小泉今日子と二階堂ふみが取っ組み合いの“親子”喧嘩を披露する映画『ふきげんな過去』予告編、解禁!

2016年03月02日10時00分映画

三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞を受賞し、劇団「五反田団」を主宰する、異才の天才劇作家・前田司郎が、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持してオリジナル脚本で人間ドラマに挑んだ『ふきげんな過去』の予告動画が解禁となった。

前田監督のもと、強烈な魅力を放つ二人の女優、独自の存在感でトップスターの座に君臨し、『毎日かあさん』以来5年ぶりの主演となる小泉今日子と、日本映画界の若きミューズ二階堂ふみをW主演でむかえ、最強のタッグを組む。

今回の予告編の見どころの一つに、異才の劇作家・前田司郎が作り出す世界を、小泉今日子、二階堂ふみがどう演じているのか。
どこか可笑しくも切ない台詞回しと掛け合い、そこから生まれる空気感が、この映像からも感じ取れ、見る者をぐいぐいと惹きつける魅力を放っている。
そして、二つ目の見どころは、小泉と二階堂のふたりによる、取っ組み合いの親子喧嘩!
髪の毛を引っぱり、ひっぱたく…この女優ふたりの体当たりは必見だ!

本作で主演を任された小泉は、「未来子は心の中にエキセントリックなところがある不思議な役でした。数ミリ宙に浮いているような不思議な世界観のなか、宝島をめざす夏休みの冒険のような物語で、私はファンタジー映画かもしれないと思っています」と、作品の魅力を語り、二階堂ふみとの共演については「今回初めてだったのですが、演じているときのプロフェッショナルなところと、21 歳の素のままの女の子が共存していてとても嬉しかったです」とコメント。

このふたりの脇を固める俳優陣にも注目!ミステリアスな表情でささやく高良健吾や、声を荒げて激高する板尾創路の姿など、個性的なキャラたちが、小泉・二階堂親子の物語に絡んでいる。

■あらす
北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂ふみ)は、毎日が死ぬほど退屈でつまらない。けれどそこから抜けだして他に行くこともできず無為な夏を過ごしていた。ある日、果子たち家族の前に、18 年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。戸籍も消滅している前科持ちの未来子。そして自分が本当の母親だというが…。

■作品紹介
キャスト:小泉今日子 二階堂ふみ
高良健吾 山田望叶 兵藤公美 山田裕貴 / 大竹まこと きたろう 斉木しげる / 黒川芽以 梅沢昌代 板尾創路
監督・脚本:前田司郎  音楽:岡田 徹  主題歌:佐藤奈々子「花の夜」
製作:重村博文 太田和宏 プロデューサー:森山 敦 西ヶ谷寿一 アソシエイトプロデューサー:西宮由貴 山下義久 ラインプロデューサー:金森 保 撮影:佐々木靖之 照明:友田直孝 録音:吉田憲義 美術:安宅紀史 田中直純 スタイリスト:伊賀大介 衣裳:渡部祥子 ヘアメイク:竹下フミ 編集:佐藤 崇 助監督:小南敏也 制作担当:刈屋 真 企画協力:田口智博
製作:「ふきげんな過去」製作委員会 企画:キングレコード 制作・配給:東京テアトル(創立70周年記念作品)
制作協力:キリシマ1945 宣伝:ブリッジヘッド ブラウニー
2016年/日本/120分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル ©2016「ふきげんな過去」製作委員会

6月25日(土)、テアトル新宿ほか全国ロードショー

映画『不機嫌な過去』公式サイト