他のドラマを見るととても退屈に感じてしまって…「私はチャン・ボリ!」キム・ジフン インタビュー紹介!予告動画

2019年06月12日09時40分ドラマ
© 2014MBC

2015年10月2日(金)DVD-BOX1を発売する「私はチャン・ボリ!」は、運命のイタズラから始まる人生逆転サクセス&ラブストーリー!本作でヒロイン・ボリ(オ・ヨンソ)とひかれあうことになる検事イ・ジェファ役を担当するキム・ジフンのインタビューが到着したのでご紹介! DVD公式サイトには予告動画が公開されている。
(※この記事は2015年DVDリリースの際に紹介したものです)

「私はチャン・ボリ!」は、女のプライドがぶつかり合う、運命のイタズラから始まる、人生逆転サクセス&ラブストーリー。

■キャラクター紹介【イ・ジェファ】
アパレル会社会長の長男で、検事。
偶然出会ったボリが、幼い頃に出会っていたとウンビとは気づかず再会し、惹かれるようになる。

★キム・ジフン(1981年5月9日生、177cm、O型)
デビューは2002年KBSドラマ「Loving you(ラビング・ユー)」。その後日日ドラマやミニシリーズなどで活躍。「千秋太后」(2009)では本格時代劇に出演し、「星をとって」(2010)の後入隊。除隊後初出演したドラマ「となりの美男<イケメン>」(2013)で演じたウェブ作家役で大ブレイク。その後、「結婚の女神」(2013)では、財閥の三男で検事役を担当。「私はチャン・ボリ!」での演技で、2014年MBC演技大賞の最優秀演技賞(連続ドラマ部門)を受賞。

―演じたイ・ジェファはどんなキャラクター?
幼いときにいろいろと悲しいことがありましたが、でも、前向きで陽気な性格ですね。ボリに対しての気持ちもとても純粋です。僕もかなり楽天的でポジティブな方なので性格は似ていると思います。いたずらも好きですし(笑)。ジェファは、時と場合によっていろいろな性格が出てきますが、そういう面も僕と似てますね。

―この作品を選んだ理由は?
ジェファの職業は検事なのですが、前作の「結婚の女神」も検事役でしたし、これまでもお堅い役柄を多く演じてきたこともあって、そうした“堅い”イメージがついてしまうのではないかと最初は思っていました。でも、脚本家のキム・スノク先生とお話ししたり、台本を読んでみたら、職業は同じでも前作とは180度違う役だと分かりました。前作と違う役を演じたいと強く思っていたこともありますが、キム先生から「この物語の中の”笑い”の部分を担うのがジェファだ」と言われ、そうしたコメディの部分にも興味がありましたし、僕自身もコメディが好きなので、挑戦してみたいと思いました。


―コミカルな役は今回が初めてだったと思いますが、いかがでしたか?
撮影はとても楽しかったですよ! でも、簡単ではありませんでしたね。演じながら毎回勉強しているような感じでした。いろいろと試して、モニターで自分の芝居を確認し、「思っていたとおりに面白くできた」、「思ったより上手くできなかった」と一喜一憂を繰り返しながら、少しずつ進歩した感覚です。子どもの頃からコメディ俳優が出てくる映画がとても好きで、そうした作品をたくさん見たので、その影響もあったんだと思います。

チャンポリ―今まで演じてきたシリアスな役と今回のコミカルな役と、どちらが難しい?
シリアスな役は集中力が切れた瞬間にあっという間にキャラクターが壊れてしまいます。逆にコミカルな役は瞬発力や臨機応変さが求められますが、集中力も必要で…。どちらも難しいですね、本当に。ただ、シリアスな役は格好良くて嬉しいのですが、コミカルな役の方は演じている自分自身も楽しめるのでいいですね!

