三億円事件、帝銀事件追う渡辺謙「刑事一代」予告編を見る-テレ朝

2009年05月29日13時01分ドラマ
視聴サイトへ

昭和の大事件を追った“捜査の神様”こと実在の鬼刑事・平塚八兵衛を、名優・渡辺謙が熱演するテレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」の予告編が、同局番組HPにて公開された。

ドラマスペシャル「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」で扱う事件は4つ。『帝銀事件』、『下山事件』、『吉展ちゃん事件』、『三億円事件』など、どれも昭和の事件史に残る大事件を、実在の刑事・平塚八兵衛の活躍を通してセンセーショナルに描く意欲作だ。平塚八兵衛とは、警視庁捜査一課にて“捜査の神様”とその手腕を讃えられた、警視庁きっての名刑事である。平塚刑事の捜査に賭ける執念と情熱は尋常ではなく、その硬派で骨太な気質はしばしば“職人”に例えられ、「落としの八兵衛」「ケンカ八兵衛」「鬼の八兵衛」と数々の異名をとった。手掛けた事件は殺人事件だけで124件にものぼる。そんな伝説の名刑事を渡辺謙が演じる。まさに器に不足なし、というべきであろう。なお、渡辺が刑事役に扮するのは「砂の器」(TBS)以来、4年ぶりである。ほか、キャストには相武紗季、小泉孝太郎、高橋克実、萩原聖人、大杉漣 ら豪華な顔ぶれが並ぶ。

本作の制作スタッフはビートたけし主演「点と線」のスタッフ。メガホンも「点と線」に続いて、石橋冠監督が握る。主眼となるのは事件の全容だけではない。犯罪捜査の最前線、そこから見えるさまざまな人間模様、意地のぶつかりあい・・・語られていくのは事件に立ち向かった人間の姿勢、その生き方である。重厚なドラマをおくる「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」は、6月20、21日の午後9時より、二夜連続放送。予告編は下記リンクより、番組HP・トップページにて視聴することができる。ほか、ドラマの見どころ解説、登場人物紹介が行なわれているので一見の価値アリだ。

テレビ朝日 「刑事一代」