高畑充希の少女時代は<梅ちゃん先生>の内田未来!「とと姉ちゃん」第1週詳しいあらすじと見どころ、予告動画

2016年04月09日10時10分ドラマ
(C)NHK

4月4日(月)からスタートした新NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」第1週「常子、父と約束する」(4/4~9)を見逃した方のために詳しいあらすじを紹介!第1週は、竹蔵(西島秀俊)と君子(木村多江)をとと(父)、かか(母)と呼ぶ、元気なヒロイン常子役の内田未来と2人の妹たち、鞠子役と美子役の須田琥珀と川上凛子の3人の子役たちの演技に注目が集まった!予告動画は番組公式サイトで公開している。
【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】では、翌週のあらすじと見どころを紹介。

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

toto高畑充希の子供時代を演じる内田未来は、「梅ちゃん先生」で堀北真希の幼少時代を演じた内田未来。NHK朝ドラ2度目の主役を担当。2005年11月4日生まれでニチエンプロダクション出身の子役。
妹で次女・鞠子役はクラージュキッズ所属の須田琥珀(生年月日 2005年5月)。「ごめんね青春!」(TBS)、「おやじの背中」(TBS)、「警視庁捜査一課9係シーズン9」スピンオフ(テレ朝)などに出演、フジテレビSPドラマ「ちびまる子ちゃん」ではたまちゃん役を好演した。
同じく三女・美子役はスマイルモンキー所属の川上凛子(生年月日 2009年8月19日)。2014年NHKBSプレミアム「今夜は心だけ抱いて」やバラエティ番組「踊る!さんま御殿‼」(NTV)の再現にも出演経験のある子役女優。

toto小橋家の仲睦まじい様子から始まるドラマの序盤。第1週の見どころは、結核を患った父・竹蔵から、自分の名前に込められた竹蔵の思いと、父と家族との悲しい別れのシーン。これが、タイトルにもある「とと姉ちゃん」になる瞬間だ。

また、竹蔵の弟で常子たちの叔父・鉄郎役の向井理は、「ゲゲゲの女房」以来、2度目の朝ドラ出演となる。今回は、生真面目で仕事熱心な兄の竹蔵と違って風来坊の役。常子たちの前に神出鬼没に現れ常子たちのピンチを助ける
そして、もう一人、「あさが来た」でヒロインのあさにケガを負わせた役で登場したラサール石井も2作連続で登場する。今回はどんな役になるのか?

【第1週(2016/4/4-9)】
toto■第1話(月)

昭和23年、戦後すぐに創刊された画期的な生活総合雑誌「あなたの暮し」は、3姉妹の長女、常子の「女性のための雑誌を!」の一言で2人の妹とある編集長の3人で立ち上げた雑誌。
時はさかのぼって…昭和5年。静岡県遠州地方。10歳の主人公・小橋常子(内田未来)は、きれいなものが大好きな好奇心旺盛で行動力のある三姉妹の長女。染工会社で営業部長として働く家族思いの父・竹蔵(西島秀俊)を「とと」、おっとりしている母・君子(木村多江)を「かか」と呼び、家族仲良く暮らしている。そんなある日、常子は、9歳鞠子(須田琥珀)と4歳美子(川上凛子)の2人の妹を引き連れきれいなもの探しで騒ぎを起こす。竹蔵は変わり者として知られており、常子の起こした騒ぎにも意外な行動にも、叱りながらもその行動力を褒めてやる。そんな小橋家には、「朝食は家族皆でとること」「月に一度家族全員でおでかけする」「自分の服は自分でたたむこと」という家訓があった。しかし突然、竹蔵にお得意先の接待が入り、初めて家訓が破られることになってしまった。

toto■第2話(火)
とと(=父)・竹蔵(西島秀俊)が初めて破った「月に一度皆でお出かけする」という家訓。すねた三女・美子(川上凛子)は、竹蔵のお得意先の大迫(ラサール石井)が持ってきた有名画家の絵に墨で落書き。いたずらの現場を目撃した次女・鞠子(須田琥珀)が墨を拭きとろうとしたところ、汚れは広がってしまい、続いて帰宅した常子(内田未来)もなんとかしようと試みるも絵はますます汚れるばかり。そんな中、姉妹の前に現れたのは、風来坊の叔父・鉄郎(向井理)。鉄郎の出現により、汚した絵が竹蔵にもバレてしまった。絵が有名画家の描いた「本物だ」と動揺する鉄郎。竹蔵は常子が今まで見たことのない厳しい表情。だが、姉妹が素直に謝ったこと、いたずらをした理由が、横柄な態度の大迫が竹蔵をいじめていると勘違いしたことからだと知った竹蔵は、「安心してください…ととが責任を取りますから」といった。

