見ないあなたは損をする!師匠への長い長い片思い…二宮×たけし「赤めだか」予告動画とナビ番組

2015年12月27日00時07分ドラマ

TBS年末ドラマ特別企画「赤めだか」いよいよ明日28日放送!空前の漫才ブームの最中、立川談志(ビートたけし)と運命の出会いを果たした信行(二宮和也)が立川談春となり、二ツ目に上り詰めるまでの青春落語グラフィティ!志の輔(香川照之)、談々(北村有起哉)、関西(宮川大輔)、ダンボール(新井浩文)ら個性豊かな面々と送る笑いであふれた生活と、師匠へのちょっぴり切ない片思い!?弟子から見た天才・立川談志の素顔に迫る!TBS年末スペシャルドラマ「赤めだか」は12月28日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

本日27日(日)ひる2時からは撮影現場に密着したドキュメント&スペシャル対談も放送!

2015年12月28日、ドラマの底力を見せてくれる作品が世に送り出される。その名も「赤めだか」。落語家、立川談春によるベストセラー「赤めだか」を原作としたドラマだ。
先日24日に行われた試写・舞台挨拶に登壇した二宮和也は「自分が出たドラマというのを度外視して楽しめた」と作品を絶賛。さらに、「見たら絶対得するし、見ないと絶対損をすると思っているので、見ない奴だけが損をすればいい。」と続け、その言葉の意味を「ドラマの底力というか、見た人だけが得をする、その時間につけてやっていて感動するからこそドラマなわけであって、それを醍醐味として味わっていただければ」と、二宮節でドラマの魅力を伝えてくれた。
近年、録画機能の普及や、インターネット等を中心とした動画視聴サイトの台頭により、テレビドラマの視聴率は伸び悩んでいる。同日、同時間に、みんながテレビの前に集まる、という光景は少なくなってきているのかもしれない。
二宮は「たまたまつけてやってたら見てほしい」と大変控えめにコメントしていたが、「赤めだか」は、一人、じっくり見る、というより同じ日、同じ時間、同じ空間に、家族や仲間で集まって見たくなる作品。

ドラマの見どころは見る人によって変わるようで、ビートたけしは「普段落語を見ないような人にも落語の世界、師匠と弟子の関係等がある程度伝わるのでは」とコメント。
確かに、漫才やコントに比べて敷居が高いように感じてしまう落語。今回のドラマがきっかけで落語に対する見方が変わり、落語にはまった!という人が出てくる、かも。

原作が好きだから。落語が好きだから。あの俳優の演技が見たいから。出演しているあの人が好きだから。たまたま暇だったから。ドラマを観る理由が違えど、観始めてしまえばきっと同じ。大いに笑い、泣き、感動する。見ても見なくてもどっちでもいい。けど、見たら絶対得をする。
年末ドラマスペシャル「赤めだか」は12月28日(月)夜9時から放送。予告動画は番組サイトで公開中。

■あらすじ
ツービート、紳助・竜介にB&B…。1980年代半ばに起きた空前の漫才ブームの最中、佐々木信行=のちの立川談春(二宮和也)は運命の出会いを果たす。中学の芸能鑑賞会、そこに現れたのは、落語家・立川談志(ビートたけし)だった。衝撃の出会いから数年、高校生になった信行は談志の弟子になるべく立川流の門を叩く。しかし、談志は、立川流の弟子たちは親の援助なしに生活していくことが出来ないため、“弟子になりたいなら高校を辞めて、親を連れてこい”と厳しく言いつける。信行は、父と母を説得しようと試みるのだが、父親の答えは“高校だけは卒業しろ”というもの。父親と決裂し、家出してしまうのだった。
翌日、再び談志の元を訪れた信行は“二親とも不慮の事故にあい、死んだ”と嘘をつく。その上、生活費は住み込みバイトを稼ぐので、何とか弟子にしてほしいと頼み込む。その勢いを買ったのか、談志は信行に“談春”という名前を与え、立川流への入門を許すのだった。
談志の元には、談々(北村有起哉)、関西(宮川大輔)、ダンボール(新井浩文)といった個性豊かな兄弟子が居た。彼らと共に談志から言いつけられた家事や、無理難題をこなす毎日。これは修業なのか?落語の稽古などつけてもらえず、そんな日々を疑問に思う談春。そんなある日、兄弟子である志の輔(香川照之)から“嫌なら早く二ツ目になれ”と言われる。落語家の身分には、見習い、前座、二ツ目、真打ちがあり、落語家として認められるのは二ツ目から。そこからは落語会を自由に開くことが出来るようになる。立川流で二ツ目に昇進できる条件は年数など関係ない。“古典落語を50席覚え、家元がその中から選んだ根多をその場で演じて納得させること”さえ出来ればいいのだ。実際に志の輔は入門1年半でその条件をクリアし、二ツ目になっている。やっとすべきことが見えた談春は、寝る間も惜しんで根多を覚え始める。
立川流に入門して半年ほど。ようやく親の許しを得ることが出来、最低限の生活費を出してもらえることになった談春。新聞屋のアルバイトはやめ、談志からの受けもいい。まさに順風満帆だったある日、談志が稽古をつけてやる、と言ったのを断ってしまう。その日、談春は風邪をひいていたために“師匠に迷惑をかけてはいけない”という思いからだった。が、そのことが談志の逆鱗に触れた。その後、一切の稽古をつけてもらえなくなってしまったのだ。そのことにあろうことか、すねてしまった談春は、“弟子を続けたかったら築地で一年働いてこい”と言われてしまう。仕方なく、築地でシューマイ売りを手伝うことになった談春。しかし、その“築地修行”を断った弟子がいると志の輔から聞いた談春は、“師匠の言うことは絶対という落語家の世界の道理に反している!”と、その弟子・志らく(濱田岳)に文句を言いに行くのだが…。
二ツ目になりたい!ともがき、日々を必死に生きる談春と弟子仲間たちの笑いあり、涙ありの青春落語グラフィティがここに誕生。

TBS年末ドラマスペシャル「赤めだか」
SPドラマ「赤めだか」明日放送 二宮の挑戦に完全密着



立川談春 著書一覧をamazonでチェック