SCEJA、山田孝之がバットマンに変身するTVCMとメイキングを公開

ソニー･コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、プレイステーション4専用アクションゲーム「バットマン:アーカム・ナイト」(ディスク版: 8208円、ダウンロード版: 7668円)を7月16日から発売、ドラマ「REPLAY & DESTROY」が各地で順次放送中で、そのブルーレイ/DVDボックスも7月29日から発売される山田孝之が出演するTVCM「山田孝之バットマンに没頭マン 篇」と、そのメイキングを公開した。
同タイトルは、「バットマン:アーカム・シティ」の後のゴッサム・シティが舞台。バットマンの宿敵の1人であるスケアクロウが密かにゴッサム・シティに舞い戻り、共通の敵バットマン打倒のためにスーパーヴィラン(悪役)たちと手を組むことから物語は始まる。
ペンギン、トゥーフェイス、ハーレークィンをはじめとする恐るべきスーパーヴィランたちが、バットマンを永遠に葬るために襲いかかり、シリーズ最後の作品にふさわしい劇的なストーリーが展開する。

TVCMは、居酒屋が舞台。マネージャーが「戻ってきてよー、仕事」とお願いすると、その隣に座っている山田孝之が「すいません」と素直に謝る。
マネージャーが「いつまで休むの？」と聞くと、彼は「今、PS4のゲームにハマっていまして・・・」と意味深な表情で答えるが、マネージャーはすぐに「バットマンでしょ!?」と当ててしまう。
彼が「えっ、何で分かったんですか？」と驚くものの、マネージャーは「そりゃ、分かるよ」と彼が着ているバットスーツを引っ張り上げる。
彼は「うわっ！　これ、この格好で来ちゃった。気づかなかった」とあわて、マネージャーが「ハマりすぎでしょ。どうしちゃったの!?」と心配する。
ところが、彼は「すごいんですよ、飛べるんですよ、ゴッサムシティを自由に。バットマンになってバサッ！」とその魅力を意気揚々と語り始める。彼は、興奮のあまりマントを広げ、隣のお客さんの頭にぶつけてしまい、「すいません」とマネージャーと一緒に謝る始末。
「もー、目立ちすぎだから、やめてよ。そんなコスプレ」とマネージャーがあきれるが、彼はイスの上に仁王立ちし、「コスプレなんかじゃありません。俺が、バットマンだ！」と絶叫する。
最後は、彼が自宅でソファにうつぶせになり、扇風機の風を使ってマントをたなびかせ、雄叫びをあげながらプレイし、バットマンならぬ“没頭マン”になって締めくくる。

撮影は、東京都内で初夏の日差しが照りつける快晴の日に行われた。山田孝之は、「1度は着てみたかった」と語るバットスーツを着こなし、役になりきった真剣な表情で現場入り。
彼は、居酒屋で興奮のあまりマントを広げてしまうシーンでは、隣の席に座るお客さんとの距離やタイミングや角度を真剣にシミュレーションしていく。
監督の「スタート」の声と同時にバットマンならぬ“没頭マン”に変貌を遂げてしまう“没頭”ぶりからも、彼が面白いと太鼓判を押す同タイトルのCM作りに対する強いこだわりが感じられた。
撮影の合間に取れ高をチェックしている際には、彼の額から大量の汗が光る場面もあった。クランクアップで花束を手にした彼の清々しい表情からは、“没頭マン”になりきった達成感と満足感が感じられた。
彼は、ゲームにとどまらずアメコミも好きで、バットマンとジョーカーのフィギュアを持っているという。15歳で東京に上京したころ、中野ブロードウェイに行っては店頭にずらっと並ぶフィギュアの光景に衝撃を受けていたとか。
仕事をしたらフィギュアを買うと決めていたようで、5000円のフィギュアを見ては、「次に給料が入ったら買えるかな？」などと、繰り返し妄想をふくらませていたという。
メイキングでは、こうしたCMの撮影風景や彼が実際にプレイしている様子、インタビューでTVCMに起用された感想、バットスーツを着た印象、ゲームを体験してみての感想などを語っている。

◇YouTube「PlayStation 4 CM『山田孝之、バットマンに没頭マン篇』」
◇YouTube「特別メイキング映像 テレビCM『山田孝之、バットマンに没頭マン 篇』」