衝撃の結末に関連ツイート26万件突破!松坂桃李主演「サイレーン」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画

2015年12月16日15時30分ドラマ

無事に夕貴(木村文乃)とレナ(入山杏奈)を救出した里見(松坂桃李)だが、まだ腑に落ちない点がありカラ(菜々緒)の過去を洗い直す。するとカラと夕貴にある隠された真実があることが判明!その真実とは…フジテレビ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」最終回は15日(火)放送された。FOBで見逃し配信中。

15日放送された「サイレーン」最終回。ドラマオリジナルの結末と報じられていたが、あまりのキョーレツなラストのためか、同ドラマに関するツイートが約26万件を上まわった。初回視聴率が12.9%、第2話6.3%、第3話8.6%、第4話8.1%、第5話8.5%、第6話7.3%、第7話8.1%、第8話8.9%、最終回11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字で終わった。

最終回を見終わったあと、思わず安堵のため息をついてしまった。最後の最後まで息つく間がないほどの緊張感、日本のドラマでなかなか味わえるものではない。ドラマ「サイレーン」は「週刊モーニング」で連載されていた人気コミックの実写ドラマ化で、ドラマスタート時は原作に忠実なドラマ化として高い評価を得ていた。ところが、結末はドラマオリジナルと報じられ、それ以降視聴者の「黒幕」探しが始まった。

そして最終回、まさかまさかの展開に何度息が止まったことか…。死んでも死なないカラ(菜々緒)の不気味さ、カラの執着心の強さに驚愕した。究極の自己否定と、究極の嫉妬、その先に行き着いたのが被害者8名という史上稀に見る連続殺人犯となったカラだった。この結末、原作者の山崎紗也夏も絶賛とのこと。原作コミックよりはるかに衝撃度の高いドラマの結末に、多くの視聴者がショックを受けたことだろう。

最終回でカラの体に異変が起きた。整形手術のしすぎで皮膚が壊死しはじめた。髪の毛の生え際からおでこにかけ、黒ずんで激痛が走るらしい…苦しみならが鎮痛剤を飲むカラを見て、楳図かずお作『洗礼』を思い出してしまった。1970年代後半に『週刊少女コミック』(小学館)に連載されていた古いマンガだが、なんと小学館文庫から刊行され今でも購入可能。ご興味あるかたはぜひ…。

■最終回あらすじ
燃えさかる別荘から命からがら別荘から逃げ出した夕貴(木村文乃)と里見(松坂桃李)。夕貴は衰弱していたものの、命に別状は亡かった。焼け落ちた別荘からは、カラのものと思われる焼死体が発見される。里見は夕貴とキスするのだが、何か違和感を感じた。同じ頃、夕貴の母・美樹(藤吉久美子)も娘に違和感を感じた。タコアレルギーだったはずの夕貴が、タコ焼きを食べていたからだ。里見は目の前にいる夕貴が別人と確信した。里見は気づかぬフリをしつつ、夕貴にGPSを仕込んだキーホルダー付きの合い鍵を渡す。一方、受け取った夕貴は里見に気づかれぬよう、同じくGPSを仕込んだペンを里見のジャケットに忍ばせた。
もう一度、カラの過去を洗い直す里見。カラの生れ故郷へ行き、カラが通っていた高校に出向く。そこで見付けたのは“十和田幸(木村文乃)”というカラの友人の顔。それはまさに夕貴だった。里見は知里(山口紗弥加)に至急、夕貴が双子かどうかを調べてもらう。すると里見が睨んだ通り“十和田幸”と夕貴は双子で、それぞれ別の家庭に養女に出されていた。
里見は本物の橘カラ(菜々緒)の白骨化した遺体を発見。十和田幸がカラを殺害し、その後整形手術でカラに成り代わり、里見が意識不明の重体に陥っていた1ヶ月間に夕貴(元の顔)になっていた。渡の別荘で保護されたのは、夕貴を装った“十和田幸”だった。
“十和田幸”と里見の最終対決。激しい格闘の末、里見は“十和田幸”を逮捕。夕貴は殺害されておらず、無事保護された。
幼いころ、双子の妹がいると知った“十和田幸”は、ずっと夕貴になりたいと思っていた。自分のように不幸な家庭ではなく、幸多き家庭で健全に育った夕貴に、“十和田幸”はなりたかった。
その後、警察の調べで“十和田幸”は合計8人もの人間を殺害していたことが判明。“十和田幸”は法の裁きを受けることとなる。

フジテレビ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」最終回(第9話)は12月15日(火)放送された。主演はゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演となる松坂桃李、その他、木村文乃、山口紗弥加、北山宏光(Kis-My-Ft2)、要潤、三石研、船越英一郎、大杉漣ほか。FOB(フジテレビオンデマンド)にて見逃し配信中。

フジテレビ松坂桃李主演「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」番組公式サイト
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