銀行の神様、渋沢栄一(三宅裕司)登場!加野銀行開業!NHK朝ドラ「あさが来た」第17週あらすじ・みどころと予告動画

2016年01月23日16時59分ドラマ
(C)NHK

西の五代友厚(ディーン・フジオカ)亡き後、ついに東の渋沢栄一(三宅裕司)が登場!はつ(宮﨑あおい)の息子・藍之助(森下大地)と続々と新たな人物が増える中、去りゆく人も…そんな中、いよいよ加野銀行の設立と新次郎が商売人として本格的に動き出す!週末には成長した千代役で小芝風花の登場やあさ(波瑠)の洋装も見られる、1月25日(月)~30日(土)第17週「最後のご奉公」のあらすじと見どころをご紹介!ドラマ番組公式サイトに予告動画が公開、NHKオンデマンドで見逃し配信中。

前回見逃した方はコチラで詳しいあらすじを紹介⇒各話詳細あらすじ

あさが涙にくれた第16週とは打って変わって、17週は新しい風が吹きまくる。原案となった「小説 土佐堀川」では、ヒロインは女児1人だけで、夫の側室に息子が誕生している。ドラマでもあさと新次郎の子供は千代だけ。ここにきてかつてわが子のようにかわいがっていた、はつの息子・藍之助が登場。幼い藍之助があさの赤いそろばんに興味を持っていたことを思い出した方も多いのでは。今後は藍之助にも注目!(第10週詳細あらすじで紹介)。演じたのはアオイコーポレーション所属の森下大地(1998年4月22日)。新次郎役の玉木とは昨年のドラマ「残念な夫」(フジ)久保田航役で共演している。

また、16週で登場した平十郎(人物詳細は16週詳細あらすじで)に続いて、今度は銀行の神様、渋沢栄一が登場。五代に代わって今後は、渋沢があさの商いの道を照らしてくれることになりそうだ。2014年「STAP細胞はあります」で日本中を騒がせたニュースがあったが、渋沢は、あの理化学研究所の創設者でもある。演じたのは、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の座長の三宅裕司。俳優としてはもちろん、コメディアン、司会者と幅広く活躍する三宅は、明治大学経営学部卒業。

また、いよいよ商売人として新次郎の活躍も描かれるのがこの17週。ドラマでは紡績事業を立ち上げるが、モデルになった広岡信五郎は、明治32(1899年)に尼崎の有志と大阪財界の出資により有限責任尼崎紡績会社(後のユニチカ)を創立。ドラマでは、五代が美和の店で新次郎に紡績の話をしていた。(15週詳細あらすじ)。このドラマはどんな些細なネタも拾っており、まったく気が抜けない。

そしてやっぱり17週も泣かされそうだ。うめと雁助の大人の恋はどうなるのか?

■キャスト( )は原作役名⇒相関図(NHK)
今井あさ役(浅子):波瑠/鈴木梨央・小芝風花
姉・はつ(春):宮﨑あおい
白岡新次郎(広岡新五郎)役:玉木宏
眉山惣兵衛(大眉五兵衛)役:柄本佑
五大友厚(五大友厚)役:ディーン・フジオカ
うめ役:友近
雁助役:山内圭哉

【第17週(2016/1/25-30)】
あさが■第97話(月)
和歌山で暮らすはつ(宮﨑あおい)が、山王寺屋の先代当主の法要のために息子・藍之助(森下大地)と菊(萬田久子)とともに加野屋にやってくる。あさ(波瑠)とはつは十年ぶりの再会を喜ぶ。藍之助は、加野屋に興味深々で、勝手に見て回ろうとするが、厳しいはつに叱られる。新次郎(玉木宏)は、かつてわが子のようにかわいがっていた藍之助が商いに興味を持っていることを察し、店内を案内する。そしてはつは、あさの娘千代(鈴木梨央)を見つけ抱きしめる。千代は、母とは違う優しい感じに戸惑ってしまい…。

あさが■第98話(火)
あさ(波瑠)とはつ(宮﨑あおい)は、家族のことを語り合う。ふたりはこれまでの道のりを思い涙する。子育ての愚痴や相談をしたあさは、気が抜けて楽になり、畳の上に寝転がり…。千代(鈴木梨央)は、従兄の藍之助(森下大地)と遊んでいると、母・あさへの不満を話しだす。農家より商人になりたいと思っている藍之助は千代のことをうらやましく思っていることを打ち明ける。新次郎(玉木宏)は、今度、はつの暮らす和歌山に行くことを約束する。そしてある朝、あさは雁助(山内圭哉)の姿を見て…。

あさが■第99話(水)
あさ(波瑠)の努力で、加野屋の炭鉱事業は、順調に伸びていた。あさは平十郎(辻本茂雄)の協力を得て銀行設立の準備を進めていた。そして、あさは新次郎(玉木宏)と娘の千代(鈴木梨央)と東京の父、忠興(升毅)の今井銀行二周年の祝賀会に行く。千代を見た忠興は…。あさは銀行の神様、渋沢栄一に会いたいと思い手紙を送る。そんな時、大番頭の雁助(山内圭哉)が辞めるといううわさが流れる。心配するあさ、新次郎、榮三郎(桐山照史)は…。

あさが■第100(木)
銀行設立を進める加野屋に打ち合わせのために亀助(三宅弘城)が戻ってくる。ふゆ(清原果耶)との間に娘がいることを楽しそうに話す亀助に雁助(山内圭哉)は…。今一つ商売に真剣さが見られないと思っていた新次郎(玉木宏)だったが、尼崎で新規に紡績事業を進めようとしていた。
そんな中、加野屋では、銀行になると住み込みか、通いで働くかでみんな思い悩む。あさは、うめ(友近)に辞めようとしている雁助と一緒に出て行ってもいいと涙ながらに話すと、うめは…。

あさが来た■第101話(金)
あさ(波瑠)は、ついに銀行の神様、渋沢栄一(三宅裕司)と出会うことになる。渋沢は、あさに銀行経営になにが大切かということを教える。銀行経営でもっとも大事なのはお金でなく顧客からの信用で、そのために必要なのは…という話にあさと新次郎は大きな感銘を受ける。
一方、加野屋を去ろうとしている雁助(山内圭哉)を引き留めようとする榮三郎(桐山照史)、あさはその理由を聞く。すると、うめ(友近)は…。心定まらないうめに対し、あさは相撲を挑む。そして、いよいよ加野屋は銀行設立の時を迎える。

あさが■第102話(土)
明治21(1888)年、あさ(波瑠)の念願だった加野銀行が設立する。あさは、洋服に着替え働こうとすると新次郎(玉木宏)は…。千代(鈴木梨央)がよの(風吹ジュン)とともに金魚を見ていると、雁助(山内圭哉)がやって来る。千代に、ある言葉を残して雁助は加野屋を去っていく。あさは渋沢の教え通り顧客からの信用を得るために身を粉にして働き、数年後、新聞に取り上げられるほど、経営者として有名になっていた。だが母としては相変わらず娘の千代(小芝風花)とけんかをしていて…。

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■スタッフ
原案:古川智映子「小説 土佐堀川」
脚本:大森美香
音楽:林 ゆうき
演出:西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー:福岡利武、熊野律時
制作統括:佐野元彦

■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>

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