「奇皇后」第37話ネタバレあらすじと第38話予告:昨日の味方は今日の敵?新たな女の戦い勃発か?

2016年06月10日09時07分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

タファン(チ・チャンウク)たちの作戦は大成功でヨンチョルを処刑、いよいよタナシルリ(ペク・ジニ)の最期が描かれる!すべてが解決と思いきや…高麗人ヤン(ハ・ジウォン)とアユ皇子を元の国は受け入れるのか?美人女優のイム・ジュウンも登場!果たしてどんな役で登場するのか?「奇皇后」第37話の詳しいあらすじと第38話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、実在する人物の紹介、年表、ファンミーティングの再現レポなどをまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
また、高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第37話「決戦の時」詳細あらすじ
ヨンチョルに対し挙兵したタファンは、死を覚悟して戦う決意で剣を取った。そして内官、護衛兵たちに「死んで私を悲しませるな」と。ヤンも後宮(掖庭宮=えきていきゅう)で側室や女官たちを集め防衛を指揮。宮廷にペガン軍が到着するまで、持ちこたえるための準備を急がせた。
そして、まだ親政を望むかというヨンチョルに、タファンは自らの手で玉印を押すと答えた。
城外ではペガン軍が城壁を超えようとするが、ウォンジン率いる精鋭隊の前に苦戦。その頃ワン・ユ率いる別働隊は、ペガンの軍を入れるため城門を開けようと、目印の赤布を巻いてヨンチョル派の守備隊と激烈な戦いを繰り広げていた。ペガンが退却を命じようとした時、ついに別働隊により城門が開かれた。

その頃、やっと各行省の長官たちが裏切り反乱したとの知らせがヨンチョルに届いた。ヨンチョルは激怒しながらも、これこそ天がくれた皇帝を殺す好機と、皇太后、タファン、ヤン、側室たちの皆殺しを命じた。
タプジャヘが兵を率いて、タファンやヤンたちがいる後宮を攻撃。必死の抗戦をするも塀を超えて兵が攻めてきた。宦官や女官だけでは到底守り切れない。だが、兵に取り囲まれてもタファンはもうたじろがない。剣を向ける兵士たちを皇帝として一喝!そこにペガン軍が到着。タプジャヘがタファンを斬り捨てろと命じても、威厳に満ちたタファンの言葉に兵士たちは次々と剣を捨てた。そしてペガンがタプジャヘを一刀のもとに斬り捨てた。
その頃ヨンチョルは必勝を信じて玉座にいたが、反乱軍が城内に攻め込んできたと報告。逃亡を図るが都を守る8つの門はすべてペガン軍との連合軍が抑えていた。都の守備隊と遭遇したヨンチョルは、ここで初めてワン・ユの裏切りを知った。必死になってワン・ユの翻意を促し、「ヤンを斬り刻んでやる」と言うヨンチョル。もちろんワン・ユは応じない。
タナシルリの元にはヤン自らが出向き、皇太后の前に引きずり出させた。皇太后はタナシルリに廃位を命じ、納得できないというタナシルリの頬を打って冷宮に送った。皇太后は、ヤンの手腕に驚きながらもその大胆さに恐れを感じた。

ヨンチョルを罪人として捕縛連行しようとするタルタルを止めたペガンは、かつての英雄に縄をかけずに連行。そしてヨンチョルに石つぶてを投げつける民の前で、「ヨンチョルの罪は謀反ではなく、私利私欲に走り民の声を聴かなかった失政だ」と。だがヨンチョルは、「民心は移ろいやすいもの。いつかペガンも権力に酔いしれる」と言い捨てた。投獄されたヨンチョルの面会に来たタファンに、「情けない皇帝には誰も従わない」と嘲るが、「私に従わない者には容赦なく鉄槌を下す。その鉄槌が最初に落ちるのは丞相だ」と強気のタファン。立ち去ろうとするヤンを呼び止め、「どうやってタファンをここまで豹変させたのか?」と問うヨンチョルに、ヤンは、「陛下を変えたのは私ではなく丞相です」と答え、「マハ皇子がタナシルリの子でない。タナシルリが世間を欺き、拾ってきた子を皇帝にしようとしたのだ」と教えた。

勝利の美酒に酔うワン・ユたちの元に、ヨンビスがタンギセ敗走を報告。パン・シヌたちは、ヨンビスがヨンチョルの秘密資金の眠る鉱山に逃げたと睨み、先に秘密資金を奪うよう提案するが、ワン・ユは今は静観すべきと制した。鉱山にはマクセンがいるので、ヨンビスの部下のスリを送って内容を探らせることに。

少ない兵を従え鉱山にやってきたタンギセはヨム・ビョンスに事情を説明。軍を立て直し大都を攻めるために秘密資金を探し出すように命じた。秘密資金を狙っていたヨム・ビョンスは、納得できないまま、奴婢たちに危険な廃鉱に入らせ金塊を探し出し出すように命令。

その頃都では、入宮するワン・ユに、タファンが「そなたの功を忘れない」と労をねぎらっていた。大明殿に引き出され、タファンから処刑を命じられたヨンチョルは、「ヤンを遠ざけろ。大元帝国はヤンに滅ぼされる。ヤンを皇后に据えると要職はすべて高麗人の者になり、陛下は今度はヤンに操られる」と言い、さらに皇后やペガンたちにもヤンが危険だと忠告した。タファンはヨンチョルの口を黙らせるために即刻の処刑を命じた。ペガンが最後の情けで剣ではなく、かつての英雄の首を縄で一気に絞めた。目を背ける長官たち。だが、ヤンは目をそらさない。そして、ヤンは心中でヨンチョルの言った通り、自ら天下を統治することを誓った。

■第38話「終わりなき争い」(赤字はドラマのみどころ)
ヨンチョルが処刑された。ヤンの胸には、やっと亡父の無念を晴らせたという思いが込み上げる。ヤンは長官たちや市民に支持され、皇后になるのが待たれていた。タンギセは鉱山で父ヨンチョルの秘密資金を見つけられぬまま、父と弟の死を知ることに。そしてタファンはタナシルリに毒薬での死を命じる。
ヤンの元には、各長官から次々と貢の品が届く。その中に…。
タルタルはヨンチョルの秘密資金の手掛かりを探すために、ヨンチョル邸を家探し。ワン・ユは、モンゴル人とその伝統を重んじるペガンが丞相になることを警戒し、ヤンにも注意するよう警告する。
ヤンを褒めたたえる民の声を聞くときに皇太后の表情がこわばる。今後皇太后の表情の変化は要チェックだ。今回も、ワン・ユとヤンが皇宮内で出会うが、ヤンに助言する時のワン・ユの目の奥の想いをお見逃しなく。
一方、ペガンに協力した長官たちがどう動くのか?そしてヤンはそれにどう対処するのか?こちらも見逃せない。ヨンチョルに親政をすると誓ったタファンは、最初の大仕事である“論功行賞”をどう決めるのか?そして、ヤンに向かってなんと言うのか?
さて、今回すべての事情を知っているパン・シヌがマハ皇子に近づく。パン・シヌの言葉をお聴き逃しなく。
今回一番の見どころはタナシルリだ。タファンにたてつく姿、ワン・ユへの告白、そして処刑…どのシーンもお見逃しなく。タナシルリの最後の時ヤンは…。
そして新たな登場人物としてバヤンフトが現れる。果たしてその人物は?演じたのはイム・ジュウン。「相続者たち」で主人公の異母兄ウォンの恋人ヒョンジュ役を演じた美人女優だ


韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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