最終回視聴率12.4%!美和(井上真央)群馬を去る!「花燃ゆ」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画

2015年12月14日14時26分ドラマ
(C)NHK

上野から前橋までの鉄道建設も決まり、さらに群馬の就学率が全国1位に!楫取(大沢たかお)と美和(井上真央)の努力が酬われた。楫取は群馬県庁を辞任する意を美和に伝えるのだが…2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」最終回は13日(日)放送された!26日(土)NHK総合にて総集編を放送、NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

主人公が、誰もが知る歴史上の人物ではなく、誰もが知る有名人の妹…ということで番組放送前からいろいろな意味で物議をかもしていた「花燃ゆ」。13日放送でやっと最終回を迎えた。
初回視聴率が16.7%、その後徐々に下降線を辿り、一時は9.8%と一桁台にまで落ち込んでしまった。物語後半に入り徐々に持ち直し、第49話13.4%、そして最終回が12.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字で幕を閉じた。

番組終了後、Twitter等のSNSでは、主演の井上真央に対するねぎらいの言葉や、物語前半に活躍した松下村塾の若者たちを賛辞する声、一方、それとは逆に松下村塾の塾生たちが起こした行動は、ある種の“テロ行為”だったのでは、という意見もあった。幕末、明治維新と志ある若者たちが、新しい日本を築くため尽力し、ある者は命を落とし、まさに激動の時代だった。その中で主人公美和(井上真央)は、己自身の志というよりは、兄・吉田松陰(伊勢谷友介)や夫・久坂玄瑞(東出昌大)、そして後に再婚する楫取素彦(大沢たかお)の志をサポートする役回りに徹していた。そのサポートする側が主人公だったため、視聴者には物足りなさを感じてしまたのではないだろうか。

全50話の平均視聴率が12.0%、2012年放送された「平清盛」に並ぶ、大河ドラマ史上ワーストタイとなってしまった。NHKはあえて「歴史上の人物」ではなく、脇でサポートする側にスポットを当てることが、新鮮と考えたのかもしれないが、1年という長丁場では、視聴者には最後まで惹きつけるだけの魅力に欠けてしまったのだろう。

来年、1月10日よりスタートする「真田丸」。脚本が三谷幸喜、主演が堺雅人で放送される。幕末維新と並んで日本人には人気の高い「戦国時代」の物語。新しい大河ドラマの放送も楽しみである。

■「花燃ゆ」総集編放送スケジュール
【12月26日(土)NHK総合】
総集編(1)前編 午後1時50分から1時50分 (第1回から10回)
総集編(1)後編 午後1時50分から2時35分 (第11回から17回)
総集編(2)午後2時25分から3時20分 (第18回から27回)
総集編(3)午後3時35分から4時10分 (第27回から36回)
総集編(4)前編・後編 午後4時10分から5時40分(第37回から最終回)

【再放送 NHK BSプレミアム】
12月27日 総集編(1)前編、後編 午後6時から7時30分
12月28日 総集編(2)、(3) 午後6時から7時30分
12月29日 総集編(4)前編・後編 午後6時から7時30分

■最終回(第50話)「いざ、鹿鳴館へ」あらすじ
毛利元徳(三浦貴大)・安子(田中麗奈)の計らいで、鹿鳴館にやってきた楫取(大沢たかお)と美和(井上真央)。そこには明治政府の伊藤博文(劇団ひとり)ら懐かしい顔ぶれが揃っていた。楫取はさっそく、貴族や有力な実業家に、前橋、東京間の鉄道計画、そして群馬が生産する生糸の未来を説き、融資を募った。そのおかげで上野から熊谷、そして前橋へと鉄道建設が進められることとなった。
一方、美和は婦人たちに群馬で行っている女工たちの学校の話をする。ここでは身分分け隔てなく、誰もが学べると…。その話に興味を持ったのは、後に津田義塾大学を創立し、女性教育の先駆者となる津田梅子(知花くらら)だった。
群馬に戻った楫取と美和に、嬉しいしらせが入る。群馬が就学率全国1位になったのだ。楫取と美和の苦労が実を結びはじめた。そして楫取は、新たなる旅立ちを決意し、群馬県庁を辞任することにした。
美和はせっかくここまで作り上げてきた「学びの場」から離れることに、後ろ髪を引かれる思いだったが、おせい(三田佳子)から、美和に生きる力をもらったから、今度は私たちだけでやっていける、と心強い言葉をもらう。
そしていよいよ群馬を去り、萩に戻る楫取と美和。楫取は美和にある包みを渡す。それは美和が大切に持っていた久坂(東出昌大)からの手紙を、製本(巻物)にした「涙袖帖」。楫取は美和に「大事にしなさい」とやさしく言った。
その後、楫取と美和は山口県防府市に居をかまえ、夫婦そろって教育発展に尽力した。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」最終回(第50話)は12月日13日(日)に放送された。総集編はNHK総合12月26日(土)放送、総集編再放送は27日、28日、29日NHKBSプレミアムにて放送。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
NHKオンデマンド公式ページ
「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
 各話:216円/3日間、見放題パック:972円/毎月(自動更新)

  【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】



■見逃し配信
NHKオンデマンドでは見逃した回や、大河ドラマや過去の名作ドラマ、ドキュメンタリー番組などを単話ずつ視聴できるサービスと、月額972円で視聴できるお得な月額パックを用意。同サービスはGyaO!ストアからも購入可能。
▼視聴希望の回のみを購入(216円/3日間など)
▼月額パック(972円/毎月・自動更新)
NHKtanwaNHKオンデマンド見逃し見放題パック/GyaO!ストア
契約は自動更新、継続しない場合は月内に解約手続きが必要。また、視聴希望番組がそれぞれのパック対象番組であることの事前確認をお忘れなく。放送の当日または翌日から見られる番組は、月々約600本! 見逃し番組やニュース番組が、配信期間中に何度でも視聴できる。
NHKtokusenNHKオンデマンド特選見放題パック/GyaO!ストア
過去放送・保存されているNHKアーカイブスから厳選の名作ドラマやドキュメンタリーなど、豊富な映像資産から約4000本の番組が配信期間中何度でも視聴できる。