人気劇作家松尾スズキが江戸の人気劇作家・近松門左衛門に!14日「ちかえもん」第1回あらすじと関連動画

2016年01月13日20時00分ドラマ
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歴史に名を残す劇作家・近松門左衛門(松尾スズキ)のスランプを救ったのは、謎の渡世人・万吉(青木崇高)だった!?古典名作「曾根崎心中」誕生秘話(?)を描いた痛快時代劇「ちかえもん」はNHK総合14日(木)夜8時より放送。その他の出演は優香、早見あかり、岸部一徳、富士純子ほか…第1回予告動画は番組公式サイトで公開。

西のシェイクスピア、東の近松門左衛門…と言われているかどうかはさておき、江戸時代に大活躍した劇作家・近松門左衛門の名は、古典芸能に詳しくな人でも一度は見聞きしたことがあるだろう。人形浄瑠璃(文楽)、歌舞伎の人気演目を多数書き上げた、稀代の脚本家である。貞亨2年に発表した「出世景清」が爆発的ヒットとなり一躍時の人となった近松門左衛門。その後、「曾根崎心中」「国性爺合戦」「心中天網島」「女殺油地獄」などを書き上げ、それらは現在も文楽、歌舞伎で頻繁に上演される人気演目である。

近松門左衛門を現代にたとえるなら、三谷幸喜、宮藤官九郎、遊川和彦と並ぶであろうか。そんな人気劇作家が、実はスランプに陥り苦しんでいた…というのが14日(木)スタートする「ちかえもん」。脚本はNHK朝ドラ「ちりとてちん」を手がけた藤本有紀。音楽を担当するのは「マツケンサンバⅡ」を手がけ、自身もバラエティー番組やEテレで活躍する宮川彬良。

スランプに陥る近松を救う(?)のは、謎の渡世人・万吉。この風変わりな男を演じるのは、藤本有紀が手がけた「ちりとてちん」で主人公・徒然亭若狭(貫地谷しほり)の兄弟子で後に夫となった徒然亭草々を演じ、一躍知名度を全国区に拡げた青木崇高。元モデルとあって、高身長のイケメン。しかしひとクセもふたクセもあるキャラで印象深い役を演じることが多い。松尾スズキ相手にどのような演技を見せてくれるのか楽しみである。

■第1回「近松優柔不断極」あらすじ
元禄16年、空前の大ヒットとなった人形浄瑠璃「曾根崎心中」を書いた近松門左衛門(松尾スズキ)。しかしその半年前、近松は今までにないスランプに陥っており、筆を折る覚悟だったのだが、そんな近松の前に、謎の渡世人・万吉(青木崇高)が現れる。この男の存在が、近松にとって吉と出るか凶と出るか…。

NHK総合1月14日(木)夜8時スタート。木曜時代劇「ちかえもん」(全8回)第1回予告動画は番組公式サイトで公開。出演者の会見動画は「NHK_PR」にて配信。出演は青木崇高、優香、小池徹平、早見あかり、山崎銀之状、徳井優、佐川満男、北村有起哉、高岡早紀、岸部一徳、富司純子、松尾スズキほか。再放送は1月19日(火)午後2時5分より放送。

NHK総合 木曜時代劇「ちかえもん」番組公式サイト
NHK木曜ドラマ「ちかえもん」出演者会見動画(NHK_PR)