ネコ好き必見!NHKBSプレミアムドラマ6日「ネコ死んじゃった ペットロスからの脱出」あらすじと予告動画

2015年12月05日19時00分ドラマ

ハードボイルド作家・礼文登(伊武雅刀)が飼っているネコが突然いなくなった!狼狽える礼文登は仕事が手につかない…担当編集者・如月美和子(中越典子)と一緒にあちこち探し回るのだが…6日(日)夜10時、NHK BSプレミアムドラマ「ネコ死んじゃった ペットロスからの脱出」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

2014年全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会調べ)によると、日本ではイヌが1034万6000頭、ネコが995万9000頭ペットとして飼われていると発表された。日本の総人口は1億2691万人(2015年3月総務省統計局発表)なので、単純計算で約16%の人がペットを飼っていることになる。
一方2014年現在、国税調査によると15歳未満の子どもの人口が1633万人。つまりペットの方が子どもの人口より多いのである。まさにペット大国ニッポン!

ペットロス症候群(通称ペットロス)とは、ペットと死別したり、ペットが行方不明になってしまい、その喪失感から飼い主が立ち直れなくなってしまう心の病である。この言葉が浸透したのはつい最近だが、こんな言葉がなかったころから、人はペットを失うと心を痛めていた。有名なのは、本ドラマにも登場するが内田百閒が書い『ノラや』。溺愛していたネコがいなくなってしまい、悲しみに明け暮れる毎日を綴ったエッセイである。

ペットを飼っていない人にはご理解いただけないかもしれないが、一緒に暮らすイヌやネコは家族同然、ヘタすると家族以上の存在になる。人間より短い寿命のペットたちは、飼い主よりも先に天に召されるケースが多い。残された人間が負う心の傷や痛みは、そう簡単に癒えるものではない。ドラマ「ネコ死んじゃった」では、ネコを失った主人公・礼文登をコミカルに描いているが、実際問題として本当にうつ病になってしまう人もいるのである。ペットロスだなんて大げさな…などと笑って済ませられるような問題ではないのだ。

■あらすじ
ハードボイルド作家・礼文登(伊武雅刀)が飼っていたネコがいなくなってしまった。担当編集者・如月美和子(中越典子)とあちこち探し回るのだが見つからない。ショックで仕事が手に付かなくなってしまった礼文登は、内田百閒(伊武雅刀2役)の飼い猫を探す日々を描いたエッセイから学ぼうとするのだが…。

NHK BSプレミアムドラマ12月6日(日)夜10時より「ネコ死んじゃった ペットロスからの脱出」を放送。出演は伊武雅刀、中越典子ほか。予告動画は番組公式サイトで公開。再放送は12日(土)夜11時45分より。

NHK BSプレミアムドラマ「ネコ死んじゃった ペットロスからの脱出」番組公式サイト