働いた。ところが、理沙が福原を好きになってしまい、結婚をせがんできた。理沙が邪魔になった福原は、危険ドラッグを飲ませて自殺もしくは事故死に見せかけ、殺害を目論んだ。だが、効き目がありすぎて理沙はウェディングドレスに着替えて出て行ってしまった。仕方なく屋上から転落死をさせるために、こめかみに拳銃を押し当てて突き落としのだった。理沙のこめかみにあった傷跡はその時についたものだった。


■第2話「殺しのレシピ」
レストランで撲殺死体が見つかる。9係は殺人事件を捜査。被害者の料理人・遠藤(真山明大)は、2週間後にオーナーの貴子(古手川祐子)の娘でパティシエの逸子(里久鳴祐果)との結婚を控えていた。倫太郎(渡瀬恒彦)は、発見時に火が付いたままだった鍋が気になる。鍋の中身は、貴子しかレシピを知らないはずの看板メニューのコンソメスープだった。やがて、遠藤が別の女性とも交際中で、女性のために部屋を借りていたことが分かり…。

「警視庁捜査一課9係」は毎週水曜日夜9時から放送。第2話は今夜29日放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

なお、昨シーズン「警視庁捜査一課9係 2014」DVDは好評発売中。⇒警視庁捜査一課9係 2014 DVD-BOX

テレ朝「警視庁捜査一課9係」番組公式サイト

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