toto■第3話(水)
三姉妹が落書きをしてしまった絵の責任は「自分にある」という竹蔵(西島)。常子(内田)は私たちも謝りたいと大迫(ラサール)のところへ向かう。事情を説明し謝る常子たち三姉妹と竹蔵。土下座して全財産をなげうっても弁償するという竹蔵に、笑いながら絵が贋作だと告白した大迫。だが、汚した絵を買い取りたいと竹蔵は申し出た。なぜくれるというのに10円で買ったかと聞く常子に、「世間的には価値がなくても、ととにとっては三人が力を合わせた傑作。美子のいたずらを鞠子と常子の優しさが生み出した名画だから」と竹蔵。謝る常子たちに、竹蔵は紅葉狩りの仕切り直しを約束。これを聞いた鉄郎(向井)はあきれ、竹蔵に子供たちに甘すぎるといった時の竹蔵の言葉を教えてやった。竹蔵たちは幼い頃に両親を亡くし、何軒かの親戚の家で育った。どの家も父親が威張っていて家族は楽しそうじゃなかった。だから、竹蔵は相手が自分の子供でも対等に接したいといっていたと。
約束通り翌日は家族でお出がけ。多忙を極める竹蔵は子供たちが寝入った後、明日の朝食をみんなで食べるために、工場に戻って残務処理に出かけようとした。心配する君子に、「当たり前にある日常はかけがえのないもの」と答え、夫婦で子供たちの寝顔をみて工場に向かった。ところが、その後無理が重なった竹蔵は、突然結核に倒れてしまった…。

toto■第4話(木)
家で療養することになったとと(=父)・竹蔵(西島秀俊)。優しい竹蔵は、少しでもそばにいたい気持ちを抱えつつ、家族にうつってしまわないよう離れて生活していた。常子(内田未来)はそんなととの気持ちを察して、気丈に振る舞っていた。そんな中、正月を迎え、美子(川上凛子)が竹蔵と遊びたがり、常子は部屋の中で遊べる百人一首をしようと持ち出す。強すぎるかか(=母)・君子(木村多江)を尻目に、常子が一枚だけとれた。その札は「世の中の様子が、こんな風にいつまでも変わらず(常に)あってほしいものだ…ごく普通の情景が切なくいとしい」(鎌倉右大臣、93番)という内容で、常子の名前はこの短歌にちなんでつけたものだった。母・君子の名前もそうだった(光孝天皇、15番)。美子は生まれた日の朝焼けが美しかったから、鞠子(須田琥珀)は生まれた時にプクプクと太っていたから。自分だけ単純な名前だと不平をいう鞠子に、竹蔵がもう一つの候補が“餅子”だったと教え、鞠子は今の名前で結構と答え家族は大笑い。家族で竹蔵の病気の快方を願い楽しい正月を過ごした。
だが、皆の願いとは裏腹に竹蔵は日に日に悪くなり、完全に隔離して療養していた。容体が悪くなっても寂しがる子供たちのために明るく振舞っていた。

toto■第5話(金)
季節は温かくなったが竹蔵(西島秀俊)の病状は一向に良くならない。常子(内田未来)たちは、誰もそのことを口にせず明るく振る舞っていた。そんなとき再び叔父・鉄郎(向井理)が小橋家に現れ、竹蔵が毎年家族で行く花見を楽しみにしていたと聞く。だが、桜はすでに散ってしまっていた。美子(川上凛子)の「花坂爺さんに頼めば」という言葉から、手作りで桜の花を咲かせることを思いついた常子が、妹たちと竹蔵が働いていた染工会社のみんなや鉄郎にも手伝ってもらい、1本の桜の樹を誕生させた。竹蔵は大感激し、家族で写真もとって楽しい1日を過ごした。
花見を終えた夜、興奮して眠れない常子に襖の向こうから竹蔵が声をかけた。「今まで見たどんな桜より美しかった」と感謝し、「周りが見えなくなるが、その発想力と集中力は凄い。これからもそれを大切にすること」と。そして、「ととの代わりになって、かかと妹たちを守ってほしい」というお願いをした。そんな竹蔵の寂しいお願いを襖の向こうで聞く常子。せき込み「みんなを残して逝かなくてはならないのが無念でならない」と、いう父に常子は「とと姉ちゃん」になることを約束した。その3日後、竹蔵は息を引き取った。

toto■第6話(土)
竹蔵がこの世を去り、かか=母・君子(木村多江)や妹たちが悲しみに暮れる中、「とと=父代わりとなって家族を支える」と亡父・竹蔵と約束した常子は、涙を見せなかった。そんな君子を竹蔵の会社社長・杉野(田山涼成)が褒めた。竹蔵の私物を工場に取りに行くことも名乗り出て、悲しむそぶりを見せない常子を、鞠子は「冷たい!」となじった。一人竹蔵の書斎でみかんをみた常子は、涙をこらえることができなくなり、外に駆けだした。追いかけてきた母・君子に、竹蔵との約束を打ち明け、「強くならなきゃいけないと思った。でも悲しい…」と。そして君子の胸に抱かれて声を出して泣いた。
翌朝、常子は君子と妹たちを前に「皆さんの“とと”になる」と宣言、「家族を守る」と書いた習字を見せた。美子は“とと姉ちゃん”と呼ぶと喜んだが、1歳違いの妹・鞠子(須田琥珀)は、「具体的に何をするのか?」とあきれ気味。答えに詰まる常子。すると君子は、これまで竹蔵が撮影していた写真を見せた。その写真が、写真館で撮る改まった写真と違って、三姉妹や君子の日常の何気ないものを不思議がる常子に、「ととは日常の何気ない一瞬一瞬を大事にしていた。ととになるということはそういうことでは?」と教えた。こうして、なんとなく“とと姉ちゃん”が誕生した。
そして4年後…。

■キャスト(実在人物名)NHK番組公式サイト<相関図>
【家族と戦前知り合う人物】
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹常/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
常子の祖母、材木問屋女将、青柳滝子役:大地真央
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
 2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜〜土曜 午前8:00〜8:15/午後0:45〜1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜〜土曜 午前7:30〜7:45/午後11:00〜11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
NHKオンデマンド