ジダムを探せ!消えた貸本の行方は?「秘密の扉」第3話<再捜査>あらすじと見どころ!予告動画

2018年09月15日08時45分ドラマ
(C)SBS

睿眞画師(イェジンファサ)シン・フンボクの死が自殺と報告され、逆賊扱いまでされたことに憤慨する世子ソンは、事件を再捜査することに!だが、この捜査が後の悲劇の「米びつ事件」につながることを、この時はまだ誰も知らない…「秘密の扉」第3話のあらすじと見どころを紹介!DVD-BOXも好評発売中で商品サイトに予告動画が公開されている。
※睿眞画師とは世子の肖像画を描く画員。詳細は第2話の豆知識で紹介。

※朝鮮時代劇が始めての方や、もっと詳しく知りたい方は【「秘密の扉」を2倍楽しむ】の「(2)時代背景」 の①~③を呼んでおくことをお勧めします。

■キャスト
英祖役:ハン・ソッキュ【声・てらそままさき】
イ・ソン(世子)役:イ・ジェフン【声・川田紳司】
ソ・ジダム役:キム・ユジョン【声・小松未可子】
恵慶宮ホン氏役:パク・ウンビン【声・合田絵利】
ナ・チョルチュ役:キム・ミンジョン【声・山本兼平】
チェ・ジェゴン役:チェ・ウォニョン【声・中村章吾】

■第3話「再捜査」
老論派に弱みを握られた捕盗大将、ホン・ゲヒは、フンボクの死因が自殺だという捜査結果を報告。王室を侮辱する言葉を吐いていたという証言者まで現れ、フンボクは逆賊として処分されることに。これに疑問を持ち、再捜査を希望した世子。英祖が再捜査を許可したことを知ったキム・テクは、連判状を守れなくなると憤慨。英祖のもとに駆けつけ、1724年に起きた環翠亭での出来事を蒸し返す。

一方、ジダムも捜査結果に納得できず、水標橋に当時遺体と共に見た“書家貸本”の札を探しに行く。貸本札は見つかったが、一緒に持っていたはずの本が見当たらないことを不審に思う。
世子は水標橋近辺でフンボク目撃者と消えた貸本札と本の捜索を命じる。一方で、チャン内官には、書家貸本配達員が目撃した可能性が高いと秘密の伝言場所に行かせる。

その頃、世子の教育係で少論派のパク・ムンスは、手にした「文会所殺人事件 第一巻」の本を秘密の場所に隠し、世子のいる水標橋へ。師ムンスから、事件の黒幕がかなりの大物のはずと訊いた世子は…。
パク・ムンスが動いたことで、キム・テクはムンスもまた連判状の存在を知っていると睨み、ミン・ペクサンにある命令を下す。英祖もパク・ムンスの家を訪れ、これ以上世子をたきつけるなと警告。

ホン・ゲヒは世子より先にジダムを捜すため、貸本業者の取り締まりを実施する。ジダムが危険だと知った剣契(コムゲ)東方の頭目チョルチュもソ・ギュンの家に駆けつける。だが、ひと足早くホン・ゲヒの部下ジョンインによって秘密の地下室が発見されてしまうが、何とかピンチを切り抜けることができる。

ジダムは、目撃証言をせずに身を隠す自分が卑怯だと思い…。

■見どころ
フンボクの無実を訴える世子ソンが、一介の画員フンボクを“友”と呼んだことにキレる英祖。この場面をよく覚えておこう。

再捜査に憤慨したキム・テクが、英祖のもとに駆けつけ王をなんと呼ぶのか、お聴き逃しなく。短いシーンだが、ハン・ソッキュ(英祖)とキム・チャンワン(キム・テク)の緊迫のセリフの応酬に痺れる。

さて、ムンスはなぜ「文会所殺人事件 第一巻」の本を隠したのか?そして、英祖は10年前にムンスに何を命じたのか?2人で行われた密談に答えがあるのでお聴き逃しなく。

地下室を捜索されたソ・ギュンのピンチを救ってくれたのは誰か?そして、世子の行動が逐一キム・テクに流れるのはなぜ?

■豆知識:環翠亭って?
20代王・景宗が崩御した場所。1724年8月、在位4年にか月、36歳という若さで死去。景宗は2人の妃を迎えたが、生母によって生殖能力を失っていた王に子供はいなかった。
何故生殖能力を失ったかについて、服毒刑を言い渡された生母が、「賜薬(毒薬)」を持ってきた使者に、最後の情けで息子で当時13歳だった景宗に会わせてもらい、離れたくないと抵抗。引き離そうとしたときに、景宗の大事なところを握りしめて引っ張り合いをしたために、生殖能力を失ったと言われている。この生母こそが、三大悪女のひとり、張禧嬪(チャン・ヒビン)だ。⇒【三大悪女】

kandoratop【作品詳細】【「秘密の扉」を2倍楽しむ】

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※この記事は2016.04.21~05.25 月~金 14:59-15:59にBSフジで放送したときに紹介したものをリライトしています。