―役作りはどのように?
コミカルな部分を即興的に作り上げていくような、そんなシーンが多かったこともあり、事前に”役作り”というほどのことは特に何もしませんでした。たぶん、僕のいろいろな面が活かせるような脚本を作っていただいたからだと思います。でも、台本を何度も読み、どんな感情の起伏があるのか、1つのシーンにどんな起承転結があって、どのように演じたらいいのかと常に考えていました。自分なりに台本の中にあるジェファの役を研究して演じたことで、たくさんの方から愛される役になったと思います。

―コミカルなシーンで印象に残っているのは?
台本を見たとき、「ん? これはどうやって撮るんだろう。ありえない設定なんじゃないか?」と思ったシーンがいくつかありました。例えば“スイカ事件”のシーンと言えばいいかな。スイカを持って歩いていると荷物の重みと暑さでジェファが倒れてしまい、ボリにスイカを食べさせられ、目が覚めたらジェファの顔にスイカの種がついている、というコントのようなシーンだったのですが、台本を見ながらどうやって面白いシーンにしようかと考えていました。撮影したのが真夏の本当に暑い日で、体力的にもかなり大変だったのですが、その甲斐あって面白いシーンに仕上がったと思います。

―その他に記憶に残っているシーンはありますか?
ジェファにとって印象的なシーンを選ぶとすれば、ずっと探していたウンビがボリであるということが分かったシーンですね。他のみんなはもう知っているのにジェファだけが知らないという状況でした。なぜ自分に教えてくれなかったのか、そんな寂しさや悲しみが爆発します。ジェファにとって意味のあるシーンだと思いますし、きっといいシーンになっていると思います。

―ボリ役のオ・ヨンソさんはどんな方ですか?
オ・ヨンソさんは、一見、クールでしっかりしていて都会的な雰囲気がありますよね。でも、実際はそれとは反対の部分が多かった方ですね。本人も言っていますが、田舎で育ったということもあり、本人の持つ都会的なイメージとは少し離れている面がありました。僕たち二人の呼吸もとても合っていたと思います。多くの方から、ボリとジェファのカップルが見たくてドラマを見ていると言っていただきました。とても嬉しいですね。

―異母弟のジェヒを演じたオ・チャンソクさんはいかがでしたか?
オ・チャンソクさんは、顔の造作が整っているのもあって、初対面の時は親しくなるのが難しいような感じもしましたが、お付き合いしてみると、けっこうおおざっぱで、むしろ地元の友達のような居心地の良さがありました。僕より1つ年下なのですが、僕のことを「ヒョン(兄さん)」と呼んでくれて、よく一緒に過ごしました。見た目は彼の方が大人っぽくて年上のようですが、僕の方が年上なんですよ! ドラマの中でも僕が兄の役なのに、弟のジェヒの方が兄みたいだとよく言われました。でも、僕の方が年上です(笑)。よく一緒にいましたね。毎回対立しなければならないし、にらみ合ったりしなければならないので、ちょっと変な感じでしたが。撮影中はきっちり演じましたが、カットがかかると2人とも気恥ずかしい感じになりましたね。

―本作のみどころは?
“次の回が気になって仕方がない”と思わせる力が本作にはあると思います。さらに、コメディや涙を誘うシーンなど、様々なジャンルの内容がいい具合に混ざっているので、基本的に”飽きる暇がない”ドラマだと思います(笑)。本作を見た後に他のドラマを見ると、とても退屈に感じてしまって、困りました。「私はチャン・ボリ!」の副作用ですね(笑)。多くの視聴者から愛される作品だと思います。

―今後、挑戦してみたい役は?
決まった色の役をやるよりは、毎回違う色の役に挑戦したいと思っています。とてもシリアスな役、とてもコミカルな役、アクションやラブストーリーなど、何でもやってみたいですね。今回はコミカルな役だったので、次はとてもシリアスで格好いいアクションスターのような…、ポン・ジュノ監督の作品や『アジョシ』の主人公のような役をやってみたい…とは思っていますが、キャスティングしてくれるかはわかりませんね(笑)。

「私はチャン・ボリ!」DVD公式サイト

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