“ツンデレ”チュウォンは“ヤンデレ”が好き?「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」記者会見再現レポ前半!予告動画

2015年05月28日22時53分ドラマ

日本のベストセラー・コミックを韓国が映像化した、話題の海外ドラマ「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」が7月1日にDVD&Blu-rayでリリース!これを記念した来日記者会見が5月28日(木)東京・シネマート六本木で開催され、主演のチュウォン、シム・ウンギョン、そして制作会社グループエイトCEO兼エグゼクティブプロデューサーのソン・ビョンジュン氏が出席した!ナビコンでは取材したので、いつものように再現レポでご紹介、DVD公式サイトでは、ドラマ予告動画が公開されている。

(赤文字)はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線
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 【韓流イベントレポ】  【レポ(前半)】  【レポ(後半)】

【オープニング】
スクリーンに予告編としてDVDのダイジェスト映像が流れた後、MC登場。この日のMCはおなじみのYumi。記者会見に先立ち、作品、主人公の2人、製作会社グループエイトの簡単な紹介の後、多くのカメラマンのフラッシュを浴びながら、報道陣の拍手に迎えられチュウォン、シム・ウンギョン、ソン・ビョンジュンの順で登壇。(シム・ウンギョンはかなり緊張している様子)

司会:ひと言ずつご挨拶をお願いします。
チュウォン:お元気ですか?こんにちは。わたくしはチュウォンです。(笑)
ノダメ
シム・ウンギョン(以下ウンギョン):こんにちは。私はシム・ウンギョンです。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」ソル・ネイルの役を演じました。
ソン・ビョンジュン(以下ビョンジュン):「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」の韓国での製作を担当しましたグループエイトのソン・ビョンジュンと申します。本日は記者の方々にたくさんの関心を持っていただき本当にありがとうございます。いい取材を宜しくお願いします。

司会:本作の依頼を受けられた時は率直にどのように感じたか?そして撮影が終わり、完成した作品を見てどう思ったか?

チュウォン:出演依頼を頂いた時は、このドラマは日本でも成功したドラマであり、さらに日本を超えて韓国でも非常に有名は作品だったのでとても嬉しかったと同時にプレッシャーも感じていました。ただ韓国ではまだ知らない人たちのほうが多いようで、この素晴らしい作品を紹介したいという思いがあり、プレッシャーはありましたが頑張って撮影に臨みました。そしてこのドラマが放送された後、私だけでなく、俳優そして視聴者の皆さんもクラシック音楽に一層近づけるきっかけになったのではないかと思いますし、久しぶりにクラシックやオーケストラをテーマとしたドラマが誕生したことを皆様喜んで下さったようなので、僕もやりがいを感じました。
ウンギョン:私は元々この原作コミックとドラマの熱烈はファンでしたので、出演依頼を頂いた時は本当にうれしかく、その嬉しい気持で撮影に臨むことができました。元々原作のファンではありましたが、他にもこのドラマに出演した理由があります。それは私が熱烈なファンであるクラシックをモチーフにしているということです。韓国では音楽をモチーフにしたドラマが作られることはないのでこういった希少価値のある特別な作品に出たいという気持が強かったです。もうひとつは素晴らしい先輩であり、俳優であるチュウォン先輩(実際にはチュウォンオッパと言っていた)と共演したいという気持もあり出演を決めました。そして完成した後は、みなさんにとって新しいジャンルのドラマとして近づけたと思います。新しいトライをした作品に出演できたことで、胸がいっぱいでとても満足しています。
(まだ21歳という若さにも関わらず、きちんとした言葉でしっかり話すウンギョン、少し緊張が解けたのか、途中から笑顔が見え始める)

司会:既に日本で実写化されている作品ですが、韓国で新たに千秋先輩、ユジンを演じる上で工夫したり、気をつけたりしたことは?
チュウォン:まず、日本の千秋先輩と韓国のユジン先輩ですが、基本的に漫画の外見的なところ、見た目の部分をかなり取り入れるようにしました。音楽大学に通っているところ、ピアノを専攻していて、指揮者志望の男子学生という点です。リメイクをするので、多くの方も外見的なところを望んでいらっしゃったと思います。白いシャツに黒いズボンなど、出来るだけキャラクターに近づいた役作りをしようと思いました。また、“ツンデレ”のキャラクターを出していこうと思いました。ツンデレと言えば、表向きは冷たい感じですが、内面は優しく労わってあげるというキャラクターですが、ツンデレはもともと原作の漫画やドラマでもツンデレが表現されていましたので、自分なりにそれを念頭に置きながら、ユジン先輩を作っていこうと思いました。(チュウォンは千秋先輩とユジン先輩をほぼ日本語として固有名詞化して使っていたが、記者の笑いを誘うと同時に、本人が一番ウケていた。)

ノダメ

司会:いい感じのツンデレ感が出ていて、見ている方がキュンキュンされたと思います。同じ質問ですが、ウンギョンさんがネイル(のだめ)を演じる上で工夫したり、気をつけたりしたことは?
ウンギョン:チュウォン先輩が演じたユジンが“ツンデレ”だとしたら、私が演じたソル・ネイルは“ヤンデレ”だと言えるのではないでしょうか?私が日本語の意味がよく分からないので、合っているかどうか分かりませんが、私は原作の「のだめカンタービレ」に漫画のキャラクターにある のだめの愛らしさ、活発さ、明るいエネルギーを表現したいと思いました。それをしっかりと頭にいれつつ、私なりにもう少し踏み込んで解釈した部分があります。それはソル・ネイルがピアノの天才的な才能を持っているという面を強調することでした。ピアノの演奏のシーンは細かく、しっかりと演じて、視聴者の皆さんに見てもらいたいと思っていました。そんなことを考えながら日本の「のだめカンタービレ」とは差別化を図れたらと思っていましたが、ネイル(のだめ)の持つ愛らしさは忘れないように演じようと思いました。(“ヤンデレ”=病んでいる+デレの合成語、ツンデレと同じキャラクター形容詞。ヤンデレといいながら、ウンギョン自ら笑ってしまった、そして通訳の間、「“ヤンデレ”ってなんだ?」(声は聞こえなかったが、チュウォンの口の動きが間違いなくそう聞いていた)とウンギョンに質問したチュウォンに、一生懸命説明するウンギョンの姿が可愛らしかった)

司会:ソン・ビョンジュンさんが「のだめカンタービレ」を韓国ドラマ化された経緯は?
ビョンジュン:「のだめカンタービレは日本を飛び出して、韓国のみならずアジアにおいて空前のヒット作品です。最初はエスピーオー(ドラマ、映画等の製作会社)という会社から韓国でのドラマ化を提案頂いた時には怖くてお断りしました。なぜならば、日本においてこの作品は漫画においても完璧で、かつ、それが完璧にドラマ化されていたので、それよりもいい作品を作るというのは無理だと思ったからです。しかし、エスピーオーが「どんな作品もオリジナルがあるので歌と同じように、それをアレンジしていくのは十分に可能であるので韓国ならではのアレンジをして作ってみたらどうか?」と1年かけて説得してくださいました。それで勇気を出して、日本の作品とは違う韓国バージョンの自分たちだけの「のだめカンタービレ」という作品を作ってみようと思いドラマ化に至りました。
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「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」日本公式サイト
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